【ミライース】リセールバリューをランク付け!
2018/02/08
通常ガソリンタイプで燃費を大きく引き上げた地味に凄い車。
本日はミライースです。
少し後にアルトエコが出てきてライバル関係になりましたが、ハイブリッドじゃないのに超高燃費の先駆けとなった車だと思います。
新車価格の安さもあって結構売れた=いっぱい査定したし買い取ったなぁ。
ネックは軽自動車の中でも小型タイプ。
人気のハイトワゴン系とは車内の広さに差が出てしまうので、まさに通勤や近所の買い物などの足車代表といった感じです。
それもあってか乗られている年齢層も幅広かったですね。
平成23年からの販売開始となります。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
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・リセールバリューランク
ランク・・・S 64%
・海外輸出情報
基本プチ輸出に該当
3年規制有り・・・規制内高輸出に該当(2WDのみ)
・総評
フルモデルチェンジが今年の5月9日と差し迫っているのでどうかなーと思ってましたが・・・
全然影響出てない気がする(笑)
さすが安価な軽自動車!!
面白い特徴が出ていますので、新型含めこの車に興味のある方は良く見ておくといいですよ。
ではグレード別です。
【2WD】
D ランクSS
L ランクSS
L-SA ランクS
X ランクS
X-SA ランクS
G-SA ランクS
【4WD】
Lf 不明
Lf-SA ランクA
Xf ランクB
Xf-SA ランクB
Gf-SA 不明
このようになりました。
一番良いのは「D」
逆に悪いのは「Xf」
上下差は24%です。
この車は分かりやすいですね。
グレード別見れば大体分かると思いますが、2WDと4WDは完全に2WDの勝利。
このブログ見ている人なら軽自動車の4WDって結構強い印象を持っていると思います。
が、しかし!!
この車は違いますね~これは輸出の影響が強いんだと思います。
輸出項目を見てもお分かりの通り、この車の輸出は制限付きですがかなり強烈です。
3年という規制内であれば、高輸出枠でそれこそ軽い事故現状車だろうがどこかの国に運ばれています。
管理人が知る限り、軽自動車の中では一番輸出が優秀じゃないかなこの車。
ちなみに一番安いグレードは新車車体価格で76万くらい。
どれくらい凄いか分かりますよね?
結局3万キロも10万キロも綺麗も修復歴有りも変わらない。
グレードが上位だろうがスマートアシストが付いてようがこれまた関係無い。
だからグレードが上位になればなるほどリセールが落ちるという仕組みになります。
ちなみに規制を通過したら距離や状態によるけど最大50万ほど降下。
2、3万キロくらいの極乗車でも低グレードは国内<<輸出となっているので多少は落ちます。
上位グレードは国内>>輸出ってなるけどね!
というわけでこれから新型含め検討されている方。
正直新型がこの輸出に該当するかどうかは分かりません。
私は神様じゃないので。
ただミライースは以前から輸出に強く、外れた記憶もありませんので可能性は高いと思います。
なのでこんなポイントを抑えると非常にお得な買い物になると思いますよ。
・2WDと4WDは悩むくらいなら2WDを選ぶべし。どうしても4WDじゃなきゃって方は他の車種を選んだ方が良い。
・極力低グレードを選ぶべし。オプションを付ければ付けるほど損をすると思うべし。
・必ず3年規制内に売ることを心掛けるべし。距離が少なかろうが低グレードなら規制内の売却を心掛けるべし。
・輸出に色は関係無し。好きな色を選ぶべし。
・あとは乗ったもん勝ち!とにかく乗るべし!走るべしっ!!!
な、分かりやすいじゃろ?(笑)
燃費も良いし、距離数も気にしなくて良いし、簡素な装備でも問題無い。
ちょっとぶつけた、内装が汚れたってお構いなし。
おまけに輸出該当が仮に外れても400万500万の特需系狙うよりは全然ローリスク。
まさに通勤車としては最高の車だと思います。
自分で言うなって話ですけど、カタログ内容の組み合わせで新型車の情報とか載せているサイトは沢山あります。
簡単に情報が得られるという意味で、そのようなサイトを否定するつもりもありません。
ただほんとに重要なのってこういった情報だと思うんですよね。
調べたって出てこないお財布に直結する情報。
この情報だけでお金取れる気がするわwww
たまたま見れたあなたはラッキー!
そんなミライースでございました!
※輸出内容は今から3年後も続いているかは分かりません。特典もあるけどリスクもある。それが輸出です。
【更新】2018年2月7日
アンケートでミライースが1位となりましたので更新していきます!
さてまず何からやってくか・・・
とりあえず最新のグレード別調査いってみましょうかね。
【2WD】
D ランクS
L ランクA
L-SA ランクB
X ランクA
X-SA ランクB
G-SA ランクC
【4WD】
Lf ランクA
Lf-SA ランクB
Xf 不明
Xf-SA ランクB
Gf-SA 不明
上下差は13%です。
ふむ。ほむ。ほむむ!?
なんか落ち方大きくね????
軽自動車としては普通の数値なんだけど、平均すると2WDが2ランクくらい下がってる。
なになにどうしたの!?
事件か事故かもしれないので早速調査開始だす!!
①輸出について
今回調査したのは3年経過となる27年式ですが、輸出(3年規制)についてはしっかり生きております。
既に27年1月登録車両は輸出対象外となっており、価値が急落していることから間違いはありません。
ただ気になったのはその価格。
以前調査時は高輸出枠。
その後も数回有料査定サービスのご依頼で相場を見たりしてましたが、半年くらい前も高輸出枠で変わっておりませんでした。
その輸出枠がおおよそ・・・10万くらいですね。
このくらい下がっております(枠で言えば中~高輸出)
これが新型販売による影響かは定かではありません。
そしてその他輸出傾向については以前と変わらず。
高グレードほど輸出対象ラインと新車価格との差が大きくなるため損失が大きくなっていきます。
ただし!
輸出は過走行や修復歴などで国内需要からあぶれてしまった場合での話になるので、3万キロ前後の程度良好車両で調査している今回の場合リセール下落には直結しません(直結していくのは主に国内需要<海外需要となる低グレード)
②国内需要について
最上位の「G-SA」なんかがランクCまで落ち込んでいるのはまず国内需要の低下が原因なので、具体的に何がきっかけになっているのかこちらも調査してみました。
するとこれが原因かな?と思われるのがチラホラ・・・
まず一つ目は新型の市場台数多過ぎ問題。
現在約1ヵ月50台強のペース(全国のオートオークション会場全部だとさらに膨れ上がる)で取引が成立しており、そのほとんどが29年式の未使用車、もしくは5000キロ未満の低走行車であることから、大半がディーラー側で出品している展示車、試乗車になります。
良質な新古車が大量に出回っているため、前型のリセールが落ちる要因になっているというのが一つ。
そして二つ目は新型の新古車相場と前型との落差。
ちょっと分かり辛いと思うので具体的な数値を出しちゃいますと、29年式の新型はザッと見る限りだいたい80万円台くらいで取引されています。
上位グレードだと80万台後半とかそこを超える車両も、逆に下位グレードだと80万台前半とかそこを割る車両もといった感じです。
そして同じ29年式の前型の場合。
この数値がザッと見た限り60万台に下がります。
約20万ほどの落差、これがたぶんリセール低下の一番の原因ですね。
新しい年式が落ちるからさらに古い年式も落とさないと売れないの連鎖で、今回調査した27年式が大きく下落したんだと思われます。
なので現在の相場状況をどう利用するかですね。
正直気になっている方もいたかなとは思いますが、新型車に関しては上記の通り低走行だらけ(MAXでも13000キロまで)のため輸出該当やその際の価格がまだ分かりません。
その上で新車を狙うのも手ですし、大量に出回っている新古車を狙うのも手だと思います。
どうしても新古車の場合は登録から半年以上経過した車両ばかりになってくるため(ノルマで事前発注を大量にしてるとこんなことになる)、安さと引き換えに、輸出に合わせて乗れる期間は新車より半年以上短くなるという部分は把握しておきましょう。
そして敢えて前型のラストを購入するという選択も有りだと思います。
先ほどお伝えした通り、新型と前型との価格差は20万ほど発生しています。
輸出時に相応の価格差が付けば新型の方が新しいし乗れ期間も長いしーとなりますが、現状では輸出価格が新型だと引き上がるかどうかが分かりません。
となると、事前に初期費用を抑えて輸出時の差分を減らしていく、というのも考えられる選択になっていきます。
先々どうなるかが分からないためどれが確実に正解と言えるものではありませんが・・・
初期投資を減らして輸出継続を祈るやり方を取るか。
初期投資額を上げても新型狙いにして輸出UPと乗れる期間を優先するか。
輸出狙いでミライースを検討されている方はじっくり検討してみて下さい。
あ・・・間違いなく言えることもあった。
相変わらずSA(スマートアシスト)はこれっっっっぽっちもリセールに反映されてない。
SA付きを選ぶ際は自己満足装備になることを忘れずに!!
余談
基本的に軽自動車は新車価格が安い&国内需要が高いことからFCが入った際の影響は少ないとされています。
ただミライースに限らず、ディーラー側が爆弾を抱えていて半年後に表面化するケースもあるということは、今回調査して私自身が勉強になりました。
こういうパターンもあるのかと。
そして特徴を考えると
・相応にネームバリューがある(2代目、3代目などで先代モデルが存在すること)
・ディーラー側で売れる車という認識がある(在庫を抱えやすい)
・試乗車にしやすい(目的は燃費アピールだったり車内スペースの広さだったりご自慢の装備だったりと色々)
パッと出てくるのはこんなところなのかなーと。
こう考えるとN-BOXやタントなんかも該当してくるのでちょっと怖いですね・・・
ここにディーラー側がどれだけやらかすか(在庫や試乗車を捌き切れないか)という事前予測不可能な要素が最後にブチ込まれてきますので、FCを挟んだ軽自動車(というか在庫を大量に抱えそうな車)の前型調査は販売されてから半年以上は様子を見た方が良いのかなと今回思いました。
そういえば・・・以前調べた時に大量に新古車出品している車あったな・・・
エ・・・エクス・・・トレ・・・・・ル・・・・うっ!!!!
【goo】
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両は見積もり依頼をすると、販売店からメールで教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で予算を組んでいきましょう。
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。