本日はこんなお話。
改めて検索すると結構皆さん悩んでいる内容みたいですね。
出るわ出るわキャンセルについての相談事。
ただ回答、解説している人も色々的外れなことを言っている人が多いです。
自慢にもなりませんが、15年以上車買取業をしているので私個人でも100件以上。
管理職として部下のキャンセルまで含めれば、数百件レベルでこの売却後のキャンセルに対応してきましたが、まず法律云々と実際の現場の対応は良くも悪くも異なります。
それが理由でヤフー知恵袋などで回答している人もトンチンカンな答えを書いているのでしょう。
スポンサーリンク
今まで何回かこの内容を記事にしようかと思いながら、余り気乗りせず別記事を書いておりました。
ただ段々書くことも無くなってきたので、このキャンセルについて詳しく解説をしていこうかなと思います。
もちろん書く内容は個人ブログですので、企業が体裁を守りながら書くような表面上の物では無く
実際のリアルな内容です。
と言ってもまず初めに言っておきますが
私個人の考えとしては
キャンセルをする人は人として大嫌いです。
そもそも買取店は未成年と契約の取り交わしは親の同意が無ければ出来ませんので、キャンセルを考える人はほぼ成人した立派な大人だと思います。
にも拘らず契約書の重要性をろくに理解せず、簡単な気持ちでキャンセルキャンセルと言う。
まったく理解出来ません。
そしてキャンセル理由の大半は
他でもっと高い金額が出たから
上手く誤魔化しそれっぽい理由を作ったりしますが、その手の話に慣れている買取店は多少誘導尋問すれば大体本当の理由は分かります。
他も当たりたいなら契約するなやと・・・
まったくまったく理解出来ません。
人によっては他社の契約書を持って他店に行きますからね。
これより高くしてくれと。
そんな信用出来ない人の車、誰が欲しいんだと・・・
まったくまったくまったく理解出来ません。
契約書とはお互いが取引条件に納得し、その取引に応じることを約束する旨を書面に表したものです。
約束ですからね約束。
その約束をお客様だからと一方的に破っていいわけがありません。
ってキャンセルしようとしている人はそもそもお客様じゃなく「ただただ迷惑な損害を与えようとしている人」なのでお客様扱いはされませんが・・・
私は大手の頃、キャンセルを希望する人には
「あなたの一方的なキャンセルがまかり通ると思うなら、こちらも契約後に金額を一方的に下げても納得されるってことですよね?」
とよく言ってました。
そんなこと実際はしませんが、そういう理屈だと思ってます。
まぁ悪徳業者やらのせいでクーリングオフとか消費者に優しい法律が出来てるから認識が甘くなるんでしょうが・・・
あ、ちなみに
車の売却にはクーリングオフは存在しませんからね。
「あなたが買う」じゃなく「あなたが売る」ですから。
まずこの記事を読んでいる人は近々、もしくは今後車の売却を考えているか、すでに契約をしてしまってキャンセルをしたい人でしょう。
買取をする側の立場から言いますが
「納得しきれないなら契約をしないで下さい」
買取をする側に取って一番に目指すのは「契約書を頂くこと」ですが、キャンセルされるくらいなら手間と労力が増えるだけですので本当にいらないです。
契約無くなってチャラでは無く完全にマイナスですから。
そして契約をした側の責任を求められますので、車を売る際はそこのところを良く考えて契約して下さいね。
お互いが納得しての売却がどちらにとっても良いことです。
では愚痴っぽくなりましたが次回、そのキャンセルのやり方などを詳しく解説していきます。
詳しくなって欲しくは無い部分ですが・・・
読めば確実に為になります。
次回記事・・・車売却後の契約キャンセル そのやり方を公開