車高価買取を実現させるための裏技集

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世にも奇妙な出張査定

   

先日、夜にかなり交通量の少ない山ん中の裏道を走っていたら、なぜか道のど真ん中に靴が置いてありました。

1足が揃った感じで。

いきなりヘッドライトの視界に入ってきたもんで、危うくガードレールに突っ込みそうになったわ・・・

ピンクのキティーちゃんサンダルだったらあんなにドキドキしなかったと思うんだけど、普通のスニーカーっぽかったしあれは一体なんだったんだろうか。

 

そこから足が生えてたわけじゃないけどさ・・・ふあああー凄く気になるぅううう!!

 

走り屋のエアロ割るための悪戯か!?

 

それとも靴脱いで誰が山ん中突入してったのか!!?

 

 

 って寝る時にモンモンとしてたら、ふと昔に体験した不思議な出張査定を思い出しました。

要所要所の記憶は鮮明に残っている、ほんと今だに良く分からない謎の出張査定。

 

なので本日はまったく為になりませんけど、私の過去の体験談を記事にしようと思います。

※怖くはないけど、“夏っぽい内容”が苦手な方は別の記事でもご覧下さい。

 

 

 

 

まだガラケーの時代だったので結構昔のお話。

社畜全開だった鉄砲玉の私は、コールセンターが取得したアポの住所をナビに打ち込みながら結構など田舎に向かっておりました。

アポの時間とかまではもう覚えてないんですけど、片道2時間~2時間半コースと、当時の行動可能エリア限界レベルのとこに行かされて

 

「これ店に戻れるの深夜じゃね?」

 

「残業代も出ないのにコールセンターはなんてことしてくれてんの??」

 

と、凄くイライラした記憶があるので、19時とか20時とかそれなりに遅い時間だったと思います。

 

ちなみにコールセンターは大手の場合、大体都心のビルの中でやってますので地方のエリアなんてまったく詳しくありません。

住所を見て「あーこの場所はヤバいねw」なんて思うこともなく、アポ率というノルマのためになんでも気にせずアポを取ります(本当にヤバい時だけ、割り振られた管轄店舗の方で断れみたいな)

 

そして当時の私と、その時の店長はそれはもう誇れるくらいの企業戦士。

エリアを管轄していたマネージャーがかなり厳しく、店でその日1台も買えてないと本気で帰れない雰囲気が漂うので(実際結果報告が出来ずに携帯握りしめて22時過ぎまでプルプルしている店長をよく見てた)、当日アポイントのインコールだし・・・

何より結構マニアックな車で、買う側からすると相場がほとんど無い面白そうな車だし!

と、相当帰りが遅い時間になることを分かった上で現地に向かったわけです。

 

※インコールとは・・・一括査定ではなく、各会社のホームページなどから単独査定の申し込みをする比較的熱い案件のことである(他社の絡む率が低い)

 

 

 

遠足気分なんかになるわけもなく、高速乗って下道突き進んで段々民家が少なくなってきて・・・もう完全に山の中に突入。

でも初めてのことではありません。

時には牧場だけがあるようなところで査定したりもしますし、バンガローの管理人?の車を買取るために山の頂上付近まで行ったこともあります。

 

そんな私は突き進む突き進む。

 

途中からナビ上に道路が表示されなくなる(当時はちょくちょくあった)

 

それでも道を頼りに突き進む突き進む。

 

しかし・・・そんな無駄に鍛錬を積んだ私でも段々不安になってくる。

 

ちっともたどりつけねぇ・・・

 

民家を見なくなってから、少なくとも5km以上走ってるんだが・・・?

街灯なんて完全に無くなってるし、そもそも道路がアスファルトじゃなくなってきてるんだが・・・?

 

普通このような辺鄙(へんぴ)な場所って相応のお客さん情報が書いてあるんですよ。

上記のようなケースだと「○○牧場」とか「○○スキー場近くの○○キャンプ場」とか。

それが目印になって、看板見ながら目的の場所に辿り付けたりもする。

なのにその時の情報はまったくそういった内容が記載されていなく、住所は普通の一軒家っぽい感じだったんですよね。

 

そして今でも覚えているけど、まったく道が表示されないナビ画面の目的ポイントに到達しようにも向かえず、道なりに進めば進むほど逆にドンドン遠ざかっていく私の車。

 

段々遅刻するんじゃないかと焦る私。

 

とりあえずお客さんに道が合ってるか聞こうとする私。

 

携帯見て電波が無いことに気付く私・・・(これまたちょくちょくあった)

 

オワタ\(^o^)/

 

舗装の状態が目的地から離れる程どんどん良くなっていったので、たぶんこれは曲がるべき道を通過した可能性が高い。

でも曲がれそうな道は無かった・・・はず。

 

あはーん誰にも相談出来ないしどないしよぉぉおおお!!

 

って考えながら結局そのまま進んでたら、どう考えてもこのまま進めばこの道だよねっていうブツ切れの道路がナビ上に表示されたので、そこで急遽の無理やりUターン。

草とか枝がバキバキ当たりつつも来た道を戻りました。

 

その後は来た道を引き返しながら、ひたすら目的地方面に入れる脇道があるかどうか確認。

ヘッドライトしか頼れるものがないので、こりゃちょっと遅刻だなー申し訳ない!と思いながらも、ゆっくり走りながら斜め横をガン見しておりました。

 

 

 

 

で、やっと発見する。

 

 

 

 

 

ほぼ道じゃない道を。

 

もう印象が「ん?え?・・・・・道なの?ほんとにここ突き進むの?」って感じで、どう見ても車の車幅を考慮していない獣道(画像よりももっと草が酷かった)

一度車を降りて、道を歩きながら本当に通れるか少し確認してたので、今考えると光が全くない心霊スポットの入り口状態なんですけど、この時は遅刻やべーやべーが頭にいっぱいで怖さはまったくありませんでした。

 

そして意を決して突入。

 

 

車内で枝のバキバキ音たっぷり感じつつ

 

 

目的ポイントに近づいていくナビを見て安堵しつつ

 

 

査定したデータ送るのに固定電話借りれないかなとか考えつつ

 

 

やっと建物が視界に入って

 

 

 

管理人、長かった山道の中で初めて仕事を忘れてビビる。

 

 

 

 

 

 

 

 

どう見ても・・・廃墟ですよね・・・

 

 

記憶にあるのは一軒家というより、民家を2倍にしたくらいのサイズで、コンクリで作られた何かの施設跡みたいな感じ。

入口っぽいドアは壊れてほとんど無い状態、灯りも一切無くて、壁面はコケなのか草なのか緑の面積がやたらと多かった。

当然人なんている感じまったくしないし、いたらいたらでちょー困るし。

 

そこまで遅い時間じゃなかったとはいえ、たぶんおしっこちょっとちびってたと思います。

 

 

かなりテンパって車内に閉じこもって状況整理して・・・

誰かの面白半分の悪戯?とか

大手勤務時代にちょくちょく疑惑が上がった他社の妨害工作?とか(遠方出張のアポを適当に入れて空振りさせつつ、別件査定のライバルを減らすってやり方が大手勤務時代に実際あった)

だとしてどうやってこの住所割り出したんだ?とか

 

色々と考えていたらビビりが段々イライラに変わって、当時なぜそうしたかはよく分からないんですけど車の外に出たんですよね。

 

そのまま帰ればいいのに。

 

たぶん何かしらの悪戯疑惑が自分の中で決定して、心に余裕が生まれたからだとは思うんですけど・・・

 

ヘッドライトは付けたまま、「まさか本当に依頼主が待ってたりしないよな~」なんて冗談半分に考えながら、査定用の懐中電灯を持ってヘッドライトに照らされてない部分照らしたりして。

 

そして真っ暗で気付かなかったけど、建物の横、結構立っている位置から近い場所で

 

 

 

 

草むらの中に目的の車が存在していたことを知り、時が止まりました。

 

ザ・ワールド!なんて冗談言えるわけもないくらいにピターッと。

 

 

当時の自分何を考えてたんだろうなぁ・・・

 

悪戯だと思って、まさか車があるなんて思わなかったもんだから、怖いとは違う感じで頭の中が「???????」ってなってたと思います。

 

その後は一切車に近寄らず、この状況は普通じゃないと思ってすぐその場を去りました。

 

今も覚えているのは、懐中電灯振った時に車両の後方がそのまま視界に入ったんですけど、建物と違ってコケとか生えているわけでもなく普通に綺麗に感じたこと。

 

ナンバーもついていたこと。

 

そのナンバーは詳しく書けないんだけど旧型のやつで、かなり昔に登録した車じゃないと存在しないナンバーだったことは覚えています。

 

 

 

 

結局電波が入るところまで山を下り、当時の店長に事の顛末を電話で報告。

最初は「お客さんその廃墟ん中にいるかもしれないだろ?」とか本気で言ってたけど、私の様子がマジだと分かったら直帰しろと許可が下り

 

翌日コールセンターにどんな人だったか確認したら「そんなの覚えているわけがありません」としょうもない回答をされ

 

その後お客さん(依頼主)に何度か連絡しても、コールはするけどコールのみ。

 

結局何の目的で依頼したのか分からないままでしたね。

 

 

悪戯だったのか。

 

他社の工作だったのか。

 

なんで車はあったのか。

 

答えは分かりませんけど、あの時車に近づいて車内まで確認してたら答えは分かったのかな?

まぁ分からない方が幸せなこともあると思いますし、あの時はそのまま帰って良かったなと思っています。

 

終わり。

 

 

おまけ

車の買取出張は9割以上個人宅なので、とにかく色々なところに行かされます。

変わったお客さんもいっぱいいますし、それなりに長くやれば「どうしてこうなった?」って不思議な商談をすることもしばしば。

コケシだらけの部屋で商談したこともあれば、歯医者でなぜか歯石取って貰いながら商談したこともある。

 

ただまぁ一番精神的に謎のダメージ負ったのがこれだったなってお話でした。

 - 管理人のつぶやき

世にも奇妙な出張査定

by にー time to read: <1 min
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