もう15年近くも前の車になってしまったのか。
出典:goonet
本日はRX-7です。
また復活するかもしれませんがロータリーエンジンを有名にした立役者ですね。
後継のRX-8が出たことによって先代の需要が跳ね上がるという珍しい経緯を辿った車でもあります。
この車はどうすっかなー3型(一応4型の初期もか)までのRX-7は「アンフィニRX-7」で別車種扱いなんですよね。
おまけにさらに古いサバンナも別車種扱いで、どこぞの豆腐屋の影響もあってか今だに需要がある。
うーん・・・分ける・・・か・・・?
とりあえず順番にやっていくとして、今回は4型~6型までの最後のRX-7を見ていきます。
錆びれたとは言えスポーツカー需要の神髄。
とくと見るがいいっ!!
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・SS
・海外輸出情報
MTは中輸出に該当(ATはデータが無いため謎だけど絶対該当はしている)
・総評
冒頭でもお伝えした通り、もう古い車なのでグレード別まではやりません。
とりあえず需要が高いのは5型6型の一般的には後期と呼ばれる平成11年以降。
そしてMTで程度が良いこと。
これだけ。
なのでー・・・うーん・・・どうしよ(笑)
S2000の時と同じようにやってくかな。
4型(平成8年~10年)
車名からアンフィニが外れた初期タイプ。
基本的にはMTなのか、修復歴があるかどうか(外装状態の程度も含めて)、そして距離。
これがどの型にも共通して言える価格に影響の出るポイントですが、4型の場合は改造度合いが結構重視されます。
フロントマスクを後期型に変えるだけでもポイント高し。
よくヴェイルサイドのエアロ付けている人もいましたが、中期型を匂わせない見た目にすることで需要が引き上がります。
あとは吸排気だけじゃなく、社外のタービン付けたりコンピューター弄ったり・・・
中身の改造も評価されやすい型ですね。
買うのは「走るぞー!!」という雰囲気に惚れた若いお兄ちゃんが大半です。
そこら辺の好みを分かってあげると売却額に繋がりやすくなりますし、逆に買おうとしている人は自分で改造費用掛けるよりは安く乗れます。
あーただ低走行の場合。
これはノーマルの方が重宝されますね。
状態の良いベース車両として、これから愛を持って好みに改造していくお金持ち用になります。
新車価格は当時320万~400万弱。
決して安い車ではありませんでしたが、20年近く経った今でも物によっては大台の100万円をオーバーしている車がチラホラあります。
どんな状態だろうが必ずお金は手元に残ります。
が、ATタイプはそもそも流通量がかなり少ないのでよく分かりません(笑)
5型(平成11年~12年)
ほんとにサーキットとかで突き詰めて走る方は、色々と性能が上がった5型以降を購入されているイメージです。
当時の新車価格は300万弱~380万くらい。
そして市場価格は100万円台がザラに出てくるようになり、極上車と呼ばれるような車であればリセール数値50%を超え200万円オーバーまで出てきます。
この型以降は距離と状態最優先。
改造の付加価値は距離が走ってる車は・・・というくらいでそこまで強くありません。
価格的にも若い人からもう少し年齢が上がった人達じゃないと中々買えないからだと思われます。
どうしても改造していると荒い使い方をしている=エンジン負荷が激しいと思って警戒しちゃいますしね。
6型(平成12年~15年)
この型がRX-7の真骨頂かなぁ・・・
でも久しぶりに見たけど下がったなー!!
5年くらい前かな?
一回ガソリンが急激に上がったタイミングがありました。
ほんとギュギューンって上がった時。
その時にこの車燃費悪いから落ちたんですよね(笑)
当時の新車価格は300万弱~400万弱。
そして市場価格は100万円台が主流となります。
5型よりちょっと上がったくらい・・・
15年以上経過した車にしてはそりゃ凄いんですけどね。
あのプラドとかアルファードなんかよりもリセールは全然高いし(笑)
でも買える!若い人でも頑張れば買えるよ!
高橋啓介に憧れた人もイエローのRX-7買えちゃうよ!!
さ・・・いい加減本題に入ろ。
ここまで見ると、今までやったスープラとかS2000とか・・・
見るからにスポーツカー!っていうタイプの車とそう変わらないように見えると思います。
ただRX-7を愛して止まない人達の思いは国内スポーツカーの中でもトップな気がする。
それが相場に表れているのが本当の最終型。
1500台限定の「スピリットR」
2名乗り「A」、4名乗りの「B」、そしてATの「C」とあるけどAかBならどっちでも良い。
この2種は化け物です。
リセール数値で言えば15年経過時点で50%を切っているデータは1台のみ。
それなりに走って色が地味で、おまけに修復歴がある車だけ。
あとは200万以上300万以上400万以上、そして500万以上・・・
もう1回言っとくぜ。
新車価格は当時400万弱だ。
これぞプレミアカー!!
まぁ国内需要だと思うので、新車価格を超えるような突き抜けた売却を目指すには色々と厳しい条件が必要です。
無事故の程度極上なんて当たり前だし、距離も相当制限が入ります。
ノーマルであることもほぼ必須条件でしょう(コンプリートカーはまた別)
ただ7万キロ以内とかの程度良好車両なスピリットRをお持ちの方は、相当弾け飛ぶ売却金額になると思います(笑)
大事にガレージ保管するも良し!
先に現金化するも良し!
乗るなら程度良好な車はだいぶ少なくなってきているので大事に乗ってくださいね!
余談
リセールは非常に高いRX-7ですが気軽に手を出すべき車ではありません(特に若い方)
維持費が輸入車並みにかかりますので・・・
燃費はリッター3~4キロくらい。
ガソリンと一緒にエンジンオイルを食いながら走る車ですので、気付けばエンジンオイルが無くなっています。
そしてちょっとほっとけばエンジンブローで車が昇天です。
古い車なのでそれなりに故障なども出てくるでしょうしね。
中古購入を検討される方は、「それなりの覚悟」を持って買いましょう。
じゃないと「とても維持出来ませーん!」って泣きながら買取店ダッシュすることになりますよ(何回もそんな光景見てる)
あ、そうそう。
やっと一通りの広告貼り付けが一段落しました。
たぶんご覧になられている方には邪魔くさい内容になってしまってすいません!
皆さんのお財布を痛めずとなると最終手段がこれしかございませんでした。
とりあえずこれを運営資金に充てていくしかないかなーと思っていますので生暖かく見守って下さい。
多少余裕が生まれれば更新ペースを上げるとかこちらに避ける時間も増えると思いますので!
ただ一括査定は金額知るために利用するものじゃないですからね。
国内需要向けの車を売る時に利用しましょう!
そして利用する時はちゃんと勉強してから挑みましょう!
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。
※一括査定ではありません
マツダ【RX-7】の売り先アドバイス
車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。
国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。
「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。
車買取専門店 ◎
現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。
相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。
しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。
単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。
お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。
【一括査定依頼のコツ】
・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)
・平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)
数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)
【カーセンサー】
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。
買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。
車の系統を合わせた専門店 ◎
ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。
専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。
難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。
国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。
中古車販売店 △
中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。
国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。
車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。
販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。
難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。
オークション代行出品 △
業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)
流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。
あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。
逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。
知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。
一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。
手数料の安い代行業者がコチラ
・中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)
・Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)
買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。
廃車業者 ×
廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。
過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。
廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう
【廃車本舗】
全国規模の廃車専門業者です。
自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。
レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。
車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?
厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。
ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)
実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。
自分のリクエスト採用していただきありがとうございました
知人が5型を乗っておりますが、下手すると当時の中古車購入価格で売却できる可能性もあるんですね
距離が延びて経年劣化も進みロータリー特有のエンジンブローの心配も出てくるかと思いますが、こうなると一気に価値も下がるのでしょうか?
いえいえ!
タイミングによっては購入価格で売却も有り得ると思いますよー。
特に後期タイプは距離のウェイトが大きいですね~日本人の方がそこら辺気にされて距離薄を探されているんだと思います。
実際どうなのかは分かりませんが、よくロータリーのエンジン負荷は通常エンジンの1.5倍。
ロータリーの10万キロは普通のやつの15万キロ相当なんて言ってましたからね。
ただ一気にというよりはそこも輸出が支えてくれていますので、例えば5万キロが150万だけど10万キロは70万とかそのレベルです。
ほんとに一気にって印象になるのは最終のスピリットRくらいだと思います。
低走行の価値がハンパじゃないんですからね。