車売却前に知っておくべき知識

日本車の海外需要とその価格

投稿日:2015年12月25日 更新日:

さて今回は今までの記事でも言葉だけは出してきた「日本車の海外需要」についてです。

よく車業界では輸出輸出!と呼んでいますが

この海外需要についてはそれなりに一般人にも認知度の高い物になっているんじゃないでしょうか?

買取店を利用した際に輸出車両に乗っていると、この車は輸出が~と突っ込まれたりするでしょうし

ニュース見てれば日本語の看板くっ付けたままのバスとかニュースに映ってたりしますしね。

 

ではこの海外輸出、なぜ起き、なぜ値段が高いんでしょう?

 

そしてその海外需要の特徴は?

 

詳しく解説出来る部分は解説していきますので、よく勉強して頂きたい!

 

スポンサーリンク

 

海外輸出とは

メーカーが日本国内向けに作り国内販売した車両が、海を渡り海外に行くことを言います。

例えばトヨタと一言で言っても、トヨタは諸外国でも正規に車を販売しています。

アメリカなどの先進国はもちろん、発展途上の東南アジアでも全ての国ではないでしょうが売ってますね。

ちなみにアメリカなどの海外で販売された日本メーカーの車が国内に入ってくることを「逆輸入」と言い、そんな車を「逆輸入車」と言います。

北米トヨタのタンドラや国内レクサスが開始される前から販売されていた米国レクサスなどが有名ですかね。

何が言いたいかと言うと、トヨタだからと言って国ごとに売っている車は全然違いますし、性能、仕様も国ごとの基準が異なるため違うということです。

そしてベンツやBMWなどの輸入メーカーもこの海外輸出に該当します。

なぜかドイツでは無く(ドイツからも輸出されているのかもしれませんが)日本から旅立ちます。

 

なぜ海外輸出車両は高いのか?

では次に諸外国でも正規に販売している日本メーカーが、なぜ高い金額で海外に輸出されるのかです。

と言っても、私もこの部分は海外輸出のエキスパートでは無いので詳しいことは知りません。

個人的には例えばタイでもタイトヨタがあるので、わざわざ高いお金出して日本トヨタの車じゃなくてもタイトヨタでいいじゃんって思ってしまいます。

しかし各国で人気のある日本メーカーの、しかも母国生産車は一味違うんでしょうね。

ラインナップも豊富ですし。

たぶんですが、元々丈夫と思われている日本メーカーの中でもトップクラスに丈夫で最先端って思われているんでしょう。

 

中国人が作ったトヨタ車と日本人が作ったトヨタ車なら、私だったら日本人が作った方選びますし(笑)

 

だからか現地での販売金額も関税などの負担があるにも関わらず高く売られていますし高く売れます。

また自国に日本メーカーのディーラーが無ければ日本車は輸出に頼るしかありません。

そもそも外国は自国メーカー車が無い国ばっかりですからね。

確かキリギスやベネゼエラが今輸出のトップだったはずですが、そういった国にバンバン日本車が運ばれていくわけです。

 

粗悪な路面にも耐え、数十万キロの距離数にも耐え、雑な乗り方にも耐える。

 

さすが日本車!

 

ベンツBMWはお呼びじゃないです(一部の金持ち以外)

他の高い理由は日本ほど外人さんは車の程度にうるさくないというのも大きいですけどね。

 

 

海外需要の特徴

では肝心の海外需要の特徴です。

 

・走行距離は過走行でもOK(国によって20万キロ以内など距離制限はあったりもする)

・ボディー状態が悪くてもOKな車が多い

・マニュアル車が大好き

・2WDも大好き

・RV車、SUV車など車高が高い車が大好き

・かといってセダンなどのタクシーで使える車も大好き

・そんなこと言いながら走り屋向けのスポーツ車も大好き

・エンジンが丈夫な車が何よりも好き。というかエンジンが好き

・トラックや箱型の荷物が詰める車も凄く好き

・もうトヨタLOVE

 

こんな感じです。

要約すると需要の違いはあれど、かなりの日本車は海外に行きます。

バスならバスの需要、重機なら重機の需要とどっかしらに丈夫な日本メーカーは運ばれていくわけです。

 

ただ注意しなければならないのは、今まで海外輸出に入らなかった車両が急に行き始める。

逆に今まで行っていた車両が急に止まる。

こんなことがちょいちょい起きます。

唯一行きづらいのは軽自動車ですね。

軽なんて特別枠を作っているのは日本くらいです。

税金の優遇なんてものも日本しか存在しませんので(たぶん)、海外で軽自動車を見ることは稀れにありますが普通車と同じナンバー付いて走っています。

そうすると小さいだけでメリットが薄いんですよね。

 

 

 

よく大手現役時代に、仲の良いお客さんに話していたことですが・・・

年間走行距離が2万キロを超える人。

 

絶対に。

 

絶対に絶対に。

 

絶対に絶対に絶対に。

 

海外需要の強い車を選んだ方がいいです。

選ぶか選ばないかで恐ろしい売却金額の差が生まれます。

 

新車で400万で買った車が5年後、10万キロを超えた時に、300万オーバーで売れる車もあれば50万になる車もあります。

さすがに普通の感覚の人間なら250万以上の差が付けば凍り付くでしょう。

営業車付きの営業マンを多数抱える法人社長なども、このような考えが出来る方と出来ない方とで相当な金額の差が生まれています。

 

いくら高額売却を望もうにも、そもそものその車の価値が無ければ高額もへったくれもありません。

 

土台の価格が上がりやすいという大きなメリットのある海外需要。

あまり走行距離が伸びない人には恩恵が少ない部分ですが・・・

結構走る方は絶対に勉強しといた方がいい部分ですよ!

 

今回の内容は知っている人も結構多い部分だと思いますので次回。

海外輸出を超える「スーパー特需」について解説致します。

 

ほぼ一般人が知らない世界に突入ですが・・・

ヒットすれば鼻血出ます。

 

 

 

-車売却前に知っておくべき知識
-

執筆者:


  1. がばちょ より:

    こんばんわ。いつも楽しく拝見させて頂いております。
    輸出該当車の走行距離と相場についてですが、過走行車でも海外需要があると拝見しておりますが、例えば、同一車種グレードで、18万キロ、21万キロ、25万キロ、30万キロの4種でも、オークション相場は変化が無いのでしょうか。
    現在、フォレスターのSTIバージョンという輸出該当車を所有しており、走行距離が18万キロを超えました。このまま走行距離を伸ばしても売却額に変化が生じないのか、ある程度で走行距離を抑えておくべしか、アドバイスいただけたら幸いです。

    • にー より:

      こんばんは!
      輸出と距離は車によるというのが回答になってしまいます。
      12kmと18万km。
      この比較であれば、12万km時点で輸出底値到達ならまったくと言っていいほど価格差が無いです。
      ただ輸出の中には20万km制限などもあったりするので(確かトヨタのベルタはそんなのがありました)、その制限を通過した時に車両価値が落ちる車両も存在します。
      そしてその車種を得意とする輸出屋でもない限り、その時都合の良いデータがあるかどうかでしか判別が出来ません。
      なので20万kmと超えない方がちょっと良いかも程度に思っておいた方が良いと思います。
      超えたら輸出が消えるなんてことは聞いたことも、そんなデータを見たこともないので、輸出価格が1段階下がるとか、ちょっと取引価格が落ちるとかその程度ですけどね。

      ※コメント欄でのご質問はデータ未確認で回答していますので、フォレスターに限定してどうなのかはなんとも言えません。
      必要があればご依頼という形で調査させて頂くことは可能ですので、精度重視の回答ご希望の場合は直接メールを頂ければと思います。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

車の買取店でよく出る言葉 【オークション】オークションって何?

以前にまずは知識を身に付けようというお話をしましたが、何を知るにも基本を知っておかないと応用が利きません。   車に限らずの話ですね。   こと車に関しては、基本中の基本として車の …

【重要】車をいつ売る予定なのかははっきりさせよう

さて、今までの記事をご覧になった方は自分の車が売れる状況にあるのかどうか、判断が出来る状況かと思います。   売れる状況!となればやはり気になるのは自分の車の価値。   乗り換えで …

事故の現状車もお金になる?諦める前に取るべき行動

本日通勤途中に車が転がっておりました。 事情を知らず渋滞でイライラマックスだったわけですが、その横を通った際に女性運転手であろう人の切ない顔を見て あぁ・・・人は大丈夫そうだけど新しそうな軽自動車なの …

高く売れるのはどれ?有名輸入車8メーカーを比較する

さて今回は、当ブログ内で既に一通りの調査が終了している下記メーカーを対象に、全体のデータ結果からリセール比較をしていきたいと思います。   車屋の本気Ver輸入車編。   今回の対 …

車を売るべきタイミング 売るべきでは無いタイミング【プロが解説】

今までの記事をご覧になっている方なら   車を売るべきタイミングは早ければ早いほど良い!   と即答出来ると思います。   その通りです。     に …

プロフィール


管理人 にー 

本業は買取業メインの車屋さん。

ブロガー&カーコンサルタントとして、いかに損をせずに車と向き合っていけるかを色々な視点から解説しています。

日本車の海外需要とその価格

by にー time to read: <1 min
2