管理人のつぶやき

車買取店とヤクザなお話

投稿日:

リセール調査ちょっと休憩!

 

本日は以前ご希望があったヤクザ絡みのお話をしていこうと思います。

 

過去を振り返っても接点があったのはー・・・

色々時間を置いて思い返してみたけど4回かな。

 

なのでそれぞれのお話をこの記事に全部ブッコみますので、1つ1つコンパクトにまとめます。

 

 

【買取バージョン】

車を買取る業務の中で、お客さんがヤクザでしたってパターンはたぶん2回。

 

15年以上やっててこのくらいなので、基本的にはほぼ接点がありません。

 

暴対法でしたっけ?

あれのせいなのか、大手じゃどこも契約書に「暴力団関係者じゃありません」という確認項目があり、そこも含めて捺印しないと売却が出来ませんからね。

当然暴力団の方々もそこら辺は把握しているでしょうから

 

「俺ヤクザなんだよね」

 

なんて告白する人は過去一人もいませんでした。

もちろん出張査定行ったらヤクザ事務所で脱糞なんて経験もありません(笑)

 

なので実際はもっと接点があったのかもしれないですけど

 

「あーこの人ヤクザだったんだな・・・」

 

って後から分った人はたぶん2回になります。

 

そしてその時の印象はというとー・・・

 

2回とも・・・凄く良い人だった。

 

ビビッて良い人にしようとかじゃなくマジで!

 

 

一人目の人は一括査定から登録。

車はまぁまぁそれっぽい感じのセダンだった気がしますけど(車種とかまでは記憶が無い)

 

「兄ちゃんも商売なんだから利益取るのは当たり前、そこもしっかり勘定して値段言ってくれ。納得出来ればすぐ売るから」

 

こう言ってくれた言葉は今でも印象に残ってます。

物の道理というか、商売としてやっているというのをしっかり分かって対応してくれる方で、しかもそれが本音で言ってるとしか思えなかったため、こちらも気持ち良く高額査定を提示。

そのまま売却が決まった記憶があります。

そして気に入って貰えたのか、その後数年おきに直接連絡を貰い別会社に移っても買取させて貰ってましたね(この人はいつの間にか連絡来なくなっちゃったけど・・・)

 

じゃあ名乗りもしないのになんで気付いたのか?

それは別会社に移る時に、会社じゃなく私を頼ってくれていたお客さんに会社が変わる旨を連絡していたんです。

その時今までやり取りしていた会社携帯の番号は使えなくなるから、何かあったら個人携帯の方に連絡を下さいって。

で、その時はもうスマホの時代だったのでLINEあるじゃないですか?

番号登録すると自動でlineにも反映されたりってあると思うんですけど、そこの画像にどう見てもそれっぽい袴?を来て、もう少し年取ったおじいさんと二人で映ってる姿があったんですよ。

 

バックに○○組って看板と一緒に(笑)

 

その時「あっ・・・」って思いましたけど、良い人に変わりはなかったのでその後も知らぬ振りして買取は継続してやっておりました。

たぶん男気のあるその筋の方だったんだろうなと今でも思っております。

 

 

二人目の人もうろ覚えだけど確か一括査定からの登録。

こちらはヤクザっぽくないけど派手な高級輸入車に乗っていて、パッと見は遊び人のお金持ってる兄ちゃんって感じでした。

その時は他社も存分に絡んでいたけど、不思議と話が合って私に売却が決定。

その流れで次車の購入相談なんかを、今ブログの有料相談で対応しているような感じでアレコレと答えていたら気に入ってもらい、大量にお客さんご紹介頂き・・・(みんなちょっとおかしかったけどねw)

現在も継続して、車の売買含めて何かあったらすぐ連絡が来るという間柄になっています。

 

で、この人はなぜ気付いたかというと、たまたまチラリと見えた胸元に和彫りっぽい入れ墨があったこと。

考えてみたら夏場でも必ず長袖を着ていること。

そして決定打で、ちょっと離れたところに車を取りに行く際地図を出そうと住所検索したら、なぜか暴力団事務所が乗っているサイトまで一緒に出てきたこと。

 

その時はまともに敬語使わないくらい仲良くなっていたので

 

「住所検索したら暴力団事務所出てきたんっすけどwwww」

 

 

 

って言ったら

 

「検索しないでwwwwwwww」

 

って笑ってた(笑)

 

まぁね・・・ちょっとズル賢いけど良い人だしね!

表向きはいくつもの会社を経営している人なんで、特に私は気にしていません(いいのかは分からん)

 

 

このように私が接点あった人は、ある意味平均的なお客さんよりだいぶ良い人。

 

気に入って貰えるとその人一本って感じで頼って貰えるし、あまりお金で細かいこと言われたことが無いので、お互い気持ち良く取引出来る間柄になっています。

 

ただこれは良かったお話。

 

中にはゲッソリすることも・・・ある。

 

 

【車屋がヤクザバージョン】

買取店の場合、一般の方や法人から車を買取るというのがメインとなる業務です。

ただそれだけだと数字や台数が安定しないため、ディーラーなど車関係の仕事をしている会社から車を買取るということもしています。

これによってお数字の底上げをおこなうわけです。

 

詳しくはこちら・・・車買取店に裏で車を流している業界一覧

 

そしてその中には・・・当然中古車屋も含まれます。

 

 

以前、スタッフが顔を出していたとある中古車屋から買取相談の話が来ました。

向こうのお客さんから買取をして在庫販売していたがあまり問い合わせが来ない。

単価も高いため早めに現金化したいが、オークション相場もろくに無い。

だから値段が合えばそちらで買って貰いたい。

 

当時店の責任者だった私にスタッフが持ってきた話はこんな内容で、車のデータを見ると価値としては推定1000万弱。

距離数2000kmくらいの新古車と呼べるようような車でした。

こういった展開がたまにあるから外報して名刺配っているようなものなので、「うほぉおおおー待ってましたー!」とばかりに金額提示。

お互い相場が見れる身なので

 

「在庫として置いても売れる気がしないし、本部から許可も下りないのでオークション出品一本です」

 

「相場がはっきりとは分からないため、販売価格から予想して無理やり割り出してます」

 

「どっちに転ぶか分からないため、お互い結果は見れるけど文句の言いっこは無しで」

 

このような内容を当時の部長あたりと相談して決め、スタッフに指示し、価格提示とセットで伝えておりました。

最後の「文句の言いっこ無し」が諸刃の剣になるとも知らずに。

 

その後無事価格は合意、契約書をスタッフが取り交わし(相手は普通の販売担当営業マン)、どうなることかとハラハラドキドキしながらオークション出品。

 

そして150万くらい儲かるような結果で無事オークション成約。

 

スタッフが「さすがに儲かり過ぎて文句言われそうなんですけど・・・」と心配しながらも、文句の言いっこは無しやで!というルールがあるため相手業者もだんまり。

勝負に勝ったぞー!!と1週間くらい喜んでおりました。

 

 

そして数日後、その業者じゃなくオークション会場から連絡が入る。

恐怖の営業課から(クレームなどを扱う部署)

オ「先日ご出品頂いた○○号車の○○なんですけどね、どうも距離数が実数値じゃないっぽいんですよ」

 

私「・・・へ?」

 

オ「エンジンルーム開けたらどうも距離数と使用感がズレてるみたいでしてね、詳しく見てみたら10000キロくらいでオイル関係を交換したシールが出てきたみたいなんオ「エンジンルーム開けたらどうも距離数と使用感がズレてるみたいでしてね、詳しく見てみたら10000キロくらいでオイル関係を交換したシールが出てきたみたいなんです」

 

私「んなバカな・・・走行チェックシステムでも異常出ませんでしたよ?そちらも確認済みでしょう?」

 

オ「確かにそうなんですけどね、通す前に巻き戻されるとこちらも分からないもんですから。ちなみに先方は減額交渉無しの返品求めます」

 

私「無理っす無理っす無理っす・・・シールが証拠になるんですか?」

 

オ「シールだけじゃなんともですけど、エンジンルームばらせばたぶん分かると思いますよ。落札店は専門店さんなんで希望があればそこまでやるって言ってます」

 

オ「もし巻き戻しが発覚すれば、その費用も負担頂くことになりますけどね」

 

私「・・・・・・・・・・・・・・・・(オワタかもしれん)」

 

 

こんなん戻されたら死ぬ。

ただでさえ相場がよく分かってないかなりの高級車。

それが走行不明ときたもんだ。

 

確実に死ぬ。数百万飛ぶ。私の首も飛ぶ(物理的に)

 

 

苦渋の選択で私の上司に連絡。

送られてきたシール画像もセットでメール添付し、申し訳ありませんを20回くらい繰り返す。

死ねを50回くらいお返しされる(マジで)

 

そして最終的に業者に文句言って返品しろと言われる・・・

 

文句の言いっこ無しとこちらから言ったものの、さすがにこれは別問題だ、車の根っこの問題だと無理やり脳内処理する。

 

スタッフに指示する。

スタッフ冷や汗かきながら電話する。

途中でほんとに泣くんじゃないかってくらい半べそになる。

そして・・・「担当営業から別の人に相手が変わったら、明らかに普通じゃない感じで罵声浴びせられました・・・」と泣きつかれる。

 

その時まで、頭の中に“中古車屋の一部はヤクザが経営”なんてことすっかり忘れてた。

どこにチャンスが転がってるか分からないから、手あたり次第当たれ当たれ~ってスタッフに外報させてた。

それが裏目に出たかも・・・本気でヤバいかもしれん。

 

 

早々に上司に電話。

相手がヤクザかもしれないことを伝える。

するとあっさり「ヤクザかどうかも分からないし、おまえが確認ついでに直接行って解決しろ」と言われる。

 

 

もう死の宣告である。

 

 

一応契約書にある「メーターが実走行値じゃない場合は返却なり減額なりする」旨を説明したのかスタッフに確認すると、「した」というので腹をくくって私から電話。

ヤバそうなやつに変わる前にこの車の件で話があるから、スタッフと私でそちらに行く旨を無理やり伝える。

 

 

そして生きた心地がしないまま、翌日二人で訪問。

 

 

この時の光景は・・・漫画か?と思うくらい凄かった。

 

 

店の入り口にやたら肌の焼けた黒いスキンヘッドの男が二人。

 

一人はビーチにあるような椅子に座っていた。

上半身裸、下は短パン。

 

※雰囲気が凄く似てる

60歳くらいの顔の怖いおっさんがダンベル持って筋トレしてました。

 

※この黒さと雰囲気でツルツル

その背後にはタンクトップに同じく短パン姿、手を前に組んでやたら姿勢を正しているムキムキの40くらいのおっさん。

こちらも怖い顔して仁王立ち。

 

繰り返すがどちらもスキンヘッドである。

 

 

なんでこんな店外報してんの?とスタッフを恨めしく思った。

 

スタッフはあんなヤバい人は見たことが無いと言い訳してた。

 

今日のために出張ってきた可能性100%。

 

私らをお出迎えしている可能性120%。

 

一般の人が車買いに来たら、光の速さでバックする可能性200%。

 

上司への言い訳ように、車の中からこそっと写メだけ取って突撃する。

 

 

 

 

その後は酷いもんでしたよ。

後ろで仁王立ちしていたおっさんが大声で暴言&威嚇担当。

座ってた初老のおっさんが静かに脅し担当。

失禁しそうになって言葉もロクに出ないスーツ姿の私とスタッフ。

 

ダンベルで頭潰されるんじゃないかと思って数分で退散です。所詮こんなもんです。

 

最終的には最初の方に出てきた2番目のお客さんに助けて貰い事なきを得ましたけど(力技で解決とかではありません)、仕事中に「ヤクザやべぇ・・・」って感じたのはこの時くらいですね。

 

その後人伝に聞いたら、初老のスキンヘッドが会長らしいことが判明してその後一切接点を持っておりません。

ちなみに今でもその会社は普通に営業しております(しかも結構規模がデカい)

 

 

 

【会合バージョン】

これはおまけ程度の話だけど、私が独立してからのお話。

知り合いの車屋社長(A氏)から、同業同士で情報交換、意見交換しましょうみたいな集まりがあるから一度行ってみないか?とお誘いがありました。

基本は経営者や自営業者が集まる会のようだったので、こんな小規模の人間が良いのか?と思いつつ、参加費は居酒屋程度だしプラスになるかもなと思って参加を決定。

仕事終わり、A氏と一緒に、良く言えば立食パーティーのような、悪く言えばホールに酒とツマミ系だけ置いたような場所に案内される。

そこには既に人がたくさんいておっさんだらけ、一応みんなスーツ。

ただそれなりの比率で・・・もう見るからにっておっさんも混ざってました。

 

どう見てもあなたそっち系ですよね?っていうちょっとガタいの良い武闘派っぽい人もいれば、色眼鏡してちょっと派手なスーツ着たインテリ系の雰囲気を醸し出している人もいる。

この時点でもう既にちょっと帰りたかったんですけど、連れてきて貰っている手前そんなことも言えず、しょうがなくA氏と話していると急にA氏が誰かに声を掛ける。

人が来る。

誰か紹介してくれるのか?って思ったら色眼鏡の怪しいタイプのやつが一人来た。

 

少し話すとこちらは敬語、その人はタメ口。

初対面なのにこの時点でなんかおかしいんだけど、色眼鏡が話す内容はもっとおかしい。

・・・何かに勧誘されている(笑)

 

○○会に入ると結構良い情報廻って来るよ(どんな?)

 

入っておけば上の人とも繋がり持てるよ(誰と?)

 

月会費〇〇万円で色々守って貰えるんだよ(何に?)

 

中身を掘り下げようとしてもボカされる。

連れてきた知り合いを見ると気まずそうにしている。

 

そうかそうか・・・こいつハメやがったな・・・

 

色眼鏡と名刺交換したのは失敗したなと思いつつ、これ曖昧に返答したらいかんやつやと思ってきっぱり断る。

猛プッシュを受けるもヒラヒラと流す。

横で相槌打ちながら同意を求めるA氏をフルシカトする。

どうみても普通の人が混ざっている中で力業では来ないだろうと思っていたので、なんとか回避していたらその色眼鏡は次の獲物の元へと去っていきました。

 

その後人を売るA氏とは絶縁。

別の車屋経営している社長にこんなことがあったって話したら、あーいうところで新参者をカモにするやつがいて、会費徴収しつつ、ノルマで誰か知り合い連れてこいって泥沼になるから参加しない方が良いと教えて貰えました。

 

今まで当ブログにも、車屋や輸出屋やってみたーいって人は数人いましたけど、くれぐれも変な会には参加しないようにご注意下さいね!(笑)

 

というわけで、そこまで接点も無いし怖い思いをすることも無い。

振り返ると恐怖体験は1回だけで、意外と平和だったな感じたヤクザ絡みのお話した。

-管理人のつぶやき
-

執筆者:


  1. がたろう より:

    無事生還おめでとう御座います。
    実車査定甘かったですか笑
    親が車検が安いと行って10年以上世話になってる整備屋さん、ふと車を届けに行ったら明らかに反社だったのを思い出しました。
    確かに○難車や事故を隠すには丁度いいよなと妄想してます。

    • にー より:

      生還というか逃げ帰ってきました(笑)
      あの場で粘る根性は私にはありません。
      暴力団関係者の人が車検や車の売買をおこなうととなると、自分達で経営しちゃうのが一番手っ取り早いのかもしれませんね。
      良くも悪くも融通利かす分、一部の人にとってはありがたいお店にもなるのでしょうし。
      考えてみたら私の知っている裏車検やっているところも、そういった関係が経営みたいです。

  2. CREA より:

    こんにちは!
    ヤクザな中古車屋に一般人が買いにいって、一般人が購入した車のメーター巻き戻し発覚しても同じことになるんですかね?

    結局1000万くらいの車はどうなった(にー様のお店が泣きを見た?ヤクザな中古屋に返品した?)のか、気になります。

    • にー より:

      こにちは!
      全部じゃないにしてもなる人はなりますね。
      過去にそういうお客さんもいましたし、文句言おうと思ったら会社が潰れてたなんてこともあります(2年くらいで会社変えて再開するというパターン)

      結局その車は2番目の人に、こちらが買い取った値段と同額で買い取って貰いましたよ。
      お互いどういう結果であれ文句を言わないというのが決定打になって、返品の余地がありませんでしたからね(笑)
      あくまでメーター交換の疑いであって確定にはなってないので、私のところでは飽きても買い取れないということを条件にその人は乗ってました。
      普通に買うよりは200万くらい安く買えているので、その人にとっても良い買い物だったんだと思います。

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