車売却前に知っておくべき知識

【ディーラー下取り】メリットとデメリット【プロが解説】

投稿日:2015年12月14日 更新日:

買取店以外の売却方法第三弾。

 

「ディーラー下取り」について解説します。

 

といっても大して解説することもないんですけどね(笑)

皆さん知っている売却方法なので、確認の意味も含めてご覧下さい。

 

ディーラー下取りのメリット

・納車まで乗れる

・納車後の減額や返却などの可能性が買取店より低い

・買う場所で全てが終わるため非常に楽

 

こんな感じですね。

 

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ただ二つ目の「納車後の減額や返却の可能性」はディーラーならまったく無いと思っている人もいますが、あまりにも申告とずれ込むようならあります。

メーカー問わず減額対応をしている知り合いのディーラーマンは何人もいます。

 

看板を汚すことをディーラーの特に上の人間が嫌うため、買取店より黙認する率が高いというだけです。

 

損害額が大きければ動きますので詐欺まがいなことはしないようにご注意を。

 

では続いて

 

ディーラー下取りのデメリット

・金額が安いことが多い

・下取りなのでそこでしか車が買えない。

・ひとまとめの見積もりとなるので値引きと調整されやすい。

 

これも分かっている人は分かっている内容だと思いますが

最後の値引き調整はピンと来ない人も今まで数多くいましたので説明しておきます。

 

例えばフリーザさんの宇宙船(車)の相場が50万円だったとします。

下取りで40万円と言われ、それだけじゃ不安だといろいろ買取店を廻り、40~55万までの金額の話を受けました。

当然フリーザさんは相場が50万円だということを知らないわけですから、もしかしたら60万円にもなるかもと思っても不思議ではありません。

そうでなくてもディーラー信者のフリーザさんは、せめて買取店の最高額、55万円をディーラーの下取りでなんとかして欲しいと思います。

だって下取りに入れた方が納車まで乗ってていいし入れ替えも楽ですからね。

 

そしてこんなことをディーラーにぶつけます。

「車買うんだから下取りもっと頑張りなさい。もう何台も買ってるんですよ?」

 

するとディーラーは下取りを頑張ろうとします。

「55万下取り付くなら契約して貰えますか?」

そしてディーラーは下取り55万円で契約を取ります。

 

しかし値引きは10万円。

 

下取り頑張ったからもう値引きもいっぱいいっぱいですよと・・・

ちょっとしたオプションおまけで付けられて納得してしまう人が非常に多いケースですね。

 

本当に値引き枠が10万円の車なら全然問題ありません。

 

が、こんな時

 

値引き枠は25万30万であることが多いです。

 

結局15万20万という金額を損してしまっているということです。

 

 

ディーラーマンの心情としては

下取りを買取店に合わせるだけで車買ってくれるなんてラッキー!

 

下取り単体で見たらヤバいけど、値引きガッツリ減らして調整したから逆にプラスだわ。

 

1回目の見積もりでそんな値引き出さなくてよかったー!

店長に褒められるぞこれは。

 

お客さんにバレたら激おこぷんぷん丸ですね。

 

 

またはこんなケース。

トヨタ、日産、ホンダで似たり寄ったりの車をどうしようか悩んでいるフリーザさん。

そうですね・・・ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンにしときましょうか。

対抗馬を作った方がディーラーも値引きを頑張るだろうとディーラー巡りをします。

そして今乗っている宇宙船(車)もあわよくば下取りで高くなんて考えちゃってるフリーザさん。

 

早速見積もりを見比べると・・・

下取りがトヨタ10万 日産8万 ホンダ20万とホンダさん圧勝!!!

 

値引きは多少の差はあれど似たようなもん。

 

ホンダラブ!!!

 

買取店行っても10万前半がいいとこなのにどうしたんですか!?

 

3種並べたところで決定打も無いし、下取り高いならもうこっち!こっちに決めた!

 

 

こんな展開も多いですね。

 

これもディーラーマンの心情としては

あぁ~またこのパターンかよーなんで毎回毎回対抗馬作ってくるの・・・

値段も違えば車そのものも違うんだから値引き合戦したって不毛だし、下取りドンと上げてやろっと。

 

これならインパクトあるっしょ?ねぇあるっしょ?

 

 

こんな感じです。

同じ系統何車種かで悩む人は多いですが、出来るディーラーマンは

 

自社のこの車が凄いんです!

 

こんな機能が他社より優れているんです!

 

さらに値引きもこんなに!

 

だから他の車買う前に声かけて下さいよ!

 

こんなこと必要最低限しか言ってませんね。

 

車が違うのに値引きどうのこうのをしてもインパクトがありません。

それにどこの会社も自社商品の良いところは誰だって売るために言います。

 

そしてデメリット、負けている部分はお客さんから突っ込まれなければ言いません。

 

結局やっていることは他の会社と変わらないですからね。

 

 

 

それよりも効果的なのは下取り車。

 

どこも同じ物を見て値段を出します。

比較も簡単。

しかも今まで大事に?乗っていたかもしれない車。

愛着だってあるでしょう。たぶん。きっと。

そこをサラりと評価してあげると・・・

 

購入意欲がぐぐーんとアップ!

 

こんなことを考えているディーラーマンがよく使う手ですね。

 

もちろん値引きはさほどしません。

 

しなくても決まりますし、下取りの調整分を値引きから捻出してれば出しようもありません。

 

頑張ったフリをすればそれでオッケーです。

 

 

 

ではこんな罠に引っかからないようにするためにはどうすればいいのか。

 

それは非常に簡単です。

 

欲しい車の値引き交渉だけ先に終わらせて下さい。

 

値引き交渉の最中に下取りの話題を出さなければいいだけです。

 

出せば交渉の材料に使われるわけですから、「下取りは無い!!」と言い切っとけばいいのです。

そうすればディーラーは売る方だけで勝負するしかありません。

そして満足のいく値引きが得られたら下取りの確認をして下さい。

もう調整が出来ないので本当の下取り金額が出てきます。

あとは他の売却方法と照らし合わせて得な方法を選べばいいだけです。

 

 

ディーラーも企業です。

相応の利益が無ければ受付カウンターにお姉さんは配置出来ませんし、常に小奇麗清潔な状態なんて保てません。

ディーラーだからと安心しきらないように注意しましょうね!

 

では次回はそんなディーラーの下取り金額は本当に安いのかどうかのお話しです。

今までディーラーの下取り金額と実際のオークション相場は腐るほど見比べてきました。

 

リアルな情報、お届けします。

 

 

 

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