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増税前に把握しよう お得な中古車の買い方について車屋が本気が語る

投稿日:2019年6月20日 更新日:

お待たせしました。

 

本日は中古車値引きのコツやお得な買い方について、車を売っている人間が語っていきます。

 

こういう所を突かれると痛いなーというポイント+周りの同業の考え方などなど。

お得に中古車を購入するための私なりのまとめです。

新車値引きとまた勝手が違いますので、中古車購入をお考えの方はしっかり把握してお得に車を購入していきましょう!

 

注1)中古車の場合、似たような車でも仕入れ値が異なりますので、お伝えするやり方はどの車、どの販売店さんにも必ず通じるというものではありません。
ケースバイケースの中で、大幅値引きの成功率が高い方法をお伝えしていきますので、把握すると得になる可能性が上がると思ってご覧ください。

注2)中古車の購入方法は個人売買やオークション代行など色々とあるので、今回取り上げるのは在庫車を置いている販売店に焦点を当てて解説していきます。

 

 

【中古車を買う際の心構え】

まず初めに、中古車を買う際の心構えについてお伝えしておきます。

非常に大事なことですので読んだら3回復唱しましょう。

 

それではいきます。

 

 

中古車は一期一会である!

 

 

はいっ!

 

中古車は一期一会である!

 

中古車は一期一会であるっ!!

 

中古車は一期一会であるっっっ!!!

 

皆さんの中にも

 

『どうしようか悩んでいたら売れていた』

 

なんて経験された方絶対いらっしゃるでしょう。

本当にお買い得な車は秒速・・・は言い過ぎだけど、ネット掲載して1時間以内に問い合わせ、物凄い速さでお店まで来られて当日売れてしまうということもあります。

 

そしてその車は同じ条件では二度と出てきません。

 

逃がした魚は大きいなんて言いますからねぇ。

結果的に後から見つけた車を買ったとしても、満足度が下がる可能性は大いにありますので(あの車はあの装備が付いていた、もうちょっと綺麗で安かった等々)

下調べ程度なら全然良いんですけど、「良し買うぞ!」と決めたのなら念仏のように一期一会を唱え、即動ける心構えを持ちながら車探しをしていきましょう。

 

 

【押さえるべきポイント】

①中古車検索のやり方を変えよう

②下取り車を積極的に狙っていこう

③購入の時期を調整出来るならしてみよう

④めんどくさがらずにしっかり問い合わせをしよう

⑤車の諸経費や実費費用を把握して値引きに繋げよう

 

ではそれぞれを解説!

 

①中古車検索のやり方を変えよう

一般的に中古車を探そうと思った時は、goonetかカーセンサーで欲しい車の検索をされる方が多いと思います。

 

ではその時どんな検索の方法をしていますか?

 

その検索方法でお得な車に巡り合えていますか?

 

というのがこの項目です(紙媒体から探している人はネット検索に切り替えましょう)

今回はgoonetの車両検索画面を参考にしながら解説していきたいと思いますけど、この検索の仕方は個人的にトップクラスに重要だと思っています。

ご自身のやり方と違うようなら(たぶん違うと思うけど)見直す良い機会と思ってこのやり方を覚えていって下さいね。

 

まず好みの車種選択などをしていくと、なんやかんやとポチポチしながらこのような画面に辿り付くはずです。

この画面はパソコンやタブレット用なので、スマホからの検索画面はまた違った感じになりますけど、内容的には変わらないのでこのままご覧下さい。

ちなみにこの手前にある「地域選択」は好きにして貰って結構です。

流通台数の少ない車なら全国の方が良いでしょうし、逆に多い車種なら地域を絞った方が車の運搬や登録という面で総額費用を抑えることが出来ます。

 

そしてここから希望の年式や距離数、カラーなんかをお好みでポチポチポチ。

人によっては左下部の「もっと詳細な条件で検索」から装備項目なんかもポチポチポチ。

そして該当台数が出たら「この条件で検索」をポチッ。

するとズラーッと該当する車種が出てくると思います。

 

ここまではOK。

よほどネット操作に疎い方でもなければ何の違和感も無く進んでいけるでしょう。

 

そしていざ車を探そうと思った時。

 

 

その手前にあるこの画面。

 

 

 

スマホだとこの画面。

 

ここでついつい価格の「安い順」に自然と手が伸びてしまうそこのあなた。そう、今見ているそこのあなたですよ!

 

ア・・・

 

ア・・・・

 

アア・・・・・

 

アウトォオオオオオオオ!!!!

 

 

このボタンを押してしまう方が多いため、車屋さんはとりあえず値段を安くしておけば釣れるだろう。

 

釣った後は他の諸費用盛りに盛って売ってやろう。

 

オプションなんて自由に選べない強制オプションなんだぜ?

 

あとローン組まなきゃ車はローンバックが入らないから車売れないからね!!現金お断り!!!

 

こんな考えが浸透してしまい、現在進行形で色々と問題になっております(もちろん全部の会社がというわけではありません)

知識が無いとカモになってしまう可能性も『特大』な選択方法になってしまうので、こんな検索のやり方は止め止め。

 

こうでは無く、とりあえずは「新着の新しい順」で検索をしてから車両を探してみて下さい。

登録されたばかりの新鮮な車ということになりますので、まだ目ざとく安いモノ買いをしている人に手を付けられていない可能性もあるわけです。

 

車屋も千差万別。

虫を食べてしまう植物のように、フラフラ寄ってくる獲物を待っている車屋もあれば、甘い蜜全開放している良心的な(相場破壊をするバカとも言う)車屋も存在します。

後者はすぐ食べられて掲載から消えてしまいますので、まずはそのようなお買い得な車が無いか。

新着の新しい順から探されることをお勧めします。

 

ただし、この方法ですと金額順に並んでいるわけではありませんので、検索方法の枠が広いと「その車の価格が安いのかどうか」の判断は付きにくいと思います。

ある程度の相場感も必要にはなってくるので、新着順の検索画面の他に、もう一つブラウザを開いて同様に検索。

こちらには「価格の安い順」に並べて見比べると、ある程度安いかどうかの判別もしやすくはなると思いますよ(結局は販売価格なので正確性には欠けますけどね)

 

またこの逆のパターン。

 

新着順ではなく、登録の古い順で検索されることもかなりお勧めしておきます。

 

要は売れ残り車両を見るということですね。

これはこの記事の本題でもある「値引きのコツ」に関わってくる部分でして、車屋の心情としては新しく仕入れてネットに掲載したばかりの車を、無理に値引きしてでも安く売ろうとなどという発想はまず持っていません。

まだ気持ちは全然余裕がありますからね。

売れると思って仕入れているわけですから、複数問い合わせの中から「値引きなんかを言い出さない近場のお客さんに車を売ろう」くらいに考えていることが多いです(私の周りは皆この考えです)

 

しかし売れぬまま月日が経ち、『長期在庫』なんて言い方をしてしまうくらいになってくれば話は別。

数ヵ月保有しているだけで車両の根本的な価値は下がって焦りますし、店舗の盛況感という意味でも同じ車が並び続けることは悪いイメージにしかなりません。

となると「オークションで売るより損にならなければぜひぜひ買って下さい」という心情に切り替わり易くなります(私はめっちゃそうです)

基本は売れないと思ったら値段を下げるなど、最更新をして売れるよう調整を計ったりするのですが、ズボラなお店だと放っておいたままということも多々ありますので、こういった車両も実は狙い目車両になったります。

 

新着順は値引きというより価格設定の安いもの探し。

 

古い順は豪快値引きを引っ張り出し易い車両探し。

 

このような違いがありますので、どちらも宝探しと思って積極的に店舗へ問い合わせをしていきましょう。

基本問い合わせは『数』が重要ですので、「〇県〇市に住んでいるので納車費用も含めた総額、内訳を教えて教えて欲しい」など定型文を作っておくと楽になります。

 

 

②下取り車を積極的に狙っていこう

こちらはブログを熟読している方ならすぐ分かるでしょう。

狙った車を安く買いたい、値引きやサービスをいっぱいして欲しいと思ったら、まずはそもそもの仕入れ値が安い車を探さないといけません。

そうしないといくら①の段階で処分したい長期在庫車を上手く発見したとしても、『赤字にはなりたくない』という販売店側の心情が邪魔して思うような値引きが引き出せません。

もちろんオークション仕入れだったとしても、たまたま安く仕入れられたというケースもありますし、逆に販売との抱き合わせでしょうがなくオークション相場より高く下取りをするというケースもあります。

ただ全体的な傾向としては、『オークション相場内で買う』のが下取りの基本となりますので、下取り車を狙った方が結果的に大きな値引きを引き出せる可能性は高くなります。

 

では、どのように下取り車を見つけるか。

販売店がわざわざ下取り車と公表していることはあまりありませんので、大まかに3つのパターンに分けて触れていこうと思います。

 

 

・ディーラー

こちらは判別が簡単ですね。

ネット検索でもすぐに見つかるディーラー系列の中古車販売店(ディーラー含む)は、新車を購入した際の下取り車が黙ってても集まってきます。

 

なので当然在庫の中には高確率でお得な下取り車が混ざっていることになります。

 

ディーラーは下取り額が安い傾向にあることも考えれば、平均的な仕入れ原価も安いことは想像しやすいでしょう。

 

ただ難点として、店舗維持にかかるお金が並の中古車販売店なんかよりも高いため(敷地は大きく店構えは綺麗でスタッフ数も多い)、前提としている利幅は高い部類。

そしてサービスが上質になりやすくなるため(保証や整備、クリーニング代など)、その分が望んでも省けない費用として乗っかってしまうことがあります。

会社方針での必須項目や既に手をつけた部分は省きたくても省けないわけですから、結果的に仕入れは安いのに他の似たような在庫車と大して金額が変わらない、逆に高いなんてことも一般的です。

 

なのでまずは見積もり依頼を積極的に行い、任意で省ける内容がどの程度あるのかをチェック。

そして同時に、「このような車が欲しい」と『予約』を入れる癖を付けていきましょう。

 

予約とは単純に下取り車で希望の条件が入ったら真っ先に教えてくれと伝えることですので、それこそ①の新着情報よりも前に情報を掴むことが可能になる上、まだ車に手を付けて無い段階であれば本来省くことが出来ない項目も値引きに回すことが可能になったりします(プロ転売ヤーがよくやる手口)

ライバルの多い車種だと、どうしても一見さんよりは顧客さん優先になってしまいますので(これはもう商売だからしょうがない)、出来れば付き合いのある営業マンに声を掛けられた方が可能性は上がること

そしてコツは一度言ったらそれで良しではなく、不定期に連絡を取り合うこと

この2点は重要なので、狙う場合はしっかり把握しておきましょう。

販売する側からすれば、「時間が経てばもう既に他所で買っているんじゃないか?」とまず思いますので、「どうですか~?見つかりました~?」とちょくちょく連絡を取られた方が各段に連絡の来る可能性は上がります。

一度「予約したい」と言ったくらいでは、購入実績が無ければまず忘れられますのでご注意下さい。

 

注)ディーラー系列の中古車も色々なパターンがあり、自店下取りというケースもあれば、系列オークションから経費を掛けて仕入れて並べるケースもあります。

どちらが値引きの可能性が高いかは誰でも分かると思いますから、結局当たりを見つけるには問い合わせ数が重要になります。

 

 

・買取店

これも判別は簡単。

というかほぼ買い取り、下取り車だと思って下さい。

そこが主軸の会社ですからね。

ただし難点として、買取店は安く買う、安く買おうと狙うことも多々ありますが、出す時はしっかり出しますので仕入れ値にバラつきがかなりあります。

ディーラーのように低い金額で「もうギブっす・・・他で売った方が高いっす・・・」なんて簡単に根を上げませんので、仕入れ値の高いケースも多く含まれていると思った方が良いでしょう。

 

そしてこれは経験上でのお話ですけど・・・

安く仕入れた車は早い段階で粗利に換えるためオークション出品へ。

逆にそれなりに高く買い取ってしまった車両を自店、自社在庫にするケースが多いように感じます。

分かり易く言えば、「オークション転売では薄利、赤字になりそうな車だから、ユーザーに販売してしっかり黒字にしよう」という考えですね。

 

なのでお買い得度で言えば①のディーラーの方が個人的には上。

 

宝探しはディーラーの方が向いていると思って下さい。

 

ただ店舗維持にお金を掛けてない小規模な買取店だと長期在庫狙いは特に有効で(実体験から)

3~4か月以上売れ残っていると、私なら「どうぞどうぞかなり薄利でも良いので買って下さーい」ってなっちゃいますから値引きも大歓迎モード。

私自身「買った人得だよなぁ・・・」って思ってますので、長期在庫狙いで都合の良い車を発見出来た場合はかなりお勧めが出来ます。

ディーラーや販売店ほど上乗せされていく諸経費に煩くないので、人によってはより多くの値引きが引き出せるのもメリットですね(販売に力を入れている大手は除く)

 

 

・中古車販売店

こちらはかなり判別が難しいです。

販売がメインのお店の場合仕入れの基本はオークションとなるので、その中の一部に下取り車が混ざっていると思って下さい。

手っ取り早いのは見積もり依頼の段階で「下回りのサビを気にするので、下取りの車かオークションから仕入れた車か、可能なら仕入れたエリアを教えて下さい」と、本題を伏せながら直接聞いてしまうこと

あとは『浮いた車両』を見つけてしまうことです。

 

浮いた車両というのは文字通りで、系統が決まっているお店・・・

例えばSUV系専門店に、なぜか1台だけクラウンが止まっている。

VIP系セダンが主軸のお店なのに、なぜか普通のミニバンが1台だけ置いてある。

こんな場合は下取り車の可能性がかなり高くなります(たまにスタッフのマイカーを売りたくて置いているって落ちもあるけどw)

オークションに出すかどうしようか~とりあえず並べて見るかくらいの感覚ですし、系統違いは景観的にちょっと邪魔な存在でもありますので、下取り額が安ければ値引きも通常よりは引き出しやすくなるという寸法。

そして買取店よりはそこまで買取金額に強くはありませんし、系統を揃えたお店は専門外の相場に弱いという傾向も有りますので(相場が良く分からないから買取店に買ってくれという依頼もちょくちょくとある)、上手く浮いた車が狙っている車両にハマれば狙い目になります。

 

ただし、浮いた車はネット掲載しない可能性が高いので、探し方はネット検索より普段通る道沿いの中古車を目で確認するという作業が結構重要になります(ネット掲載もお金を払って枠を買っているため)

 

 

まとめると値引き重視で最も熱いのは下取り額が安いディーラー在庫、その上となる予約買い。

ただ予約買いは時間が相応に掛かる不確定な買い方になりますので、やるなら一定の期間を決めるなり、並行して他の探し方をしながらラッキーな買い物を狙うのが良いでしょう。

上手くいけば・・・オークション相場同等、もしくは安い総額で買えるなんて事態も発生しちゃったりしなかったりするかもしれません(ゴニョゴニョ)

 

 

③購入の時期を調整出来るならしてみよう

こちらはそんな難しいお話ではありません。

あくまで一般的な感覚でのお話です。

 

例えばオープンカーはいつ乗りたいと思いますか?

 

4WD車の必要性が強く出てくるのはどの時期ですか?

 

車の価値が大きく減少しそうなのはどのタイミングですか?

 

車はピンからキリまであるにしても、価値で見れば家の次に高いもので、高いからこそあっという間に数十万の価格変動が起きたりもします。

需要と供給だけで価値が決まっている世界ですので、下がる時は供給が多く需要が薄い時。

 

ならそのタイミングに敢えて買えば、在庫にしているお店は焦っているわけですから大幅な値引きの期待値も高くなり、結果的にお得な購入に繋がりやすくなっていきます。

 

オープンカーなんて好んで寒空の中を鼻水垂らして乗る人は稀なので、温かくなってきたら需要が増すし、寒くなってきたら手放す人も多い ⇒ なら冬に買えば良い

4WDのSUV系はちょっと別だけど、軽自動車やコンパクトカーの4WDなんて雪対策くらいしか目的が無い ⇒ なら雪が落ち着く春に買えば良い

需要があるから値が落ちないなら、需要が薄くなるタイミングを狙うだけ ⇒ 新車が最も売れるディーラー決算期に買った人はどれくらいで納車される?入れ替えで手放した車が流通に乗るのは中古需要が高いタイミングじゃないよね?

 

このように、なんとな~く一般の方でも需要が連想が出来るポイントというのは色々あると思います。

そしてそんな下落している真っ最中のポイントで在庫を抱えている車屋があれば・・・

 

その会社は額が高ければ高いほどに焦っているでしょうね(価値が安かったら何も気にしてないけど)

 

早く売らないと価値が目減りしていく。

もう欲を出している場合じゃない。

 

多少の無茶な値引きに応じてでも現金化してホッとしたいって。

 

相手が売れる、大丈夫だ、問題無いと思っている限りは値引きに対して塩対応です。

頑張って交渉してもウザい客認定されるだけでしょう。

でも時期が違えば、そのお客さんは販売店にとって救いの神にも見えてきます。

 

ぜひ神扱いされて、お互い気持ちよく車を買って下さい。

在庫処分したくて困っている車屋は必ず、必ず必ず、どこかに存在します(私は1年の3分の2はだいたい困ってる)

 

 

 

④めんどくさがらずにしっかり問い合わせをしよう

ここはおまけかなぁ・・・

今までも散々言ってますしね。

 

お得に買いたいなら問い合わせ数が勝負です。

 

amazonや楽天で買い物するのとは違うんですから、ネット検索から金額や詳細画像を眺め、数日掛けて1台に絞り込む必要は欠片もございません

そんなことをしているから

 

吟味していたら誰かに買われた

 

問い合わせしたら総額がえらい高くて罠だった

 

ローン金利がパルプンテ

 

こんな事態になって時間を無駄にします。

 

まぁ事前に気付けばまだ良し。

気付かず、吟味した『最良』の車に目が暗み、そのままカモになってしまう方も多数いるわけなので、あなた自身が知識を身に着けて気を付けていかないと餌になる運命が待っています(大量にいるから浸透してきちゃっているわけですからね)

 

金額なんかよりも車の内容が全てだという方は、どうぞ吟味して一球闘魂の気持ちで問い合わせして下さい。

ただ金額の優先度合いも高いという方は、気になった車にはまずは問い合わせをしておきましょう。

返答までに時間が多少かかりますので、その間に他の候補車両をいくつか見つけていけばいいんです。

 

・あなたのお住まいまで納車して貰ったら別途いくら掛かるのか、自ら取りに行ったらいくら削れるのか?

・車高証明は自分で取得したらいくら削れるのか?

・保証はその会社の保険に強制加入なのか、新車時の補償が継承出来るお店なのか、そしてその値段は?

・ご自身が不要と思う強制オプションが発生しているのか、その内容は?金額は?

・パーツ流用したい場合のその工賃は?

・現金ご遠慮店じゃない?ローンならその金利は?

 

会社によって設定が違うけど、基本問い合わせしないと分からない内容をパッと思い浮かべただけこれだけあります。

そして上記項目が想定とズレれば、いくら車体価格が、表示上の車両総額が安くてもあっという間に数十万の金額上昇が発生したりもします。

それが今のご時世の中古車購入ですし、現状こういう販売の仕方が増えてきている以上、問い合わせした結果から吟味する方が遥かに話が進みやすいと私は思いますよ。

 

あとは非常に重要な点として、上記とは別に必ず下記内容も事前に確認しましょう。

 

その車のデメリットはどんなものがあるのか。

 

その車の良い部分なんていうのは、聞かなくても表示されてますし確認する必要はそこまでありません。

車を売るために販売側が頼まなくてもアピールしてくれています。

ただその車の悪い部分というのは好んで明かしたくないため、公表されているのは公表義務のある「修復歴」や「メーカー改ざん」程度で他は聞かなきゃ親切には答えてくれません。

もちろん聞いたから全部正直に答えてくれるかというと少々怪しいところもありますが

 

聞かれないから申告義務のある部位でもないし言わなかった ⇒ 法的にOK

 

聞かれたけど言うと引かれそうだから嘘ついて誤魔化した ⇒ 詐欺

 

このように変わりますので、販売側も聞かれた場合はヘタに誤魔化すことが出来なくなります。

 

「その車の悪い点、デメリットが許容範囲内であれば、かなり購入に対して前向きに進めますので宜しくお願いします」

 

このような一文でも見積もり依頼時に添えておけば、大半の業者は正直に悪い部分も含めて答えてくれるはずですので(例えば状態はかなり綺麗だけどタイヤの溝が残り3mmくらいしかないとか)

悪い部分も分かった上で見積もりを並べ、そこから値引き交渉に入るようにしていきましょう。

デメリットが把握出来れば、当然そこを付いての値引き交渉が各段にしやすくなります(先ほどの例で言えば、海外産のやつでいいから安い新品タイヤサービスしてくれとかタイヤ代引いてくれとか)

 

 

⑤車の諸経費 実費費用を把握して値引きに繋げよう

以前別記事で触れたことがあるような気がしますけど、まとめ記事ということで改めて主要項目の目安数値を残しておきます。

見積もり依頼をして各項目の諸費用を見た際に、下記の数値と大きく違えばそこに大きな利益が入っているということになります。

そういった項目は会社によってですが値引き交渉のしやすいポイントになりますので、全体から目標値引きを適当に設定するのではなく、項目別にどれくらい余計な利益を取ろうとしているのか見極めて値引き交渉に役立てて下さい。

 

・自動車税

月割り計算で、3月までの未経過分の請求であれば問題無し(法定費用になるので販売側のミス以外盛られることはまず無い)

 

・自動車取得税

高年式&高額車なら登録時に発生するのでしょうがない(法定費用になるので販売側のミス以外盛られることはまず無い)

 

・重量税

車検の残っている車両なら普通は0円。月割で請求しているところであれば正直セコい・・・値引き対象と思って良し(車検2年付きで購入の場合は2年分の金額が書かれているはず)

 

・自賠責保険

こちらも重量税同様、残りの車検残に対して月割りで請求されていれば結構セコい会社。普通は2年の車検付きとかでも無い限り0円なので突っ込んで0円になるよう交渉しましょう。

車体本体価格を限界まで下げる釣り商法をしていると、こういったところで金額を取って調整をしてきます。

 

・ナンバー代

県によるけど普通の車なら大体1500円前後、希望ナンバーで4000円ちょっと。

ここも決まった金額なので盛ることは経理上無いと思いますけど、代行料で大きく盛るところは多いので注意が必要(代行料は登録代行費用で解説)

希望ナンバー依頼料の許容範囲内は5000円くらいまで(ネットで10分程度の操作なので、値引き対象で0円にすることも一応可能)

 

・リサイクル預託金

車によって決まっているので盛られることは販売店のミス以外まず無し。

決まった料金なのでここで値引きは不可。

 

・車庫証明&代行費用

車庫証明の原価は県によるけど3000円弱。

そこに代行料で利益を稼ぐのが車屋です。

見える価格を抑える会社ほどこういったところで大きく利益を乗せてきますので、5000円以上発生しているようなら自分でやるか値引き交渉をしてみましょう。

取るところは25000円とか30000円を何食わぬ顔して設定してきます。

県外からの購入予定で、実際にお住まいと買うお店がかなり遠い場合でも、車屋はそのお住まいの都道府県付近の行政書士に依頼して郵送やり取りしますので、自ら取得しに行くということはまずありません(行政書士に依頼しても平均5000円+実費の3000円弱+郵送代くらいです)
遠い=費用が高いとは違いますので、ご自身が高い金額を納得してしまわないよう注意して下さい。

※普通は遠いなら購入したユーザーに車庫証明を取得して貰い、販売店に送ってから登録作業に進むという流れになります。

 

・登録代行費用

陸運局に登録しに行き、ナンバーを付け替えて新しい車検証を発行して貰う・・・という一連の流れに対して掛かる代行費用。

一般ユーザーに任せることは販売店ならまずありませんので、少なからず発生はすると思った方が良いです。

良心的なお店であれば10000円前後。

これなら値引き交渉をするのは申し訳ないので、そのまま任せた方が良いと思います(拘束時間がそれなりのため)

ただここが30000、50000円とかになっている場合。

ちょっと高過ぎる感がありますので、値引きの対象に加えて交渉していきましょう。

あなたの時給はそんなに高いのか?と突っ込んでも良いです(嘘)

 

・保証

罠がいっぱいのこの項目。

ここで大きく利益を取る会社も結構多いはずです。

まずは本当に保証が必要なのか、予定所有年数、距離数を想定してしっかり検討して下さい。

輸入車で保証料金が高いのはまぁ分かりますが、国産車でそこそこの高年式にも拘わらず5万10万との保証料金が発生するなら、万が一の時は助かるけど長い目で見たら元は確実に取れません。

 

また、4年経過未満の国産中古車を購入するのに保証料金が3万以上発生している場合。

そこには余計な利益が入っているので注意しましょう。

万能な新車の保証をもっと安く継承出来ますので、保証継承も出来るけど利益が取れる独自保証を提案されている可能性が激しく高いです。

高額な独自保証に入らないと車売れないよってところはもうその時点でアウトですね。

 

・下取り手数料

普通は0円。取るのはディーラーくらい(だと思う)

ここに料金設定がある場合は余裕の値引き対象です。

 

・納車点検整備費用

車種や経過年数にもよるので難しい。

傷んだ古めの車や高級外車になれば、直すところや部品代の高さからそれなりの額にはなってしまいます。

平均で言えば車検が残っていて取り直さない場合で5万前後~10万くらいまで。

ただここはケチる=整備不良の危険性が出てくるので、個人的にはあまりケチって値引き交渉はしない方が良いと思います。

 

あと車検を2年付けて納車して貰う場合。

車検に関係する費用の大半は固定金額の法定費用になりますので、その法定費用で盛られることはまずありません。

が、整備をした上での車検となるので、整備代の部分で盛られる可能性は大いにあります。

排気量とか色々な要因が絡むので目安の価格は難しいですが、軽自動車で10万以上、普通車で15万以上、輸入車で20万以上も車検総額がかかっているようなら、盛っているかどこか大き目の修理が入っている可能性が高いので、超えているならどこを直すか聞いても良いと思います。

直すと言って直してなかったら詐欺ですからね。

聞くだけで相手を慎重にさせられますし、それが値引きに繋がることもあり得ます。

※あくまで金額は目安ですので、本当に上記目安数値以上に大きく費用が掛かるケースも実際にはちょくちょくと有ります。

 

・納車準備費用

納車のために内外装を綺麗にしたりと、気持ちよく乗って頂くための清掃費用のようなもの。

平均的な費用は20000円とか25000円くらいが多いかな?

人が動く分の費用ということになるので値引きの対象にはなるものの、突っ込むと逆に「仕入れた状態そのままでいいなら構わないですよ」と言われかねないためちょっと怖い項目になります(私ならそう言う)

綺麗な状態で乗りたいならそこまで触れない方が良いとは思いますが、ここが5万以上の金額とかになっているならそれは異常ですので、何か特殊な作業をするのか確認した方が良いと思います。

「動物臭がキツいから特殊な清掃業者に依頼する」とか言われても、買う方としては微妙な気持ちになるでしょうし。

あ、ちなみに未使用車や新古車など、高年式低走行な中古車を購入する場合はほとんど清掃なんてすることがありませんので、形式的に費用は入れるものの実際は大した作業をおこなっていません(おこなう必要がありません)

このような車の場合、値引き対象としてしっかり交渉された方がお得に繋がります(会社方針で一律料金にしているところもあるので値引き不可のケースも有り)

 

・工賃

持ち込みして販売店で付けて貰う場合の工賃目安。

と言ってもここは労力に対してなので、依頼するパーツによって料金は当然違います。

多い内容でいくと「ETC」は5000円程度、「ナビ」は持ち込みなら20000円前後。

これよりも安ければ手間を考えると良心的ですし、高いなら最寄りのイエローハットやオートバックスにでも行かれた方が宜しいかと思います。

後から裏技サービスもしやすい部分ですね(笑)

 

・その他OP系

決まった価格が見えづらいので難しい・・・

例えばコーティングにしても何のコーティングをするかによるので、目安価格は存在しません。

安ければ5000円~高いと200000円コースまで実際にあります。

こういったOP系で利益の増加を狙う車屋は多いですが、どの道外注に出される可能性が高いならご自身で納車後に依頼した方が幸せになれる確率が高いと思います(どうせ上乗せされてるし)

やらなきゃ車売れねぇ!はもうアウトです。

 

 

こんなものですかね?

あ、あと肝心の車両本体からの値引きですが・・・

 

この部分は仕入れ値次第なのでなんとも言えません。

 

今まで解説したようなポイントを押さえられている車なら、思いがけない値引き額に応じてくれる可能性もありますので、基本はお人よしにならずにそこそこ強気の値引き交渉をした方が良いです。

控えめに言ってしまうとそこが上限になってしまい、思いがけない大幅な値引きの土台を自ら壊してしまいますので。

ただやり過ぎると引かれてあなた自身が見限られてしまう可能性もありますので・・・

中古車で相手も納得してくれるギリギリの値引きラインを突くというのは、新車値引きとは比較にならないくらい難しいのが正直なところです(原価一律じゃないからね)

 

私が一般人の立場なら、他の安い類似車両見せて

 

「ほら!ここのお店こんなに安い!!遠いけど!!遠いからこのお店で出来れば買いたいけど!!でもこんな安いんですぅううううう!!」

 

「だから値引きして下さい。納得出来ればすぐ買いますから!」

 

って他県の掲載データや見積もり結果持ち出しながら、ここで買いたいアピールしつつ交渉すると思います(近場だとそっちで買えってなりやすいので)

そして限界!!って感じたら、最後に新車値引きの裏技でご紹介した「契約後交渉」を使って何かサービスして貰えるようにお願いするかな(笑)

▷過去記事・・・新購入値引きの裏技

 

まぁ本気で安い買い物をしたいなら、私に狙っている車の掲載URLと問い合わせた総額が乗っている見積もり内容見せて貰えれば、店の良し悪し、車の良し悪し、推定利幅、そこから出る値引き推奨額など分かる範囲でお答えしますので(え

 

多少の費用で手間が省きたいとお考えの方はご連絡くださればお力にはなります。

もちろん知り合いに車屋がいるなら聞いても良いと思いますし(なんで俺んとこで買わないの!って言われそうだけど)、自力で試行錯誤しながら動いた方が後々の応用は効きやすくなりますので、臨機応変に知識を活かしつつお得な中古車を購入していって下さい。

 

買う車のリセールもしっかり考慮すれば、想像以上に車の損失は抑えられるはずですよ。

 

 

余談

おまけの内容として、今まで数度ご質問があった内容。

中古車情報サイトの2台巨頭「goonet」と「カーセンサー」はどちらが良いの?って部分に少し触れていきます。

まぁ個人的にはどっちでも良いとは思いますが(笑)

カーセンサーだと支払い総額乗せている比率が高めかな~くらいで大した違いも無いかと思います。

 

・・・ってこう書いてしまうと余談が終わってしまうので!

ここからは車屋としての情報を多少書いていきたいと思います。

あーここマズいと思ったら後々消すかもしれませんのでご了承を。

 

 

まずgoonetとカーセンサー。

同じ条件でどちらかしか選べないとなったら車屋はどちらを選ぶか。

となると、車屋の大半は「goonet」と答えると思います。

 

理由は?

 

問い合わせ数にかなりの差があるから。

 

どちらも契約しないと分からないことでしょうけどねぇ。

私も一昔前、掲載に向けてどちらと契約しようかと悩んでいた時に知り合いの車屋さん達に相談したら、大半の先輩方がgoonetの方が反応良いからそっちにしとけとアドバイスを貰いました。

そしてお金に多少の余裕があるならどっちも載せろと。

で、そんなアドバイスを貰いながらどちらも契約すると差は明らか。

見ている総数が多い+車両本体価格のみの比率が高いせいなのか、掲載した車両の問い合わせ数は明らかにgoonetの方が多いんですよね。

体感2~3件の問い合わせで1件は販売契約が決まるので、この問い合わせ数の差=そのまま契約の差に繋がる分、車屋はgoonetを選びたがります。

 

では、なぜそれでもカーセンサーに掲載している車屋は多いのか?

 

それは掲載料がカーセンサーの方が安いから!

 

同じ料金ならgoonetと言いたいところだけど、掲載(広告)にお金を掛け過ぎると元も子も無い。

節約をしたいならカーセンサーか・・・

と、こうなるわけです。

 

そして一般ユーザーはこんな事情も知りませんし、問い合わせ前にかなり絞り込もうとするユーザーは総額載せている比率の高いカーセンサー派に多いので(他に地域性もあるかも)、そういったカーセンサー一本のユーザーを取りこぼさないよう、中~大規模店や意欲があるところはどちらにも(しょうがなく)掲載をしていたりします。

 

掲載料もったいねーなーって思いながら(笑)

 

 

なのでね。

それなりの金額、車格の車、あとは高年式車を探している方。

この場合はどちらでもOKなんだけど、goonetの方が掲載台数が多いかもしれないと思って探した方が良いと思います。

掲載料が高くても、反応が良い方でとっとと価値が落ちる前に売りたいって普通は考えますし、総額表示を嫌がる業者もgoonet寄りになります(総額表示を嫌う業者がNG業者ではないのでご注意を)

 

逆に総額20~30万くらいとか・・・

安めの足車を探しているなんて方は、これまたどちらでも良いんですけどカーセンサーの方が探しやすいかもしれませんね。

少ない資本で頑張っているお店の可能性が高くなり、そのようなお店は掲載料にお金を掛けたがらないので、カーセンサー一本に絞って集客しているところも周りではチラホラとあります。

 

まぁどちらにせよ眺めて悩んでいるだけではどちらも有効活用は出来ませんので、掘り出し物を見つけるために手を動かしてちょっとだけ頑張りましょう!(主に問い合わせのコピペを)

 

 

※※※※※

たぶんこういうユーザーが賢くなるようなこと書くと、2~3件に1件は決まっていた契約の割合は徐々に下がって返答の手間だけ増加するんだろうなーとは思う・・・

買取の時と同じで自分の首絞める可能あるなーーーと。

ただ誰かがある程度明かさないと、吟味してやっと決めた1件の問い合わせで他の事情も良く分からず絡めとられちゃうって人が後を絶たないわけで、結果的に総額盛り盛り店も衰退しないんですよね。

 

100件も問い合わせ来てんのに1台も売れねーよ!!

 

こんな返信の手間だけかかるやり方やってられるかっ!!

 

こんな面白い状況になれば誰も盛り盛りせず、純粋な価格と質と営業マンの人間性勝負になってくるはずなので・・・

そうなることを願ってこの記事を残しておきたいなと思います・・・(実害出始めて記事消したらごめーーんwww)

 

 

 

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執筆者:


  1. にゃんぷう より:

    にー様、お疲れ様です。
    先日コメント欄で中古車購入値引きの記事をお願いしたものです。

    さっそく記事にしていただいてありがとうございます。
    期待以上のボリュームで大変参考になります!

    車の知識も興味もない若い頃、
    お店のいいなりで整備費用もりもりで人生初の車を中古で買った苦い経験があります(笑)車体価格50の軽に30万の諸経費で購入(笑)

    私は九州に住んでいるのですが、
    不人気車の場合は検索していて首都圏のお店の出品がやはり多いように感じます。
    遠方のお店を購入する場合は実写を見ないで購入することになり
    結構勇気がいるというかギャンブル的な要素が若干ありますね汗

    失敗しないコツは記事あるとおり
    問い合わせでいろいろ質問することでしょうか?

    あと納車後に説明になかった傷や不備などが分かった場合は
    クレームとして値引きなど交渉するのは普通にありますか?
    よかったらご教授ください

    • にー より:

      いえいえ!
      やり始めると結構書くことが多く、逆にかなりお待たせしてしまってすいません。
      軽で諸費用30万はかなりやばばな部類ですね・・・
      でもそうやって学んでいくものだとも思いますし、いい勉強代と思って割り切っていくしかないですね(笑)
      今後全力回避していきましょ!

      あと実写を見ずに購入は、記事の中に含めようかと思って疲れて削った部分です(笑)
      どうしても「見ることも出来たのに見ない選択を取った」というユーザー側の落ち度が付き纏うので、個人的にはあまりお勧め出来る買い方ではありません。
      遠方だと文句があっても行動に移しにくいだろうという車屋側の悪い考え方もあったりしますから、新しい車は良いんですけど古い車はより慎重に行動する必要が出てきます。
      一応打開策と言いますか、デメリットをしっかり聞く、傷などマイナスポイントを写真で送ってもらう、保証があるなら近場の整備工場とかでも良いのか確認する(販売側の1ヵ月や3ヵ月の最低限保証も含め)
      あとは遠方ならオークションの仕入れデータをメールで送って貰う、もしくはgoonetでもカーセンサーでも鑑定済みの車を選んでいくのも有効ですね。
      第三者機関で取ったデータは世ほどじゃない限り誤魔化しがきかないので、外装状態や修理部位なんかはそちらを確認した方がしっかり情報が得られます。
      経験上のお話をすれば傷で後日クレーム対応したことは無し(その分商談時や納車時に中古なんだからあなたもしっかり見てくれと言っているため)
      機関系の不調は、正規保証無しの販売店側最低保証中(上記の非常に短期のやつです)に故障が発生したことが過去に数度あって、その時は利益を削って対応したことがありますよ。
      整備したって運悪く壊れる時は壊れるので、そこは販売していればしょうがないと思って割り切っています。

  2. にゃんぷう より:

    にー様
    コメントへのお返事とアドバイスありがとうございます。

    200万前後のリセールのいい新車か
    そこそこ高めのリセール超悪外車(CクラスとかV60)の中古を安く買うことを検討しての今回のリクエストでした。

    にー様の助言でいくならやはり中古は実車を見てからが一番いいみたいですね!
    過去の失敗を糧に知識を仕入れて賢く買い物したいものです。

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管理人 にー 

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ブロガー&カーコンサルタントとして、いかに損をせずに車と向き合っていけるかを色々な視点から解説しています。

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by にー time to read: 1 min
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