ご希望があったので調べてみようと思う。
出典:goonet
本日はレヴァンテです。
マセラティもSUV人気に便乗便乗っ!!
現行マセラティの中ではギブリと同じくらいで安い部類だし、色々な輸入車SUVに手を出していて、ただベントレーのベンテイガ辺りまでいくと高過ぎる~!って方には丁度良いのかもしれませんね。
あ、当然一般向けの売買をしている私なんぞは実物を見たことは一度もございません(安いと言っても新車1000万強は普通にする)
平成28年からの販売開始です。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・BかA
・海外輸出情報
不明
・総評
へー初めて相場見たけどそこそこ良いかも・・・
販売開始は平成28年からなんですけれども、残念なことに28年式データが1台しか存在しないため、まだ層の厚い29年式(2年経過)、2万キロ目安のリセール値で割り出してみます。
そんなグレード別数値がこちら。
ベース 66%
S 61%
流通量は丁度半々くらいなので、売り易さも含めたリセール面で見ればベースグレードが優秀ということになりますね。
しっかしグレード差が5%とは言え、新車価格差は300万ほども存在するので実質損失額で見れば結構な差になりそうです。
ベース(29年3月以降新車価格977万) × 66% = 平均645万(新車価格との差し引き332万)
S(新車価格1279万) × 61% = 平均780万(新車価格との差し引き499万)
実質損失額の見込み差は2年で平均167万(499万ー332万)ほど。
一見2年経過2万キロで60%超えなら輸入車として見ればいいじゃん!
3年経過時で見ても50%切る可能性少なそうじゃん!
って思いがちですけど、上位グレードのSにすれば軽自動車くらいすっぽり収まっちゃうほどの差がベースグレードとの間に発生したりしちゃいます。
29年11月以降はディーゼル設定含めグレードラインナップが豊かになり、さらに価格の高い上位グレードも出てきているので、特に新車前提の方はその価格もしっかり考慮して下さいね。
データが無いのでたぶんのお話として、上位グレードになればリセール数値が下がるという輸入車の傾向はそのまま当てはまりそうな感が今のところありますから、なぜかガソリンよりも価格設定が安いディーゼル設定が今後最も熱いんじゃないかなーと予想しております。
あと市場データを見て思ったこの車の特徴がこちら(市場データは15台くらいなので薄っすらしか分かりません)
・ハンドルの左右は高年式しかない現在は差が見えない(比率は半々くらい)
・サンルーフの有無は30万+αくらいはありそう(7割はサンルーフ付きになっている)
・年度落ちの影響は一番安いベースで30万ほど
・その分距離の伸びに対しての下落割合は大きく、1万キロ増加で50万マイナスくらいは覚悟した方が良い(距離数2万キロ未満は特に)
こんなもんになります。
高額輸入車ということもあって相場のブレは結構ある部類。
あくまで平均的に見ての上記数値ですけど、新車、中古車のレヴァンテを視野に入れている方には多少なり参考になると思いますので、この車に興味のある方は何が欲しいのか、何が妥協出来るのか、リセールよりも優先したいことなのか。
ここら辺をじっくり検討して頂ければと思います。
まぁ個人的にはまだまだ価格が高い車なので、本気でリセール面を意識するなら市場価格300万台。
一般市場の売値(中古車で付いている値段)が400万前半くらいになってから買えば、そこからの下落は比較的緩くなって一番納得し易くなると思いますけどね。
ちょっと今の数値を見る限り、市場価格300万台に到達するには5年経過くらいじゃ厳しいような気もするので、待てない方は距離が気持ち多めの車両を選ぶとか上手く初期投資を抑える対策をしていきましょう。
あまり妥協する人が選ぶ車じゃないとは思いますけど!(笑)
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。
※一括査定ではありません
マセラティ【レヴァンテ】の売り先アドバイス
車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。
国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。
「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。
車買取専門店 △
現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。
相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。
しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。
単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。
お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。
【一括査定依頼のコツ】
・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)
・平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)
数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)
【カーセンサー】
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。
買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。
車の系統を合わせた専門店 ◎
ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。
専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。
難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。
国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。
【外車王】
輸入車専門の買取業者です。
今まで当サービス内でご利用者が複数名おり、同業から見ても驚くような金額で買取をしているケースがあります。
他の会社が絡んだとしても、今のところの成約率(査定依頼をして最高値で外車王が買い取った率)がかなり高いので、輸入車の売却先候補には絶対に入れておいた方が良い会社です。
日本全国出張査定費用は無料なので、この会社一本に絞るのではなく、本命の一つとして利用していきましょう。
中古車販売店 ×
中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。
国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。
車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。
販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。
難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。
オークション代行出品 ◎
業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)
流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。
あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。
逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。
知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。
一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。
手数料の安い代行業者がコチラ
・中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)
・Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)
買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。
廃車業者 ×
廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。
過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。
廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう
【廃車本舗】
全国規模の廃車専門業者です。
自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。
レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。
車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?
厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。
ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)
実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。