今回は2020年に登場したニューモデル、モデルチェンジした車のリセールが現在どうなっているのか。
自動車の繁忙期である2月取引相場から数値化してお伝えしていこうと思います!
この時期に乗り換えを考えられる方も多いでしょう。
気になる新型を『新車』で買うべきなのか、それとも『新古車』で買うべきなのかの目安にして頂ければと思いますので、新しい国産モデルに興味のある方は参考にして下さい。
※販売した車種を網羅しようというつもりはないので、私が気になった車をピックアップして調査しています。
※令和2年式(1年落ち)、距離数5000km前後のパールor黒、無傷であまりオプションの付いていない車両から平均値を割り出しております。
【トヨタ】
ヤリス
出典:goonet
登場時期:2020年2月
市場取引の最も多いグレード:1000ccのX(2WD)
平均市場取引価格:115万円
リセール値:79%
備考:無し
ヤリスクロス
出典:goonet
登場時期:2020年8月
市場取引の最もグレード:ハイブリッドZ
平均市場取引価格:260万円
リセール値:100.6%
備考:車検を残したまま取引されているので、国内の線が強いように見えるが・・・派手なモデリスタエアロは現状プラス30万以上の付加価値。
GRヤリス
出典:goonet
登場時期:2020年9月
流通の最も多いグレード:RZハイパフォーマンス
平均市場取引価格:415万円
リセール値:91%
備考:正直に言うと相場が不安定過ぎてよく分からない。相場の上下幅は100万オーバー。もしかしたらモリゾウサインが高値の原因?
ハリアー
出典:goonet
登場時期:2020年6月
流通の最も多いグレード:Zレザーパッケージ
平均市場取引価格:380万円
リセール値:89.8%
備考:モデリスタエアロの付加価値は+30万円。サンルーフの付加価値は+20万円といったところ。
RAV4-PHV
出典:goonet
登場時期:2020年6月
流通の最も多いグレード:ブラックトーン
平均市場取引価格:470万円
リセール値:87.2%
備考:市場データが1台だけなので無理やり数値化しています。
【ホンダ】
Honda-e
出典:goonet
登場時期:2020年10月
流通の最も多いグレード:アドバンス
平均市場取引価格:480万円
リセール値:97%
備考:物凄くリセール値が高い。データは1台だけなので、この数値が適正なのかはまだよく分かりません。精度を求めるならもう少し時間が必要。
フィット
出典:goonet
登場時期:2020年2月
流通の最も多いグレード:E:HEVホーム(2WD)
平均市場取引価格:165万円
リセール値:80%
備考:ガソリン、ハイブリッドどちらもグレード『ベーシック』か『ホーム』が主流。その他グレード(クロスター、リュクス、ネス)は現状流通が少ないので注意です。
アコード
出典:goonet
登場時期:2020年2月
流通の最も多いグレード:EX
平均市場取引価格:355万円
リセール値:76.3%
備考:グレードは1種のみ。中古購入という視点で見ればセダンらしいお得感のある数値ですね。
【日産】
キックス
出典:goonet
登場時期:2020年6月
流通の最も多いグレード:X
平均市場取引価格:240万円
リセール値:87%
備考:約11万高いツートンインテリアエディションとの相場差がほぼ感じられない。
ルークス
出典:goonet
流通の最も多いグレード:ハイウェイスターXプロパイロット(2WD)
平均市場取引価格:160万円
リセール値:86.7%
備考:プロパイロット系が主流 パールツートン(ルーフブラック)は抜けて高いです。
【マツダ】
MX-30
出典:goonet
登場時期:2020年10月
流通の最も多いグレード:ベース(2WD)
平均市場取引価格:250万円
リセール値:103.3%
備考:取引データはまだ1台のみ。オークション初物として高騰した可能性がかなり高いです(今後も続くとは思えない)
【三菱】
eKスペース
出典:goonet
登場時期:2020年3月
流通の最も多いグレード:M(2WD)
平均市場取引価格:90万円
リセール値:64.3%
備考:値引き極大とも思えないので単純に中古買いがお得ということ。 Eアシストはプラス3万くらい。
eKクロススペース
出典:goonet
登場時期:2020年3月
流通の最も多いグレード:G(2WD)
平均市場取引価格:138万円
リセール値:78%
備考:無し
【ダイハツ】
タフト
出典:goonet
登場時期:2020年6月
流通の最も多いグレード:Gターボ(2WD)
平均市場取引価格:130万円
リセール値:80.9%
備考:過去3ヵ月で500台弱の未使用車や新古車が取引されており、台数が多過ぎてリセールが必要以上に下がっている気がします。良い点はどのグレードも車を凄く探し易いはずです。
【スズキ】
ハスラー
出典:goonet
登場時期:2020年1月
流通の最も多いグレード:ハイブリッドX(2WD)
平均市場取引価格:138万円
リセール値:90.9%
備考: ハイブリッドGと流通は似たり寄ったりなのでここは好み。
【まだ新型が1台もオークション市場に出ていなかった車種達】
ちなみに調査を試みたものの、オークション市場でまったく取引が確認出来なかった車種がコチラ。
・MIRAI(トヨタ)
・ノート(日産)
・エルグランド(日産)
・レヴォーグ(スバル)
・オデッセイ(ホンダ)
・レクサスIS(レクサス)
・エクリプスクロスPHEV(三菱)
以上の車種は、まだ中古車を探し始めるのが早いということになります。
まとめ
直近相場を調べた数値でしたが、気になる車種、気になっていた車種はありましたでしょうか?
同じ条件でもリセール値は60%台から100%超えまで様々。
気になっている車種があれば、値引きも含めた新車見積もりを見ながら、中古購入とどちらが良いのかじっくり比較してみるといいでしょう。
また、流通の多いグレードが好みや予算と合致すれば、探すのが楽で売る時も類似データの取り易さから高額売却が狙い易くなります。
それだけで大きなアドバンテージになりますので、回転率が高く車を売る時はそれなりの価値が残っている中で売却しているという方は参考にしてみて下さいね!
【goo】
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両は見積もり依頼をすると、販売店からメールで教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で予算を組んでいきましょう。
中古車ならgoo-net(グーネット) 中古車情報 中古車検索
※一括査定ではありません
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。
こんばんわ!
久しぶりの投稿拝見してさせて戴きました!
MX30が写真のみとなっていましたが、もしかしてこちらのブラウザの不具合でしょうか??
こにちは!
失礼しました私のミスでした。
記事内容更新しておりますのでご確認下さいませ!
ヤリクロはリセールいいんですねぇ、ガソリンモデルもあるけど、ハイブリZが100%超えとは、、、ヴェゼルもモデルチェンジあったり今年は注目高い車が多いですね!
高確率で当たりそうな要素があった車種ですからね。
ちなみにハイブリッドが僅かに流通が多かったくらいでガソリンもほぼ横並び、リセールも似たり寄ったりだったかと思いますので、ガソリンだからダメってことも無さそうです。