本日はこんなお話。
車両保険の価格と実際の売却価格との関連性はあるのかどうか!
現役の頃、不思議とこの話題を持ち出すお客さんが多かったんですよね。
金額を伝えると
「いやそんな筈は無い。車両保険だってこのくらい出るのに!」
こんなセリフ、毎月何回も聞いてました。
確かに安く言っているのでこんな筈は無いというのは分かりますが、なぜそこで車両保険??
と私は毎回頭にハテナマークが浮かんでいたものです。
では実際の関係性はどうなのか?
解説していきたいと思います。
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って言ってももう答えを言っているようなものですね。
結論からお伝えすると
まったく関係ありません。
そもそも車両保険の設定金額は、本来ユーザーが決めるものです。
乗っている車が全損になった際にいくら分の保険を掛けたいから毎月、毎年の掛け金はいくらになる・・・みたいなみたいな。
もちろん故意に事故を起こす保険金詐欺を未然に防ぐため、ある程度の枠は設けられています。
ここからここまででみたいな。
ただオプションをどれくらい付けるかも人それぞれ。
30万円で買った車に50万円のアルミ付ければもう80万円です。
正直その枠も余程常識を外れなければどうとでもなります。
なので新車価格より過剰に設定金額を高くしたことはありませんが、普通に新車より高い金額に設定することも可能です。
その分お金払えばいいので。
私は盗まれやすい車の時はそうしていました。
購入時の明細見せるわけでもありませんからね。
そして年数が経過するごとに保険屋さんの方で自動的に保険金額を落とされていくわけですが
保険屋さんは車屋さんではありません。
保険屋さんが買取店に金額を問い合わせて売却するような世界です。
保険には詳しくても車の価値が分かるわけありませんので、その修正の仕方も言い方は悪いですが適当です。
どちらかと言うとディーラーの出し方に近いですかね。
経験上、人気の無い車ほど残存価値が高く設定されてます。
詳しくは知りませんが減価償却に近い割合で値段を算出しているんだと思いますけどね。
まぁそんな事情によって・・・
大きく値段がずれ込みます。
査定額を聞いて
他社より全然安い!なら分かりますが、車両保険の下りる金額より全然安い!はまったく言っても意味が無いので、勘違いしている人は気を付けて下さいね!
こんな反応されますので。