ホンダ「ビート」のライバル車として今だに現役のスポーツオープンカー。
出典:goonet
本日はカプチーノです。
他に同年代の軽自動車でマツダの「オートザムAZ-1」なんかもありますが、こちらはオープンじゃないので実質2車種で当時火花を散らしていたんだと思われます。
カプチーノの方がイニシャルDに出てきた影響なのかなんなのか・・・
カーボン(調)ボンネットにエアロ付けて~という改造車比率が高いように感じますが、果たしてリセールはどちらが上なのか。
管理人は興味津々です!
平成10年で生産終了となります。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
・リセールバリューランク
ランク・・・SS
・海外輸出情報
普通に走ればなんでもプチ輸出に該当
・総評
んんーーーん!
やっぱり優秀ですね。
新車価格はビートと同じ150万弱くらい(車体で)
なのに20年くらい経過している現在でもリセール50%を超えている車がチラホラあります。
本当に状態が良好だと100万超えなんて車も・・・
ただ相場を改めて見て思ったこと。
リセール的にはビートの方が上ですわ。
その理由を簡単に書いておきますので、どちらか悩んでいる方がいましたら参考にしてみて下さい。
・ビートと違って派手な遊び方をする人が多いのか、修復歴車の率が激しく高い
・5桁メーター率が高いためか、メーター改ざん車両(実走行値不明)の率がかなり高い
・スズキだから・・・しょうがないけど・・・骨格(フレーム)の腐食進行が進み過ぎて災害車扱いになってる車が多い
このような理由が出てきます。
まず修復歴についてはあれかな?
乗る年齢層がカプチーノの方が若いのかな?
今まで売買したお客さん思い浮かべてもいまいちピンと来ませんが、ビートは大人しく楽しむ派。
カプチーノは峠とかサーキット攻める派が乗ってるのかもしれません。
要は状態良好車が少ないため、リセール的に高いのは高いけど安い車の比率も高い原因になっています。
そしてメーターに関して。
この部分は当ブログでもまだあまり触れたことがなかったと思いますので軽く解説しておきます。
オートオークションのルールでは
5桁メーター(10万キロの枠が無い古いメーター)は記録簿で今までの経緯が確認出来ない限り、メーター改ざん車扱いになる
このようなルールがあります(ほんとはちょっと違うけどややこしいので分かりやすく書きました)
つまり実際にはメーターの交換や不具合が無くても、それを証明出来なければ実走行値不明扱いで世に出回るということです。
例えば25年経過したカプチーノちゃんが5桁メーターで「19500キロ」と表示されていました。
10万キロの表示はそもそも設計の段階で存在してないので分かりません。
あなたはこの車見てどう思いますか?
・
・・
・・・
19500キロと信じる人。
いやいや1週回って119500キロでしょと思う人。
何週回ってるか分かんねーよ!と思う人。
まぁ人によって感じるところ様々なんですよね。
だから走行不明。距離に対して保証無し。
そして、「そんな車怖くて高い金額じゃ買えなーい!!」と思うのが普通の考えなので価値が落ちると・・・
理屈としてはこんな感じなので、古いジムニーとか平成一桁(もちろん昭和も)の車は5桁の可能性があるので、大事に乗りつつ価値を残したい方は点検記録簿を毎回しっかり残しましょうねって話でした。
ってなんの記事やねん!!
話が逸れた。豪快に。
そうそうなんでカプチーノの方がリセール落ちるかの話ですが、最後にスズキの得意技。
腐食穴っ!!!
これが決めてとなって価値が落ちてます(笑)
パッと見た感じは5台に1台くらいの割合かなぁ・・・
もう住んでる地域だけが原因じゃないね。
個々のメンテ次第だね(原因はスズキだけど)
というわけでまとめ。
人気はあるし廃車にもならない車です。
なのでリセール的にはかなり高い部類になります。
ただし、極乗車と呼ばれる車両は極々一部(もちろん超高い)
全体を通して見るとプチ~低輸出枠あたりで取引されている車が非常に多いので
カプチーノ=なんでも高い
というわけではないことを興味がある方は覚えておきましょう。
その上で実走行車両、修復歴無し、腐食穴無しの極乗車を新車価格に近いレベルの予算で買われるか。
遊び車としてどっかに難があるカプチーノを低予算で買うかは人それぞれかと思います。
※新型カプチーノ販売の噂もあるので、敢えて新車狙いで待つというのもこの車なら有りだと思いますよ(コペンと良い勝負しそう)
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。
※一括査定ではありません
スズキ【カプチーノ】の売り先アドバイス
車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。
国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。
「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。
車買取専門店 ◎
現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。
相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。
しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。
単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。
お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。
【一括査定依頼のコツ】
・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)
・平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)
数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)
【カーセンサー】
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。
買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。
車の系統を合わせた専門店 ◎
ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。
専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。
難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。
国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。
中古車販売店 △
中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。
国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。
車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。
販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。
難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。
オークション代行出品 △
業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)
流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。
あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。
逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。
知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。
一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。
手数料の安い代行業者がコチラ
・中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)
・Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)
買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。
廃車業者 〇
廃車の場合は買取店に行かれても中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。
過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。
廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしていきましょう
【廃車本舗】
全国規模の廃車専門業者です。
自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。
レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。
車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?
厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。
ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)
実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。
こんばんは。
カプチーノ懐かしいですね。
従兄弟が免許取って最初の車がカプチーノでした。
確か外装がアルミだった気がします。
箱根で全損級の大事故かましてもう1台買えるくらい金額かけて、カーボンやらFRPやらの外装パーツに足回りやらとかなり金かけて修理&改造し過ぎて普通の車検取れなくなってサーキット専用車にしたって話を思い出しました(笑)
カプチーノ乗りの王道を突き進んでいるような気がします(笑)
結構お金掛けてそうな車が市場データもいっぱいあるんですよね。
コペンじゃなくカプチーノでやる理由がきっとあるんでしょうけど、個人的にはあまり乗りたい願望が沸かない車なので良く分かりません(笑)
にー様、毎日の更新お疲れ様です
スズキ車と腐食は塩カリ散布地域にとって永遠のテーマですね
5桁メーターにはそんな罠が潜んでいたとは素人には全くわからない事例でした
年末年始に資金繰りに困って駆け込みで売却する人とかもこのご時世結構いるんでしょうか?
5桁メーターは一般の方には分からない事情でしょうね~私もお客さんが悪い内容では無いので直接言ったことはありません。
裏でコソコソ記録簿確認しています(笑)
大手時代含めて年末にお金に困って~って人は私は見たことがありませんね。
どちらかというとクリスマス以降は普通の売却の方すらほとんどいなくなるので、お客さんを迎える気まったく無しのレベルで大掃除しています(笑)