ではでは。
今回は廃車の相場についてです。
まず勘違いしている人が今だに数多くいらっしゃいますので、せめてこのブログを見ている方々は勘違いしないようにしましょう。
廃車=お金になります。
良くて無料引取り、最悪は引き取り料みたいな発想を持っている方々はまだまだ多いです。
でもご安心を。
動かなくても、どこかが壊れていても、釣り上げるスペースがある庭先なり駐車場なりの普通のところに車がある限りは大丈夫です。
さすがに普通のところではない、例えば海に沈んだ車を引き上げて貰ってさらにお金になるかと言われたら無理でしょう。
深さ数十メートルの谷底に落っこった車も無理でしょう。
常識的に考えても相当大規模な何かをしないと引き上げられませんからね。
こんなイレギュラーなケースじゃなければということです。
スポンサーリンク
では廃車の値段というのはどのように決められるのでしょうか?
答えは簡単。
排気量です。
廃車とは解体ということですので、活かせる部分は活かしながら鉄を再利用するというのが基本です。
その鉄の重さはその場じゃ分かりませんから、排気量を目安に値段を決めるわけですね。
ただこの廃車の相場は地域によって結構差があります。
私も全ての地域を細かく把握しているわけでは無いので、あくまで分かっているところでの平均としてですが
660cc~ 15000円
1000cc~ 20000円
2000cc~ 35000円
3000cc~ 45000円
おおよそこんな感じです。
地域によっては軽自動車以外1万円ずつくらいはプラスのところもあります。
逆にもうちょっと安い地域もありますね。
地域差によって結構値段が変わるのは、企業努力なのかなんなのかは分かりません(笑)
これがどんな車でもいける排気量から割り出す最低ラインということです。
これに例えば
車の型は新しいんだけど、事故を起こして廃車にするとなった場合。
さらに内部部品の需要度が高まりますので付加価値が付きます。
(廃車になる率が低い上に現役で走っている割合が多いため)
海外需要が高い車種であれば、仮に後方部分が原型を留めて無くてもエンジンが生きているならプラスαということもあります。
そして・・・
さらにここからプラスで各種税金の戻り分が上乗せされます。
前回の記事をご覧になった方は意味が分かりましたでしょうか?
20万円以下の車が廃車ですと言い切った意味。
無理に商品化を目指すより、廃車の方が金額が高いから廃車なのです。
ただし廃車も一部罠があります。
いえ罠という程酷い話ではありませんが、ナビやETC、他・・・
自分で外せる物があるなら遠慮なく外しましょう。
こういった物は基本的にはプラスになりません。
見ているのは車検証の内容です。
そこ以外の部分は何も気にしていません。
ナビなんて車検証のどこ見たって「ナビ付き!」なんて書いてないですよね(笑)
こういった部分はスルーされて解体屋さんが喜ぶだけです。
どうせパネルを壊しても廃車であれば何も変わりません。
外したい物がある人は練習も兼ねて思いっきりやっちゃいましょう!バキッと!!
では次回、各種税金の仕組みと自身に戻る条件を解説します。
次の記事も内容をしっかり確認すればあなたは廃車マスターです。