車を高く売るためのコツ 車買取店の内情

買取店 買取った車 実は全て黒字化出来ていない!

投稿日:2015年11月13日 更新日:

本日はこんなお話を。

買取店の内情の部分です。

 

皆さん当然車を売るからには高い金額でと思うわけですが、皆が皆そうなるわけでもなく、テレビやラジオCMなどの宣伝広告費用なんか屁でもないくらいの収益を結果的にもたらしてしまっているのが現状です。

 

ただ中には本当の高価買取を成立させる人もいます。

 

そう・・・買取店が本来仕事としている転売による利益を作ることも出来ず、逆に損失を被るくらいの高価買取を。

 

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ではどんな売却方法でどうやってやるのか。

具体的な方法があったら興味津々ですよね。

みんなが知ったら買取店潰れちゃいますけどね(笑)

 

では・・・今回はそこら辺を解説してみようと思います。

まず買取店が買った車を黒字化出来ないパターンは何種類かあります。

 

黒字化出来ないパターン

①急な相場変動によりどうにも出来ず。合掌。

 

②マイナーチェンジ、フルモデルチェンジなど相場の落差が来る前に仕入れたものの捌ききれなかった。

 

③お客さんの営業力が一枚二枚と上手だった。

 

④修復歴や機関系トラブルが軽微な内容だったため減額交渉をせずに目を瞑った。

 

⑤単純に相場を見誤り高い金額で買ってしまった(査定ミスも含む)

 

パターンでいくとこのような感じです。

ただ狙える可能性が有るものと無いものとがありますのでそれぞれ解説します。

 

 

①急な相場変動によりどうにも出来ず。

これは狙えません。

無理です。

 

ちょいちょいこの仕事をしていると

 

なぜこんな相場が急落するんだー!!

 

と泣きたくなるくらい相場が下がる車があったりします。

 

理由はいろいろと可能性の話はあっても毎回よく分かりません。

 

ただ2週間くらいで一気に相場が下がるといった感じです。

 

お客様はもちろん売った後に買取店が泣いていることなんて知る由もないでしょうが・・・

 

まぁこうなったらラッキーですね。

 

逆に2週間後まで引っ張って売ろうとしたら大参事になっていたってことです。

 

ほんとに売るタイミングは重要でっせ・・・

 

 

②マイナーチェンジ、フルモデルチェンジなど相場の落差が来る前に仕入れたものの捌ききれなかった。

これも一般人では狙えません。

一般的には車屋の方が一般人に比べフルモデルチェンジなどの情報には敏感ですし情報入手も早いです。

また、よくカー雑誌「ベストカー」などで情報が書かれたりしますが、どんなに人気車種であっても正式販売1年も前からチラッと情報が出ただけで急落するなんてことはありません。

 

今この記事を書いているタイミングですと、今月に超人気車種プリウスがフルモデルチェンジで出ますが、情報自体は1年以上も前からありました。

しかし実際相場に変動があったかなと感じたのは今年の夏くらいです。

 

その変動があるタイミングがいつ来るかなんていうのは誰も分かりません。

ここら辺は株の値動きと同じようなものですね。

 

いつ下がるか分かったら苦労しないと(笑)

 

これも丁度いいタイミングで売ったら、たまたま結果的に買取店が赤字になったというものです。

辺に意識してもしょうがないですが、早めに動けるなら動いた方がいいといったところですね。

 

 

③お客さんの営業力が一枚二枚と上手だった。

これはいける可能性があります。

私は買取店スタッフの営業力は世間一般の営業の中でも高い方じゃないかと思っていますが(勝手な判断です)

一軒家に飛び込みで高級布団を売りまくるような人たちに比べたら、営業力なんてひよっこレベルとも思っちゃいますしなんとも言えません(笑)

 

ただ本業で培った営業力に自信のある方は可能性があると思います。

 

本来の相場以上でも買いたくなる、勝負をしてみたくなるトークを買取店のスタッフにかければいいのです。

所詮相場なんていうものは水物。

よく私もお客様に言ってましたが

 

最後の1万2万なんていうのは何か根拠があって出すものではありません。

 

買取店が買いたいという気持ちが強ければ出しますし、弱ければ出さない。

そんなレベルの金額です。

それが色々な複合要素で、例えば相場が不安定などの理由があれば5万10万という金額でも気持ちでカバーしようとしてしまいます。

 

簡単に言えば頑張ってあげたくなる(頑張れば売ってくれると思わせる)お客さんを演じるということですね。

 

誰でも出来ることではないので、この方法は可能性があるとしておきます。

 

当たり前ですがふんぞり返って俺はお客様だぞと思っている人にはまったくご縁が無い方法です。

 

④修復歴や機関系トラブルが軽微な内容だったため減額交渉をせずに目を瞑った。

一番可能性があります。

 

ただ勘違いしてはいけません。

以前解説はしましたがこれを狙ってやるのは危険ですね。

たまたま内容的に買取店が大目に見てくれたというだけの話であって、減額や返却対応が入ってもおかしくはありません。

 

狙ってやる=嘘を付くということなのでリスクが有り過ぎます。

 

ただ以前解説した方法を使い 、申告義務を果たしている状態に持っていければ充分に可能性がありますし、③と違い自身の営業力が問われることもありませんので結果的に高価買取という方法になりやすいです。

 

 

 

⑤単純に相場を見誤り高い金額で買ってしまった(査定ミスも含む)

狙って行うには相応の知識と運が必要です。

ただハマれば一番買取店の赤字金額が大きいのもこの方法です。

 

私が経験したケースでは

・グレード間違い

・装備品の取り間違い

・色の取り間違い

 

他にもあるとは思いますがこんな感じです。

 

一応それぞれどのような状況だったか説明しておきます。

 

グレード間違い

グレードは本来買取店側が調べるものです。

お客様側が必ずしも知っていなければいけない情報では無いので、グレード間違いは買取店側の責任となります。

 

しかし中にはそのグレードが判別し辛い車・・・というかメーカーがあります。

 

マツダ車、ホンダ車、そして輸入車です。

 

特に輸入車の中でも並行輸入となるとグレード判別のハードルが上がります。

買取店の店長など相応の経験と知識がある人間なら最終的には大半は判別出来るのですが・・・

悩んでいる時にお客様側から

 

「こんなグレードって言われたけど・・・」

 

なんて言葉を言われると、それか!と結論付けてしまう時もあります。

 

そしてそのグレードが本来のグレードより希少で高いグレードだったら・・・

 

 

相応の知識が必要とはこういうことです。

 

高いグレード設定があることを知っている。

 

そのグレードとの判別が難しいことも知っている。

 

このグレードですと断言するリスクを知っている。

 

だから敢えて客観的に「言われたけど」という逃げ道も自分で作れる。

 

なかなかいないと思いますがこんなことをやると買取店が何も言えなくなります。

結果、営業スタッフと店の責任として暗に処理されます(大説教付き)

 

装備品の取り間違い

これが一番ケースが多いですね。

主に高級車で取り間違いが起きます。

 

色々なケースがありますが、例えばスーパーサラウンドシステム(18スピーカーなど)が無いのにあると判断させる。

プリクラッシュシステムが無いのにあると思わせる。

ディーラーオプションナビをメーカーオプションナビと勘違いさせる。

などなど・・・

 

どれもオプション単価が30万50万の世界のもの(プリクラッシュは最近安くなりましたが)をどう営業スタッフにあると思わせるかがポイントです。

 

まずこういった高額オプション設定があることを把握していること。

 

その高額オプション設定の本来の見分け方を知っていること。

 

それを分かった上で勘違いさせられる話術が有り、かつ責任が回ってこないような言い回しが出来ること。

 

こう書くとやはりハードルが高いですね・・・

 

 

 

色の取り間違い

これは夜の査定でたまに起きます。

新米営業マンであれば昼でも可能性はありますが。

 

夜だと暗い色がなんでも黒に見えてしまうのはなんとなく分かると思います。

昔で言えばベンツのブルブラ、エメブラが黒に見えて買ったら大参事なんてこともありました。

最近でもダークパープルが黒に見える。

アルファードのクリームがかったパールをホワイトパールと判断して悲惨なことになんてこともありますね。

レクサス系でパールを取り間違えたスタッフもいます。

 

基本はバレるんです基本は。

 

車にはコーションプレートなどにカラーナンバーという色の識別番号が書いてあるので、見た目で色の判別が出来なくても買取店はそのナンバーで色の判別をします。

 

しかし・・・しかしですよ。

 

普段は見るコーションプレートを見えなくしてしまったら・・・?

 

 

といっても外すとかそんな大それたことをするわけじゃありません。

例えばセンターピラー下部に付いているタイプのコーションプレート。

もちろんドアが開かなかったら見れません。

 

ではドアがちょっとしか開かないようにしてみたら・・・?

 

会社に査定に来て貰うよう個別に買取店に電話をし、会社駐車場のギッチギチの中で査定をして貰ったら・・・

動かせなければそこで気合いの査定するしかないと思うスタッフもいるわけです。

 

 

なんというか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで私が昔ハマりました(笑)

 

 

無理にでも他の従業員の車も動かして貰えば良かったんですけどね。

優しさと気遣いが全面に出過ぎてしまう仏のような私は、わざわざうちに声を掛けて貰ってるのに

 

「前に停まっている車を動かして貰ってもいいですか?」

 

なんて失礼なこと言えない!と判断し、ドアも満足に開かないまま査定強行。

なんとか買取りが成立し、後日車をお預かりしたら副店長から一言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これ・・・色違くね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様が悪いわけじゃないということで何も言えず・・・

 

 

 

 

 

 

 

オークションに出すも見事爆死・・・

250万くらいの車買取って40万の損失です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しさと気遣いなんてクソ食らえだぜ!って当時の副店長に蹴り飛ばされながら思いましたね・・・(遠い目

 

 

 

自然な感じでそんな状況が作れること。

 

カラーナンバーの位置を把握していること。

 

値段の高い色、安い色が分かっていること。

 

気弱な営業マンが担当になること(笑)

 

ここら辺が成功するにしても最低条件ってとこですね。

 

 

さすがに

「ドアが開かないんで動かして貰っていいですか?」

と言われたらちゃんと動かしましょうね!

 

本来はちゃんと車が見れる状況にあって初めて査定です。

動かさなかったらユーザー側の過失としてたぶんクレーム入りますからね。

だから言われるかどうかの運も必要です。

 

 

狙って出来るものではありませんが・・・

こんな内容も知っておくと、いつかビッグチャンスが来るかもしれませんよ。

 

 

 

  

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