車売却前に知っておくべき知識

瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん) 申告義務違反とは?

投稿日:2015年10月26日 更新日:

以前に別記事で少し触れました申告義務違反。

それとセットになっている瑕疵担保責任と呼ばれるものですが、これはなんなんでしょう?

今回はこの内容について触れていきます。

 

 

まずあなたが中古で車を購入したとします。

購入費用をどうしても抑えたいので、保障無しの現状販売で。

そして買って数日で前に進まなくなってしまったとします。

 

これは大変。

 

車なのに前に進まない。

 

このままじゃまるで物置!!!

 

 

 

いくら現状販売とはいえ酷いよ!

 

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そして購入した車屋さんへクレームを言うわけです。

 

客「ちょっと!この前買ったばっかりの車が前に進まなくなったよ!直してよ!」

店「えぇぇ・・・そうはいっても現状販売ですから・・・直せないですよその分安くしたんですから;;」

客「そんな!いくら安いとはいっても車を買ったのに前に進まないんじゃ何も意味ないよ!」

 

こんなチープなやり取りをしたとして、さぁこの車直してもらえるんでしょうか?

 

 

 

 

 

正解は直して貰えます。

 

販売店がゴネても法的に直してもらえます。

 

 

これが瑕疵担保責任というものです。

 

 

「売った側が隠れた箇所も含め、マイナス要因も含め相応の責任を持ちなさい」

 

こんな意味合いの言葉です。

 

 

 

車屋としての車に当てはまる瑕疵担保責任の個人的な解釈は(長い

 

最低限としての機能を果たすべく部分に関しては包み隠さず伝え、

そして隠れた瑕疵に対しての責任を持ちましょう。

 

ってとこですね。

 

 

 

つまりどういうことかと言うと、扱うのは中古なわけですから完璧なんて無いわけです。

しかし車である以上、走る止まる曲がる等の最低限の機能と、その車の根本の品質は売る側が責任を持ちましょうということです。

 

例えば中古で50万で買った車のエアコン吹き出し口がちょっと折れてた、後席のドリンクホルダーが壊れてた。

この程度のことはあくまで中古なんですから、納車後に発覚しても車そのものの機能には関係無いわけですし多少は多めに見ましょうよ。

 

ただエンジンがおかしいとかミッションがおかしい、はたまた距離が実は実走行じゃない。

 

こんな内容はさすがに話が違うでしょ。

 

こういう意味です。

 

 

もちろん購入額にもよりますので、相場よりも高く、より完璧に近い車を購入されたのであれば、車の最低限の機能からは外れる、例えばナビの不良であったりエアコンの不良であったりも法的に認められるでしょう。

 

あとは購入したお値段が相場と照らし合わせて高かったか安かったかの問題です。

 

相場より明らかに安いのに、ここもあそこも壊れていると訴えてもそれは法的にも通りません。

 

 

そして今の話はあくまでユーザーが車を買うことを想定しての話ですが

 

これが逆の立場、あなたが車を売る際にも適応されますよということです。

 

同じように買取店があなたから買った車、ドリングホルダーがちょっと壊れてるくらいでどうのこうのは言いません。

そのような細かい部分は瑕疵担保責任の範疇では無いと判断しているからです。

 

しかし最低限の車としての機能、根本の品質が疑われてるような部分に関しては売却したからハイ終了というわけにはいきません。

 

これが成り立ってしまえば嘘を付いてその場だけを切り抜ける人間が大量に増えます。

こうなるともう買取店は存在出来なくなるため、魑魅魍魎のヤフーオークションのような騙し合いの世界が待っています。

 

 

 

正直、私を含め人間は皆ワガママです。

車を買うとなれば中古といえどより完璧を求めたがります。

そりゃ当たり前です。良いに越したことはありませんから!

 

だから先ほどのドリンクホルダーが壊れているという内容で直せ直せ!という人もいます。

そして同じ人間が売る時になれば売った後の話は知らん!そちらの落ち度だ!と突っぱねたりもします。

 

でも現実は売るも買うも同じなんです。

 

 

あくまでこちらは素人、相手はプロ。

違うだろと思われる方もいるかもしれません。

ただその意見を尊重すると、そもそもの査定時間が15分20分なんて話では無く、丸一日頂くことになるでしょう。

全てを見逃さず、バンパーやヘッドライトの裏などに隠れている瑕疵を見つけるために脱着を行い、リフトで車を上げ、それこそプロとして24ヵ月点検以上のチェックを行い丸裸にする。

 

こんな作業です。

 

車を買い取る立場からすればやろうと思えばやれます。物理的には。

 

 

当然マイナス要因はどんどん浮彫になるわけですから、ユーザーにとっていいことは何もないでしょう。

おまけに売るかどうかも分からない状況で各買い取り業者に1日ずつ預けなければならないわけですから、満足に比較なんてことも出来なくなります。

もちろん買取店もこんな大々的な作業を一つのサービスとして「無料」で行うことは出来ませんから査定自体が有料になるでしょう。

 

 

・・・こんな内容がユーザーにとって得とは思えません。

そしてそんな得ではない商売が成り立たないからこそ、今の世の中にそんな商売をしている人もいないのだと思います。

 

 

 

車の売却はある意味信用取引です。

 

あなたが信用出来ると思えばその買取店に売る。

 

買取店はこの人を信用出来ると思えば高額でも買う。

 

だからこそ15分から20分程度の査定時間でも金額を出します(その時伝えるかどうかは別にして)

 

 

それは申告に偽りが無いことを前提にしているからです。

 

 

では次回、具体的にどのようなケースが売却後の減額、返却対応に繋がるのかを一記事にまとめたいと思います。

もちろん会社によってどこまでの範囲を減額対応するかは違いますが、一般的な内容として一覧にしてみたいと思いますので、売却を考えている人にとっては有益かと思います。

 

乞うご期待!!

 

次回 減額?返却? 二重査定の解説とその範囲一覧

 

 

 

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