keiシリーズの中で一番中途半端になってしまった車。
出典:goonet
本日はKeiスポーツです。
下位に通常版おじいちゃん仕様の「Kei」、上位に走り屋向けのスポーツ仕様「Keiワークス」が存在するため、肩身の狭い思いをしていてちょっと可哀そうになります。
流通量もKeiシリーズの中では一番ドン!ケツ!!
ただKeiワークスよりちょっと前に販売されているので(気持ち販売時期被ってますが)、スタートダッシュ型でスズキは販売してたんだろうなぁ。
平成15年で生産終了となります。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・B
・海外輸出情報
該当無し
・総評
うーん辛うじて生き残ってるかな・・・
生存確率は約1割ほど。
限られた優秀なKeiスポーツのみが国内中古車市場へと再び舞い戻っております。
でもポテンシャルはあるのかなーと思える部分もチラホラ。
9割は廃車として鉄の再利用コースになってますが、残りの1割は廃車よりはマシ・・・
というくらいの金額で取引されていません。
それこそ次の車のナビもしっかり買えるくらいのまとまった金額で取引されています。
ある程度具体的な数字も言ってしまうと
0円 or 15万円
こんな感じ。
生き残る条件として
・年式不相応に綺麗であること
・距離数が10万キロ未満であること
・MT車であること(Keiスポーツは全部ターボ車)
・修復歴が無いのは当然として、恐怖の腐食穴(錆び)が無いこと
このようにハードルはそこそこ高いですが、乗り越えられれば経過年数考えてもハッピーと思える金額を手にすることが出来るので、条件クリア出来そうな方はぜひ頑張ってくださいね。
そして
「は?そんなのクリア出来るわけねーだろ!錆びだらけだわバカ!!」
と、お嘆きのあなた。
そんなあたなに自称仏のおじさんが少しアドバイスをしておきます。
この車のポイントは
・国内にまだこの車を欲しいと思っている人がいる(売れた車の取引額は高いので)
・流通量は少ない
・一応スポーツ仕様である
このような特徴があります。
こんな特徴があれば他の車でも活用出来るのですが、こういった車は・・・
ななななんとーーパーツが凄く売れるんですっ!!!
一般的な車・・・例えば同じメーカーのワゴンRにしときますが、こちらも15年くらい経過して古くなれば容赦無く廃車です。
ただ流通量はご存知の通り超が付くほど多い。
そうすると廃車業者は余るほどワゴンRのパーツストックがありますし、例えば身近なヤフオクなんかでもパーツ出品は多いため二束三文(廃車業者も出品しているため)
おまけに普通のワゴンRでは惰性で乗っている人がほとんどでしょうから、わざわざお金を掛けてこれから何かしようなんて人ほとんどいないでしょう。
こうなるとわざわざ手間暇かけてパーツを外したところで、労力が無駄に終わる可能性は非常に高くなります(1個300円とかで売れてバンザイコース)
しかしKeiスポーツは真逆。
流通量は少なく、それでいて一部の人が不思議な愛のもと15年以上経っても高い金額で購入をしています。
しかもKeiスポーツ用(だと思う)のエアロやリアスポイラー、ダクト付きポンネットやインパネ回りなどなど・・・
普通のKeiには存在しないパーツが多数付いているので、表面上は「廃車」と言っても実はお宝。
それなりのお金になっちゃったりするわけなんですね。
ちなみに廃車業者は輸出に絡まない内容なので、こういった部分を知っていてもプラス査定なんかしません。
容赦なく通常の軽自動車としての廃車価格を伝えてきます。
だったら・・・ね?
頑張って外しちゃいましょうよ!
大半のパーツはご家庭内の工具・・・じゃちょっと厳しいかもしれませんが、10ミリレンチやプラスマイナスのドライバーがあれば大抵は外せます。
状態が良ければですがエアロなんかも本当はやっちゃった方が良いです。
お父さんが休日2時間3時間駐車スペースで悪戦苦闘するのは大変かと思います。
ただあくまで私の経験上ですが、1個数千円でポンポンポポーン!と売れちゃいますので、それなら人によってはやる価値あるのかなと思います。
いや、ある!あるでしょ!!(貧乏根性
まぁ無理にではありませんが、どうやって部品が付いているのか、どうやったら外せるのか良いお勉強にもなると思いますので、この車に限らず上記のような特徴のある車を廃車通告された方はぜひぜひチャレンジしてみて下さいね!
事前にヤフオクで部品相場を検索しとくとなおよしだぜ?(該当しなくて相場が分からない方が期待も大きいけどな!!)
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