買取価格ランク【三菱】

【タウンボックス】リセールバリューをランク付け!

投稿日:2018年11月25日 更新日:

これでOEM4兄弟もコンプリート。

 

出典:goonet

本日はタウンボックスです。

 

この車は平成23年までがオリジナル。

一度空白期間があり、平成26年からエブリイワゴンのOEM車として再度販売開始しておりますので、実際は混合車種のような扱いになっています。

 

現在も販売中です。

 

 

別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。

ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。

 

※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ

 

・リセールバリューランク

 

ランク・・・S  65%

 

 

・海外輸出情報

オリジナルのタウンボックス(~平成23年まで)は該当無し

OEM後はまだ不明(たぶん何かしらは該当すると思われる)

 

 

・総評

グレード展開は分かりやすい車種ですね~。

Gは片側パワースライドドア。

Gスペシャルだと両側。

そしてそれぞれに2WDor4WDの設定があります。

あ、ちなみに平成27年3月以降のOEM現行型調査ということで!

 

それではグレード別です。

G(2WD) ランクA

G(4WD) 不明

Gスペシャル(2WD) ランクA

Gスペシャル(4WD) 不明

 

上下差は2%と誤差の範疇。

勝ったのは一応Gスペシャルですが・・・

 

現行型のデータは過去3ヵ月まで遡っても12台のみ。

 

うち8台は事故現状車か修復歴車になりますので、まともな車は4台しかありません。

 

私がいうのもなんですが、大きくはズレないにしてもそこまで当てになる数値ではないかなと思います。

 

 

あと平成23年以前のオリジナルの方はー・・・

最終の7年経過、7万キロ目安でおおよそリセール数値が20%台後半くらい。

さすが箱型というだけあってまずまずの数値だと思います(平成22~23年が特に高い印象)

 

ただどうしてもオリジナルの方はエブリイ系と違って輸出該当が無いため、ボコボコ&過走行は最終末期でも廃車選択が出てきます。

 

10万キロ程度ならまだ国内需要に回りますので、分岐ラインとしては12年経過、12万キロくらいを目安にして貰うと良いかな。

ここをどちらも通過してくると廃車率はかなり上がっていきますので、所有されている方は参考にして貰いながらとりあえず買取店に突撃。

2~3件廻って0円0円0円と連呼されるようなら廃車選択に切り替えましょう(本気で0円と言われるくらい廃車価格が安いです)

 

15年以上経過しても距離と状態によってはまだ価値が残っているケースもあるため、初めから廃車確定で動かないよう注意して下さいね!

 

以上、今後はエブリイのOEM車として輸出該当の可能性も高い。

ただ敢えてこの車を選ぶかといったら・・・無いと即答出来るレベルに流通の少ないタウンボックスでございました。

 

 

おまけ

 

最新エブリイOEM車4種の比較。

 

【平成27年以降の現行型市場流通台数】

タウンボックス 12台/うち事故現状車、修復歴車8台

スクラムワゴン 19台/うち事故現状車、修復歴車7台

NV100クリッパーリオ 52台/うち事故現状車、修復歴車10台(30年式未使用車、新古車が以前調査時と比べて増大)

エブリィワゴン 171台/うち事故現状車、修復歴車37台

 

【2WD&ATを条件に同水準で並べた場合の新車価格とリセール数値】

タウンボックス G(2WD) 新車価格160.9万 55% ←New

スクラムワゴン PX(2WD) 新車価格156.6万 59% ←以前と比較すると大幅下降(調査時に一時的な輸出にでも該当してたのか??)

NX100クリッパーリオ E(2WD) 新車価格160.6万 61% ←ほぼ横ばい

エブリィワゴン PZターボ(2WD) 新車価格157.7万 67% ←横ばい

※ロールーフとハイルーフは混合で割り出し

 

【結果】

リセールはエブリィワゴンの圧勝。

新車で買うなら他に選択の余地無し。

中古購入の場合、タウンボックスとスクラムワゴンは探すのがかなり困難という意味で修羅の道。

狙うなら相当時間に余裕を持っておこう。

リセール的に中途半端にはなるが、NV100クリッパーリオの30年式がかなり増大しているため(犯人はまずディーラー)、程度と探し易さを両立させるならここが狙い目になると思われる。

 

ふぅ・・・

勝手に有料版みたいなことをしてしまったけど後悔はしてない。

でも疲れるからもうやらないww

 

最新グレード別リセール数値(2021年6月4日調査)

最新の3年経過、3万km各グレード別リセール値がコチラ。  

G(2WD) 65.3% ←高額売却の狙い易い最多流通グレード

 

※データの取れたグレードのみ載せています。

 

 

中古車に興味を持ったらこちらから。

気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)

表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。

しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。

 

goo-net(グーネット) 中古車情報検索サイト

※一括査定ではありません

 

 

三菱【タウンボックス】の売り先アドバイス

車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。

国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。

「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。

 

車買取専門店  〇

現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。

相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。

しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。

単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。

お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。

 

一括査定依頼のコツ

・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)

平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)

 

数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)

 

【カーセンサー】

高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。

極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。

 

カーセンサー.net簡単ネット査定

 

【ズバット車買取比較.com】

こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。

オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。

小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。

 

《ズバット車買取比較》最大8社無料一括査定

 

 

【かんたん車査定ガイド】

最大10社の査定が取れる一括査定です。

ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。

査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。

 

かんたん車査定ガイド

 

※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。

買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。

 

車の系統を合わせた専門店 ◎

ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。

専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。

難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。

国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。

 

中古車販売店 

中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。

国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。

車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。

販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。

難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。

 

goonetの中古車店検索はコチラ

 

オークション代行出品 △

業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)

流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。

あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。

逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。

知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。

一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。

 

手数料の安い代行業者がコチラ

中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)

Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)

 

買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。

 

廃車業者 〇

廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。

過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。

廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう

 

【廃車本舗】

全国規模の廃車専門業者です。

自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。

レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。

 

廃車買取査定の詳細はコチラ

 

 

車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?

厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。

ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)

実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。

有料査定サービスのお申し込みはコチラから

 

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  1. CREA より:

    にー様
    ランキングはこの記事のような感じで作成されるという前フリでしょうか?
    流通台数ランキングとか、形状(セダン、ミニバン、SUV、スポーツ/クーペなと)別2WD/4WDリセールランキング、等々。。。
    まあ、今回のは型式で見ると全部同じなのでついでに見れてしまうってことなのかもしれませんが。。。
    ところで、オークションでは車検証も写真でみれるのでしょうか?
    外観だけだとメーカーのエンブレム外されたらOEMなんかわからなくなりそうですが。もっと極端な話だと、レジアスエースとハイエースなんかはリアのエンブレム外してあると車検証なかったらわかりませんよね?

    • にー より:

      ランキングをどのようにするかは追々ですね~まだ決めてはないです。
      とりあえず今回は4種揃ったことですし、横並びにしたらどうなるか狙っている人用にということで!
      ちなみに調べ物する際は余計なデータを排除していかないと紛らわしくて数値か出来ないので、1台ずつコツコツやってかないと無理ですね。

      あとオートオークションでは車検証画像はありませんよ。
      確かに外観だけじゃ分からない車もありますが、車名やグレード名を間違うだけで落札側費用も全額負担の一発キャンセルです。
      ごめんなさいだけではまったく済まないので、怪しければ出す側がメーカーに問い合わせて判別するなりしつつ慎重にやっています。
      誤魔化せるポイントとそうじゃないポイントを把握しておかないととんでもないことになるのが業者用オークションですね(笑)

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管理人 にー 

本業は買取業メインの車屋さん。

ブロガー&カーコンサルタントとして、いかに損をせずに車と向き合っていけるかを色々な視点から解説しています。

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