パジェロイオの前身モデル。
出典:goonet
本日はパジェロジュニアです。
前身と言ってもパジェロイオは基本5ドア(一部3ドア設定有り)
対してパジェロジュニアは全て3ドアショートボディとなるので、単純にそのままスライドしてパジェロイオ誕生という感じではありませんね。
平成7~10年販売とかなり古い車になりますので、パジェロ系だからこその輸出に引っかかっているかどうかを調査してみたいと思います。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・S
・海外輸出情報
機関系が正常であればプチ輸出に該当
・総評
おぉ?
経過年数、そして当時の新車価格(150~180万くらい)を考えればかなり優秀かも・・・
まず年式、シフト(ATorMT)、グレードに関係無く、まともな状態であればプチ輸出は確定っぽいですね。
修復歴は関係ありませんし、今まで除外される傾向が強かったフレームの腐食穴があっても問題無く該当しております。
これは車体そのものが輸出されるというより、エンジンだけとか部品で輸出されてるのかな?
ちょっとここら辺は判断付かないですけど、一般的なプチ輸出よりも受け皿が大きいと思って頂ければと良さそうですね。
個人的には経過年数から国内需要は絶望的。
輸出が該当していればラッキーだけどショートボディだし・・・くらいに考えていたら、思いのほか健闘していて驚きました。
さすがパジェロの冠が付いているだけある車です。
そしてもっと驚いたのが国内需要。
データを眺めていると、チラホラと20万超え、30万超えなんて取引が確認出来ます。
なんぞー!?と思って詳細を見てみると、まず共通しているのは低走行車。
これが絶対条件となって、その他高くなる条件がチラホラと見えてきますね。
その条件と特徴がこちら。
・距離数の目安は10万キロ以内くらい(5万キロ以内はかなり熱い)
・外装状態が良好なこともほぼほぼ絶対条件
・期待値の最も高いグレードは末期の限定車「フライングパグ」
・次いで「ZR-2」
・シフトの影響は感じられない
このようになります。
出典:くるまNEWS
ちなみにフライングパクはこのような車。
なんだかミツオカ車を彷彿とされるデザインで、他と被らない独特なレトロ調の見た目から、特別なリセール(国内需要)に繋がっているのは納得出来ます。
このような雰囲気で4WD車って出てこないですしね。
しかし分からないのが「ZR-2」
まぁ~~~いっちゃなんですが今となっては古臭い見た目をしてるんですよ(笑)
フライングパグと違って悪い意味での古臭さ。
なので20万超え30万超えと、低走行車が明らかに輸出ボーダーを超えてきているのはなぜなんだろうか・・・
まさかまだ国内需要が存在しているのかな?
うーん信じられん。
一部の国内マニアが買っているのか、それとも低走行を求める別の海外輸出ルートがあるのかは相場を眺めるだけではよく分かりません。
が、とりあえず距離数に応じて価値が上昇しているのは間違いありませんので、距離数だけじゃありませんけど上記項目に複数該当する方は頑張って下さい。
20年以上経過にしては素晴らしい売却金額になる可能性がありますし、ダメでも安いインダッシュナビくらいなら十分買える価値は残っています。
せめてこの記事ご覧になられた方は、お金を自ら捨てに行かないよう気を付けて下さいね!
※次回予定だった「ピスタチオ」はデータがまったく無いため飛ばします。
聞いたことないぞ!?と思ってちょっと調べたら、僅か半年で生産終了とか・・・
過去一番の激レア車な気がするwww
【goo】
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両は見積もり依頼をすると、販売店からメールで教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で予算を組んでいきましょう。
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※一括査定ではありません
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。
ピスタチオは総生産台数50台、官公庁向けオンリーだから絶対に見つからなさそうですね。
うおーなんてマニアな情報(笑)
私はこんな車が存在してたことすら今まで知りませんでした。
50台で官公庁向けって用途が謎ですね~官公庁の社用車じゃ50台なんかじゃまったく足らないでしょうし、高級官僚向けな特別感これっぽっちもないですし・・・
にー様
ピスタチオはガソリン車で初めてリッター30km(10:15モード)を越えた当時としては世界一の低燃費ガソリンエコカーです。
プリウスですら初代はリッター31kmでしたから。
もう博士と呼んでもいいでしょうか・・・?
そんな凄い車なのになぜ知名度皆無なんだろう。
当時リッター30超えましたってだけで相当凄いはずなのに。
量産出来なかった事情でもあるんですかねぇ。