最新版の高く売れるトヨタ車をランキング形式でお届けします。
ちなみに基準は下記の通りです。
・3年経過、3万キロ時の最初の車検タイミングで高い車を調査しております。
・グレードによって大きな数値差が生まれる車種もあるため、おおよその平均リセール値から順位付けをしております。
・装備やカラーなどでも差が生まれるため、オートオークションの市場平均値で判定しております。
・3年経過時にFCやMCが発生している場合、発生後の新型データで調査しております。
市場データを確認出来る車屋だからこそのランキングです。
どうぞお楽しみください。
1位 アルファード
1位はやっぱりこの車、アルファードです。
リセール数値は平均80%強。
調査は前期型にも関わらず、堂々のランクSSS該当になります。
ただし下は60%台後半から上は100%近い数値まで確認でき、グレードによる数値差が非常に大きいのも特徴です。
8人乗りよりは7人乗りを、4WDよりは2WDを、3.5リッターよりは2.5リッターを選ぶことによりリセール値は上昇しやすくなりますので、同じような予算でも少し売る時のことを意識して選択するだけで全然違った結果が生まれます。
非常にリセールに直結するポイントの多い車種でもありますので、なんとなくで買わず勉強してから買うことをお勧めします。
今のところは本当に万能で優秀な車種です。
2位 ランドクルーザープラド
2位はアルファードの兄弟車では無く、ランドクルーザープラドとなります。
リセール数値はおおよそ80%弱。
国内需要の強さで成り立っている数値ですね。
しかしガソリンとディーゼルで比較すると、グレードにもよりますが5~10%ほどディーゼルの数値がダウン。
新車価格の高さが足を引っ張ってしまっているように感じます。
現在のリセールトップグレードはレザー無しのTX(7人)となりますので、TX-Lはあくまで輸出該当時に期待の持てるグレードと思っておきましょう(そこまでの差ではありません)
3位 ヴェルファイア
ここでアルファードの兄弟車、ヴェルファイアが3位となります。
リセール数値は平均70%台後半。
アルファードより平均取引数値は10~20万ほどダウンしているというのが3位の理由となります(あくまで平均でグレードによってはもっと大きな差があります)
特徴はアルファードと基本連動して動いていますので、リセールを良くするための仕様はどちらかの記事をご覧になられると把握し易いと思います。
ヴェルファイアの方が見た目が不評、アルファードの方が輸出に強いというのが現在の流れになっていますので、新車購入から入る際は納得出来るほどの値引き差があるのかしっかり確認して下さい。
ちなみにハイブリッドは別車種扱いので勘違いしようご注意を。
4位 ヴォクシー
ミニバン系が想像以上に強く、4位はヴォクシーとなります。
リセール数値は約70%台後半。
MCが入った上でのこの数値なので相当な国内需要の高さが伺えます。
新車価格が上記2車種より落ちる分、実質損失額では同等レベルになる可能性もあるため、アルヴェルほどの予算が持てないという方は安心して購入出来ると思いますよ。
ただしアルヴェルのように強い輸出には守られておりません。
過走行になればなるほど大きく価値を落としますので、日本人の年間平均距離数10000km弱に収まる方にお勧め出来る車種となります。
狙う方は極力ZS系を、そして悩むくらいなら4WDを選びましょう。
過去に1度専用記事は更新はしておりますが、変わらずリセールが高いのは上記グレード選択となります。
5位 ハリアー
SUV系の超人気車種、ハリアーが5位となります。
リセール数値は約70%台後半。
3年経過時の27年式はフルモデルチェンジ後の60系前期型になりますので、こちらも国内需要の高さがそのまま数値に表れています。
そして3位~5位の差は誤差の範疇。
目先のリセールだけ見るなら好みで何選んで貰っても構いません(笑)
ハリアーの特徴はグレードによるリセール差がほとんど無いということ。
そして高い水準で過走行に対しての輸出が存在しているという点にありますので、人より多く走る方はヴォクシーよりもハリアーを選ばれた方がまず幸せになれるでしょう。
リセールの差異が無いということは、下位グレードであるほど新車価格も安いため実質損失額では得ということですね!(その分強烈な期間限定輸出の該当率は大きく減ります)
いかがでしたでしょうか?
これが最新版トヨタ車リセールランキングとなります。
結局5位でもリセール数値は70%台後半。
全体的なリセールが低いメーカーと比較すると、トップ車種のリセール差、そして層の厚さの違いは一目瞭然かと思います。
今回は大半が国内需要での結果となりましたので、輸出関連に強い車種も多いですし、勝負した時の保険がこのくらいという一つの目安にもなるんじゃないかなと思います。
なのでトヨタ車の場合は順位だけではなく、さらに輸出該当した際の期待値や形状の好みなんかも織り交ぜて、一番納得出来るお買い物をして頂ければと思います。
輸出情報は各車種の専用記事に載せていたりもしますので、気になる車種はしっかり知識を増やして頂きベストな選択を取って下さいね!(ただし情報が古い場合もあるのでご了承を)
おまけ
ちなみにランキングは5位までで統一しているので載せませんでしたけど6位はノア。
その他70%台の車種が複数あるので、トヨタ車の上位は結構どんぐりの背比べだったりします。
セダン系が豪快に足を引っ張って無ければスバルに勝てるのになぁ・・・(笑)
【ENG】
有名な輸出専門業者です。
国内需要では到達不可能な売却金額を実現させるためには、輸出業者へ査定額を確認するのが一番の近道になります。
限られた車しか好条件での輸出該当はしておりませんので、ハリアーを所有している方は間違いなくお勧め出来る売却方法の一つとなります。
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。
2位がヴェルファイアではなくプラドというのは意外でした。
しかし内容を見てみると、アルファードとの価格差は10~20万ということで、乗り出し価格からのリセールだとほぼ変わらないのかと思います。
むしろリセールの率からいくと、15万安く買えて15万安く買い取られるのであれば実質のリセール率でいくとヴェルファイアのほうがいいということでしょうか?
値引き額も人それぞれになってしまいますし、グレードによってもリセールの差が存在します。
なので一概にヴェルファイアの方がリセール率が高いとも言えませんね。
なので地域によって差がある値引き差を把握した上で選ばれてることをお勧めしています。
輸出の期待値も考慮すれば、アルファードの方が今は上かなーと個人的には思いますけどね!
記事と関係のない質問で申し訳ないです。
中古車屋さんの車はどういう状況になると
自店の販売車両の値段を下げるのでしょうか?
僕が通勤で通ってる中古車屋さんの10年落ちくらいのパッソが35万円で1年くらい売れていない状況です。
またFCされて型落ちになったりしても
すぐには自店の販売価格は下がったり
しないものなのでしょうか?
エンドユーザーの車は月々価値が下がるけど中古車屋さんの車の値段はなかなか下がらないようなイメージがあるので気になりました!
経営者さんやその店の店長さんの考えによって色々ありますよ。
3~6ヵ月以上の在庫は店の回転が悪い印象を与えるので、オークションや値引きで早期に捌こうとするお店もありますし、ズボラなお店は1年経っても相場を調べ直すこともなく同じ値段でほっといたりします。
私の場合は不定期に売値を調べて自分の設定が高いと感じたら調整はしますけど、オークション相場の変動を元に売値を調整することはありません。
要は回りが必要以上に高い値段設定にしていればそれに合わせますし、叩き売りされている車種ならそれに合わせます。
合わせないと売れませんし、必要以上に安くしても損ですからね。
なのでリアルな相場と売値の相場にはラグもありますしズレもあります。
合わせてるだけなので利幅も一定ではありませんから、売値から買取額を予想するというのは一つのやり方であってもまったく正確性はありません。
長期在庫は強気に値引き交渉されると成功率も高いので、目ざとい方は「これ結構在庫期間長いよね」って突っ込んできます(笑)
まさかプレミオがランク外だとは(>_<)
あくまで3年経過での比較ですからね。
輸出が絡む場合は調査タイミング(1年経過とか5年経過とか)でも結果が変わってくるはずですよ。
返信ありがとうございます。
にー様 はじめまして、以前より楽しく勉強させて頂いております。
プレミオのみならずハイエースも入らないんですね、予想外のランキング結果でした。
はじめまして!
楽しんで頂けているようであれば何よりです!
3年経過、3万キロ時の調査ですかね~これが例えば3年経過10万キロってなれば、輸出に強い車種がゾロゾロと出てきます。
3万キロだと国内需要に強い車のランキングってことですね。