この記事では各SUV車の代表的なグレード(最も流通量の多い人気グレード)が、モデルチェンジ発生によってどのくらい価値が落ちるのかをまとめています。
「この程度ならモデルチェンジを気にしなくても良さそうだ」
「こんなに差があるならモデルチェンジ前に売ってしまおう」
「流通が多い人気グレードはこれなのか」
などなど、得られるものは色々とあると思います。
SUV車の調査をしたら随時この記事内に更新していきますので、興味のある方は小まめにチェックしてみて下さいね。
金額のみ各専用記事にも反映させていきます。
※順番は50音順です。
SUV国産車
ランドクルーザープラド(トヨタ)
出典:goonet
調査タイミング:平成29年9月に発生しているマイナーチェンジでの価格差を調査(1年経過5000km目安)
調査グレード:TX-Lガソリン7人乗り
価格差:約40万ほど(現行モデル平均335万、前型モデル平均295万)
管理人コメント
価格帯と経過年数から考えれば妥当なところだと思います。
おおよそ40万くらいのマイナーチェンジ価格差が長く続いているので、良く言えば差は安定。
悪く言えば現行後期モデルが落ちれば、同じレベルの下落が中期モデルでも発生しますから、古くても価値が残りやすいプラドは5年落ち7年落ちでもモデルチェンジを意識して動けばメリットも大きいということになります。
それなりに古くなっての輸出需要が強いので、マイナーは敢えてスルーしてフルモデルチェンジだけを起点に動くというのもお勧め出来ますけどね。
ランドクルーザー200(トヨタ)
出典:goonet
調査タイミング:平成19年に発生しているフルモデルチェンジ(100から200への移行)の価格差を調査(13年経過10万km目安)
主流グレード:「AX Gセレクション」
価格差:約75万ほど(200の初期モデル平均195万、100の末期モデル平均120万)
管理人コメント
ちょっと特殊ですけど、ランクル100から200へ切り替わった時のダメージはどの程度なのかという調査ですね。
200の主流グレードは最上位のZXなのですが、200が登場してから2年後くらいに販売開始されたため、対比用に今回はAX-GセレとVXリミテッド-Gセレとで比べています。
すると13年前でも今だに75万ほどの価格差。
価値がしっかり残っているからこそこのレベルの価格差が付くわけですけど、当時の新車価格差約45万を考慮してもそれなりのはっきりとした差は確認出来ます。
200から300への移行時にどれほどのダメージが出るのか、なんとなく想像も出来ちゃいますね(30万50万で済むわけがない)
レクサスRX(レクサス)
出典:goonet
調査タイミング:令和1年8月に発生しているマイナーチェンジでの価格差を調査(1年経過5000km目安)
調査グレード:RX300Fスポーツ(2WD)
価格差:約95万ほど(現行モデル平均600万、前型モデル平均505万)
管理人コメント
想像以上に差が大きいですね。
高額帯&高年式という点から輸入車にかなり近い価格差が発生しています。
マイナーチェンジ以前が大きく下がったというよりは、まだ流通の少ないマイナーチェンジ後モデルがかなり高いという印象ですので、今後この価格差はある程度縮んでくると予想。
つまり流通の少ない現段階では、現行モデルの新古車に手を出すくらいであれば新車でもまったく問題無いということになります。
SUV輸入車
ジープ・ラングラーアンリミテッド(クライスラー・ジープ)
出典:goonet
調査タイミング:平成30年11月に発生しているフルモデルチェンジでの価格差を調査(1年経過5000km目安)
調査グレード:スポーツ
価格差:約85万ほど(現行モデル平均410万、前型モデル平均325万)
管理人コメント
グレード需要に大きな偏りはありませんので、サハラも同等レベルの流通量が確認出来ます。
一見価格差は大きく見えますが、フルモデルチェンジによって新車価格がスポーツで60万強上昇しておりますので、単純なモデルチェンジの差はかなり少ない部類ですね。
細かい変更点はあっても外観デザインが極端に大きく変わったわけではないのが理由になるのかもしれません。
ちなみに前型のゴビベージュ(カラーコード「PUA」)だけは強烈な需要がありますので、同条件なら通常カラー(白黒含む)より50万くらいは価格が上昇すると思って下さい。
ベンツGクラス(メルセデスベンツ)
出典:goonet
調査タイミング:平成30年6月に発生しているフルモデルチェンジでの価格差を調査(2年経過5000km目安)
調査グレード:G350d
価格差:約180万ほど(現行モデル平均1180万、前型モデル平均1000万)
管理人コメント
前型は最終末期に登場した「G350d ヘリテージエディション」で調査しています。
このグレードの新車価格が当時1190万円、現行モデルのG350dが新車価格1080万と安くなりますので、実質の差は約300万ほどと思って下さい。
現行モデルが新車本体価格を遥かに超えておりかなり高いですけど、たぶんこれは国内需要ではないかと思われます。
ちなみにディーゼルだからこの程度の差で済むようなもので、需要が落ちる上に新車価格が1500万を超えるG550の場合、モデルチェンジ価格差は620万ほど(新車価格差も考慮すれば600万ほど)まで上昇します。
好みだけでなく、この価格差もしっかり考慮された上で購入判断をしてみて下さいね。
ベンツGLC(メルセデスベンツ)
出典:goonet
調査タイミング:令和1年10月に発生しているマイナーチェンジでの価格差を調査(1年経過0km目安)
調査グレード:「GLC220d 4マチック」
価格差:約210万ほど(現行モデル平均700万、前型モデル平均490万)
管理人コメント
まだ出たばかりということもあり、マイナーチェンジ後はディーゼルの220d4マチック1台のみしかデータがありません。
なので今回取り上げましたが、クーペモデルと通常SUVモデルは全体比率が半々くらい(徐々にクーペが増えてきている)
ガソリンとディーゼルも半々くらいの流通量なので、前型にあったガソリンの上位モデル(350系)を選ばなければ好み優先でも問題ありません(現行は今のところ上位モデル無し)
悪く言えば全体的に分散されていて、BMWのMスポーツ系のように抜けて分かりやすいグレードは無いということになります。
それと金額は相当な価格差がありますけど、出始めの現行モデルが初物ということもありかなり高い印象がありますので、ここからまず差は縮まってくるでしょうね。
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