以前調べた「トヨタ SAI」の兄弟車。
出典:goonet
本日はレクサスHSです。
管理人の中ではレクサスで一番の不人気車と思っています。
若い人が憧れるような雰囲気がまるで無いのよねん。
何回か買取はしていますが、例外無く乗っていたのはおじさん、おじいちゃんでした。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・C 44%
・海外輸出情報
なんでも高輸出に該当
・総評
平成25年1月でMC!
圧倒的!圧倒的有利なこの状況!!
にも拘わらずこんなもんでした。
ではグレード別です。
HS250h ランクB
HS250h バージョンC ランクB
HS250h バージョンI ランクB
HS250h バージョンL ランクC
以上!
上下差9%。
一番良いのがVerCで一番悪いのがVerLでした。
SAIと見比べると分かると思いますが、傾向は同じような感じだと思います。
それでもSAIよりさらにリセールが下がるのは新車価格が上がっているせいですね。
ブランド代で100万くらいは新車価格高いからねぇ・・・(装備も違うんだろうけど)
特にVerL。
これだけ別格の上がり幅!
その下のVerIから一気に80万くらい新車価格が上がるため、購入層がまったくついてきておりません(笑)
オークション市場を見ても絶滅寸前です。
リセールだいぶ足引っ張ってるよチミ。
ではほとんど無いけどこの車の特徴。
・白黒と多色の差は30万ほど(SAIよりは白黒の比率が上がる)
・この車もサンルーフの付加価値がほとんど無い。付けるだけ損。
・レザーとナビが付いてれば皆さん満足されてるみたいです。
こんなもんですね。
ここら辺も兄弟車のSAIと同じような感じです。
ちょっと違うなと思ったのは、レクサスだからかレザー需要は高いように思えます(レザー無しのベースがリセール落ちる)
そしてサンルーフ信者の管理人としてはサンルーフ付けろと言いたいところですが・・・
この車はダメッ!!
評価したくても出来ずっ!!
お父様やご親戚の叔父様、またはおじいちゃまなどなど・・・
欲しいと言い出したらやっぱり止めてあげるべき車かな?
1回買ったら15年くらい乗る人だったら何乗ったって良いと思うんですけどね。
3年5年はもちろん、7年、10年で手放してもちゃんと選ぶかどうかで差がしっかりと出ます。
一つ例を出しますが
7年経過(平成21年式)、1年1万キロ計算の7万キロあたりだとして、グレード関係無く取引金額の平均値を見てみると
レクサスHS 大体25%くらい 100万前後
このようになります。
それが当時の新車価格で100万くらい安いヴェルファイア(2.4)になると・・・
ヴェルファイア 大体50%くらい 180万前後
こうなるわけです。
ザックリ計算だけど損失額は
レクサスHS 350万くらい
ヴェルファイア 180万くらい
その差170万くらい
7年後でもこのくらいの差です。
今回は思い付きでヴェルファイアにしたましたが、リセールの良し悪しでこのような差が生まれます。
年間にすれば20万ちょっとというところですが・・・
この額を大きいと捉えるか小さいと捉えるかはあなた次第。
最新グレード別リセール数値(2021年8月6日調査)
最新の3年経過、3万km各グレード別リセール値がコチラ。
HS250h 43.7%
HS250h ハーモニアススタイルエディション 46.7%
HS250h バージョンI 40.4% ←リセール値に合わせた売却が狙い易い最多流通グレード
※データの取れたグレードのみ載せています。
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。
※一括査定ではありません
レクサス【HS】の売り先アドバイス
車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。
国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。
「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。
車買取専門店 ◎
現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。
相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。
しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。
単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。
お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。
【一括査定依頼のコツ】
・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)
・平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)
数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)
【カーセンサー】
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。
買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。
車の系統を合わせた専門店 △
ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。
専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。
難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。
国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。
中古車販売店 〇
中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。
国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。
車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。
販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。
難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。
オークション代行出品 △
業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)
流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。
あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。
逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。
知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。
一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。
手数料の安い代行業者がコチラ
・中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)
・Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)
買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。
廃車業者 ×
廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。
過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。
廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう
【廃車本舗】
全国規模の廃車専門業者です。
自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。
レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。
車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?
厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。
ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)
実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。
以前はインプレッサスポーツのコメントでお世話になりました!
無事にインプレッサ契約しました。
ありがとうございます!
そこでふと気になった事があるので質問させてください。
スバルはよく1年ごとに年次改良が行われてますよね。
この頃読んだものだと、2017年あたりからアイサイトにver4が出てきそうみたいな予測がインターネットに出てます。
以前、にーさんの「フォレスター」の記事にスバルのa型、b型c型はそんなにリセールに影響がない(顔が大きく変わらなければ…)というような内容が書かれていましたが、a型がver3のアイサイト、b型がver4になると顔がそんなに変わらなくてもリセールに影響って出るんでしょうか?
ハリアーなんかも来年の6月のマイナーチェンジで「Toyota セーフティーセンス」がつく、というような内容が出てますが、それによってリセールが変わるのでしょうか?
インプレッサのマイナーチェンジ(a→b)だとそこまで影響がでなくて、ハリアーのセーフティーセンスがついたり、少しの顔の変化だとリセールに影響が出るのってやっぱり海外需要か国内需要かの違いなのでしょうか?
インプレッサご購入されたんですね!
おめでとうございます!
安全装備についてですか。
たぶんですが、アイサイトがVer4になってもリセールに特別な影響は無いかと思います。
ハリアーのセーフティーセンスもおまけ程度で、重要なのは”MC後”という最新型だからリセールが良いに繋がるのかなーと。
これは正確に答えが分かっているわけではないので私の仕事をしている中での個人的な見解ですが、まず「新車を買う層」と「中古を買う層」は考え方が異なります。
金銭の事情ももちろんありますが、新車を買う層はお金以上に重要視している部分が色々とあるわけです。
「より安心した販売店で安心の出来る車に乗りたい」「最新装備を手にしたい」このような理由で多少高いことが分かっていてもそちらを重視するから新車を買います。
逆に中古を買う層はもちろん人にもよるんですが、金銭を一番重視する人が多い気がします。
あくまで仕事してての体感ですけどね。
自分が乗りたい型の中でいかに安く買えるか、この中に見た目の部分は良く含まれていても安全装備は二の次になっていることが圧倒的に多いです。
ディーラーの営業マンから
「皆さん付けられてますし、何かあってからでは遅いのですから10万上がりますけどこの安全装備オプションで付けましょうよ!」
と言われて新車を検討されてる方は付ける人がいっぱいいますが、中古だとそこにお金を使うくらいならもっと距離が少ない方が・・・程度が良い方が・・・右側もパワースライドドアあった方が・・・こういう傾向が強いってことですね。
なので今までリセールでやってきた色々な車も安全装備がリセールに跳ね返っておりません。
中古を買う層が中々その部分に付加価値を見出してくれないからです。
唯一安全装備の先駆者みたいなスバルがちょっと影響あるかなないかな?くらいで、つい最近やったベンツ系なんてリセールに引っかかりもしていないですね(他メーカーもそんなもんです)
そしてこれは国内のお話しですが、仮に海外輸出が絡んだとしても、発展途上国の方々が安全装備に目をギラつかせるかと言われると、日本人でもまだまだなのに無理があるでしょ~って思います。
そのうちエアバック並みに付いているのが当たり前の世界になれば、また内容が変わってくるのかなと思いますけどね!
なるほど!
教えていただきありがとうございます!
インプレッサもa型からb型くらいではSSのリセールは変わらないってことですかね。
少し安心しました笑
c型になる前に乗り換えようと思います!
いえいえ!
単純に経過年数や距離数、状態で価値が決まっていきますので意識するほどでは無いってところですね。
インプレッサなので色と距離数には注意して下さいね!
にー様
こんにちは、レクサスGS、GS-F、HSの調査ありがとうございます。なんとなく予想はしていましたがGS、HSはリセールはいまいちですね。父親がHSを乗っていものを売却した際もあまり高くなかった思い出があります。余談ですが珍しく巨人さんが一番高い値段を付けて持っていかれました。レクサスHSはカッコはいまいちでしたが、非常に乗り心地もよく燃費もいいので安い中古があるなら足車に購入したいところです。レクサスGSも前モデルならGS450Hが100万円未満で売っているのでねらい目かと思っております。
いえいえ!
HSにしろGSにしろ、高機能足車を求めるならありだと思いますよ。
あまり高年式過ぎるとまだ高いのでアレですが、ご記載の通り年式や距離数を緩めればどんどん価値は目減りします。
壊れるイメージなんてまったくありませんし、どんどん使い倒して最後は輸出底値にハメる。
こんな乗り方をしていると金銭的にはもっと効率的な車種もありますけど、満足感で言えば中々のものになると思います。
燃費はしっかり考慮した方が良いと思いますけどね。