車売却前に知っておくべき知識

車両保険の金額と実際の査定金額との関連性

投稿日:2016年1月5日 更新日:

本日はこんなお話。

 

車両保険の価格と実際の売却価格との関連性はあるのかどうか!

 

 

現役の頃、不思議とこの話題を持ち出すお客さんが多かったんですよね。

 

金額を伝えると

「いやそんな筈は無い。車両保険だってこのくらい出るのに!」

こんなセリフ、毎月何回も聞いてました。

 

確かに安く言っているのでこんな筈は無いというのは分かりますが、なぜそこで車両保険??

と私は毎回頭にハテナマークが浮かんでいたものです。

 

 

では実際の関係性はどうなのか?

解説していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

って言ってももう答えを言っているようなものですね。

 

結論からお伝えすると

まったく関係ありません。

 

そもそも車両保険の設定金額は、本来ユーザーが決めるものです。

乗っている車が全損になった際にいくら分の保険を掛けたいから毎月、毎年の掛け金はいくらになる・・・みたいなみたいな。

 

もちろん故意に事故を起こす保険金詐欺を未然に防ぐため、ある程度の枠は設けられています。

ここからここまででみたいな。

 

ただオプションをどれくらい付けるかも人それぞれ。

30万円で買った車に50万円のアルミ付ければもう80万円です。

正直その枠も余程常識を外れなければどうとでもなります。

 

なので新車価格より過剰に設定金額を高くしたことはありませんが、普通に新車より高い金額に設定することも可能です。

 

その分お金払えばいいので。

私は盗まれやすい車の時はそうしていました。

購入時の明細見せるわけでもありませんからね。

 

 

そして年数が経過するごとに保険屋さんの方で自動的に保険金額を落とされていくわけですが

 

保険屋さんは車屋さんではありません。

 

 

保険屋さんが買取店に金額を問い合わせて売却するような世界です。

保険には詳しくても車の価値が分かるわけありませんので、その修正の仕方も言い方は悪いですが適当です。

どちらかと言うとディーラーの出し方に近いですかね。

経験上、人気の無い車ほど残存価値が高く設定されてます。

 

詳しくは知りませんが減価償却に近い割合で値段を算出しているんだと思いますけどね。

 

 

まぁそんな事情によって・・・

 

大きく値段がずれ込みます。

 

 

 

 

査定額を聞いて

他社より全然安い!なら分かりますが、車両保険の下りる金額より全然安い!はまったく言っても意味が無いので、勘違いしている人は気を付けて下さいね!

 

 

こんな反応されますので。

 

 

 

-車売却前に知っておくべき知識
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【車の売却】後からのトラブルを避けるための知識【災害歴】

前回記事で触れると言った手前記事にはしましたが・・・   ほぼこのケースはありません。   一応書きましたが読まなくても大丈夫かも・・・     というのも災害 …

高く売れるのはどれ?有名輸入車8メーカーを比較する

さて今回は、当ブログ内で既に一通りの調査が終了している下記メーカーを対象に、全体のデータ結果からリセール比較をしていきたいと思います。   車屋の本気Ver輸入車編。   今回の対 …

【日本車(国産車)】本気で調査した高く売れるメーカーランキング 

明けましておめでとうございます! 温泉で癒されてきた管理人のにーです。 ご挨拶もそこそこに、正月暇を持て余している方用の記事をお送りいたします。       以前車の買取 …

【車それぞれの専門店で売却】リスクとメリット【プロが解説】

買取店以外の売却方法第五弾。   専門店での売却!   そのリスクとメリットについて解説していきます。       専門店とは   その系統 …

【車の売却】査定金額、見積もり金額、買取金額、入金金額 それぞれの違い

今までも何回かありましたが、今回の記事は結構重要です。 しっかり内容を確認し、理解して頂きたい!   では唐突な質問になりますが、この記事を呼んでいる皆さんは買取店で金額を無事聞けました。 …


管理人 にー 

本業は買取業メインの車屋さん。

ブロガー&カーコンサルタントとして、いかに損をせずに車と向き合っていけるかを色々な視点から解説しています。

車両保険の金額と実際の査定金額との関連性

by にー time to read: <1 min
0