出張査定で自宅に買取店を呼ぶ時は関係ない話ですが、直接買取店に行くと車検証を自然な流れで渡すと思います。
もちろんそれ自体は問題があることではありません。
車検証が無いと査定出来ないですしね。
ただ・・・
その車検証。
いつ返して貰いましたか?
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実はこんなところにユーザーにとって良質な買取店か、そうでない買取店かを判別するヒントが隠されています。
どういうことなのか詳しく解説しますが、行ったことがある人は経験上
査定前、もしくは査定後、商談に入る前に車検証を返して貰ったか
商談が全て完了して帰る時に返して貰ったか
このどちらかを経験されたと思います。
たぶんユーザーからの印象は、何かトラブルが無い限りどちらも変わらないような気がしますが・・・
経験上、商談になった段階でまだ車検証を返さない買取店は営業スタンスが強い買取店です。
つまり・・・
抜かれる時は抜かれます。
利益を多く献上する可能性があるということですね。
まぁ大よその答えは予想が付くと思いますが、車検証を人質に取っている分、より強く営業が掛けれるわけです。
以前わざと安い金額を言うなんて記事を書きましたが覚えていますか?
実際私もこんなことをやっていましたが、もちろん車検証は最後の最後まで返しませんでした(会社指示です)
返すと見せかけて事務所に戻り、再度こんな進展がありましてとユーザーにとって有益であろう情報を出しながら商談を再開する。
その繰り返しです。
査定が終わって
「ありがとうございました~」
なんて言いながら車検証返してしまったら、お客さんが任意のタイミングで帰ることが出来ますからね。
大げさではありますが
「買うまで返さない(帰さない)」
そんなスタンスを持って商談に望んでいるということです。
これが頑張ってる風の営業マンに映るのか、しつこいだけの営業マンに映るのかはその営業マンの腕次第ですが・・・
「粘る」ということが出来るのは車検証を返さないから出来ることです。
これが早々に返してくれる買取店ですと、もちろん多少の粘りはあるかもしれませんが会社、もしくは店長が車検証を返すなという指示を出していないので、そもそも営業力がそこまで強くない(強くしようとしていない)会社となります。
ということは・・・
初めから緩い(高い)金額が出てきやすいということです。
営業力では無く金額で勝負をする会社ということですね。
ユーザーからの駆け引きにも乗っかってくれやすく(営業が出来ないため)、悪く言えば利用価値が高い買取店となります。
査定が終わって商談に入った時に・・・
まだ車検証を返す素振りがなかったから・・・
気を引き締めて望んで下さい。
相手は強敵である可能性が高いです。
ボーッとしてると・・・利益抜かれちゃいますよ?