買取価格ランク【マツダ】

【ビアンテ】リセールバリューをランク付け!

投稿日:2018年3月3日 更新日:

既に生産終了が決定している車。

 

出典:goonet

本日はビアンテです。

 

2000ccミニバンのライバル車達(ノア、ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン)が強過ぎるため、いまいち影の薄い存在になっていた気がします。

同メーカー内に強いネームバリューを持つ「MPV」もいたしなぁ(こちらも生産終了予定みたいだけど)

この車が花咲くにはちょっと条件が厳しかったですね。

逆に昔のマツダ地獄を一身に背負っていた可能性もあるので、悪い意味でリセール数値は気になるところ。

 

早速調査開始して曝け出してやるぜ!

 

平成20年から販売開始となります(昨年10月で作るの止めてるっぽい?)

 

 

別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。

ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。

 

※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ

 

・リセールバリューランク

 

ランク・・・A  56%

 

 

・海外輸出情報

なんでもプチ輸出に該当(国内部品取りかな?)

 

 

・総評

全然曝け出せないし!!

でもこれは予想外に良い結果かもしれません。

 

まずはグレード別です。

20C スカイアクティブ  ランクB

20S スカイアクティブ  不明

グランツ スカイアクティブ  ランクS

20C  不明

グランツ  不明

 

上下差は12%。

市場流通量は過去3ヵ月で300台を超えているため、決して少ないわけではありません。

ただ流通量の偏りが非常に強く、2WDのスカイアクティブ系は20Sがほぼ死亡(20Cとグランツの2極化になってる)

そして4WDは前年式通してかなり流通量が少ないので数値の割り出しがおこえませんでした。

ちなみに20Sのスカイアクティブは20Cよりも数値が下回る可能性が高いです。

 

では続いてこの車の特徴です。

・距離の価値減少が大きい

・カラーの差はほとんど感じられず(シルバーや紺も結構強い)

・修復歴によるマイナスは10~20万となぜか少なめ

・25年のMCより前に販売されていた前期型は価格のバラつきが非常に激しい

 

気になるのはこんなもんですね。

まず相場見て思ったのが、年間1万キロ以上乗る方はこの車不向きだなということ。

例えば実際にあったデータとして、年間8000キロペースくらいで4年所有、その際の相場が115万くらいなのに、15000キロペースで乗ると80万を下回ります。

前期型でも綺麗であれば低走行は100万超えが望めますが、その横で平均より多めに走った車が30万台40万台の価格でゴロゴロしてるんですよね(10万キロ超過とかまでいかなくてもです)

 

距離が第一、その次に年式と続くような相場になっていますので、高速使って色々動き回るような方は輸出のボーダーがもっと高い車を選んだ方がまず得と言えるでしょう。

 

そして一番気になったのがこの車でもっともリセールが良いと思われる「グランツ-スカイアクティブ」

数値だけで言えば他有名ライバル車種の平均値とほとんど同じ数値になっています。

流通量もまぁまぁ確認出来ますし、2WDの中では最上位ですけどけど人気があるグレードなのかもしれません。

 

 

そしてそして・・・

 

これは管理人が聞いた話なので実際動く方はご自身で確かめて頂きたいのですが、この車の値引きって一昔前は50万以上が当たり前だったはずなんですよ

 

言ってしまえば不人気車の括りに入ってしまう車で、アテンザやCX-5など・・・

マツダ車の中でも人気車と呼ばれる部類の車が値引きを絞られている傍らで、「ビアンテなら○○万も値引き出来るって言われたんだけどな」と当時人気車の商談をしていたお客さん複数人から聞いています。

たまたまMCなどの時期的な問題も絡んでたりする可能性があるので今も同様かは分かりません。

 

ただ今って生産終了間際だよねぇ・・・

 

値引きしてでも在庫処分したくてたまらないはずだよねぇ・・・

 

なのでもし値引き状況が今も続いている、もしくは今まで以上の値引き大爆発だったとすると・・・

どう考えても有名ライバル車種より値引きが大きくなるので、値引き差でグランツ限定ではありますが、2000ccミニバンのリセールトップに躍り出る可能性もあるんじゃない?って相場見ながら思ってしまいました。

安定の人気があるわけじゃないので「生産終了したらお通夜モード全開になるんじゃないの?」って心配もあるにはあるけど、元から人気無くてこの数値ならそんな変わらないんじゃないかな?

 

ちょっと不確定要素も強いので超お勧め!とは言えませんが、最初の車検までには毎回車手放すぜ~しかも距離はそんなに乗らないぜ~なんて方は、いきなり有名ライバル車だけで絞る前に一度最後のビアンテ「グランツ」も検討してみると幸せになれるかもしれませんよ。

2000ccミニバンで検討されている方は参考にしてみて下さいませ!

 

最新グレード別リセール数値(2021年9月6日調査)

最新の3年経過、3万km各グレード別リセール値がコチラ。 

グランツ-スカイアクティブ 56.1%

 

※データの取れたグレードのみ載せています。

 

 

中古車に興味を持ったらこちらから。

気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)

表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。

しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。

 

goo-net(グーネット) 中古車情報検索サイト

※一括査定ではありません

 

 

マツダ【ビアンテ】の売り先アドバイス

車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。

国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。

「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。

 

車買取専門店  ◎

現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。

相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。

しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。

単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。

お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。

 

一括査定依頼のコツ

・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)

平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)

 

数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)

 

【カーセンサー】

高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。

極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。

 

カーセンサー.net簡単ネット査定

 

【ズバット車買取比較.com】

こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。

オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。

小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。

 

《ズバット車買取比較》最大8社無料一括査定

 

 

【かんたん車査定ガイド】

最大10社の査定が取れる一括査定です。

ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。

査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。

 

かんたん車査定ガイド

 

※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。

買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。

 

車の系統を合わせた専門店 △

ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。

専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。

難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。

国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。

 

中古車販売店 

中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。

国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。

車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。

販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。

難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。

 

goonetの中古車店検索はコチラ

 

オークション代行出品 △

業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)

流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。

あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。

逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。

知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。

一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。

 

手数料の安い代行業者がコチラ

中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)

Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)

 

買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。

 

廃車業者 △

廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。

過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。

廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう

 

【廃車本舗】

全国規模の廃車専門業者です。

自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。

レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。

 

廃車買取査定の詳細はコチラ

 

 

車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?

厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。

ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)

実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。

有料査定サービスのお申し込みはコチラから

 

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執筆者:


  1. 手がカサカサ より:

    記事と関係ない質問なんですが
    認定中古車買おうかと思っているんですが
    値引き交渉は嫌がられますかね?
    わかる範囲で意見頂けると嬉しいです。

    • にー より:

      中古でも値引きは出来ますよ。
      まぁ嫌がられるかどうかで言ったらやっぱり内心は嫌がってますので、そこら辺は気にしたら負けだと思って下さい(笑)
      ただ中古の値引きは難しいですね。
      値引きして貰うことは簡単ですが、どこまで値引き出来るかを判断するのが大変です。
      「その車をいくらで仕入れてるのか」「どのくらいの期間在庫で置いてるのか」「店側はとっとと捌きたい車なのか」が全部絡んできますので、長期在庫中でオークションで捌くよりも多少高く売れるなら販売しちゃいたいと思ってる状況なら豪快値引きも成立したりしますし、問い合わせの多い車だと無理して値引きするくらいなら別の人に売るという判断もしてきます。
      そこに単価は関係は関係ありませんし表に出ている情報も限られているので、上手く営業マンの顔色見ながら交渉するしかないんですよね。
      新車値引きとは勝手が違うので、知り合いに車屋さんがいるならその車そのもののベース価値を聞いてしまうのが一番手っ取り早いです(利幅が一発で分かるため)
      頑張って下さいねん!

  2. 手がカサカサ より:

    返信ありがとうございます。
    相手の状況による感じなんですね。
    難しそうなんでほどほどに頑張ってみます。

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管理人 にー 

本業は買取業メインの車屋さん。

ブロガー&カーコンサルタントとして、いかに損をせずに車と向き合っていけるかを色々な視点から解説しています。

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