スズキ「キャリイトラック」のライバル車。
本日はハイゼットトラックです。
軽トラックの流通量で言えば上記2種が大半を占めているかと思います。
どちらが強いのか・・・
今まで考えたこともありませんでしたが、もしかしたらこの記事で答えがはっきりするかもしれません。
別窓になっていますので、ランクを確認する前にまずはこちらのランク表をご覧下さい。
ランクの見方が書いておりますので、見比べると分かり易いです。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい。
・リセールバリューランク
ランク・・・S 63%
・海外輸出情報
平成19年~(10年規制?)・・・ほぼ中輸出に該当(一部フレーム腐食などで低輸出も有り)
・総評
すまねぇ!
どっちが強いのかはっきりさせたかったけど、かなりどっこいなレベルでした(笑)
調子に乗ってすんまそーーーん(ここが調子に乗ってる
ただ面白い特徴が見え隠れしていますので、主にそちらを参考にして下さい。
※平成26年9月にFCが入っていますので、FC後の現行型を調査しています。
それではグレード別です(流通グレードが偏っているため結構抜け抜けになるのは勘弁してください)
スタンダード(2WD)MT 65%
スタンダード(2WD)AT 67%
スタンダード(4WD)MT 61%
スタンダード(4WD)MT 不明
エクストラ(2WD)MT 不明
エクストラ(2WD)AT 不明
エクストラ(4WD)MT 55%
エクストラ(4WD)AT 61%
ジャンボ(2WD)MT 不明
ジャンボ(2WD)AT 不明
ジャンボ(2WD)MT 67%
ジャンボ(2WD)MT 68%
スタンダード 農用スペシャル 63%
※スタンダードはエアコン、パワステ有りの車両として見ています。
今回は数値化しないと分かり辛いと思ったので、細かいパンセンテージまで残しておきました。
なんだか予想以上にグレード展開が多かったため、このリストを見た限りじゃ中々特徴が掴み辛いと思います。
なので私の予想もふんだんに含まれておりますが解説をしていきます(あくまで予想なので過信はしないでね)
まず「2WD or 4WD」はどちらが良いのか。
ここはハイゼットトラックだからこっちが正解!というより、グレードによって変わっていくような印象です。
流通台数で言えば安価な「スタンダード」が一番多く、これは農業用の目的で購入、使用されている方が比率として多いことが予想されます。
ただ次に多いのが予想外にも一番高価なグレードである「ジャンボ」
正直、昔は100台の中に1台混ざってるか混ざってないかくらいの流通台数でしたが、このジャンボさんが近年非常に増えてきているんですよね。
カラー選択も軽トラックの鉄板である白だけじゃなく、ブラックやブルー、グリーンなんてカラー展開もされており、自営の方とかが仕事兼用でちょっと趣味を楽しむための軽トラという位置付けになってるのかもしれません。
そしてそのような“ちょっと趣味兼用になりそうな軽トラック”の場合。
スタンダードでは強かった2WDがひっくり返って4WD需要が高くなっているという可能性があります。
というか流通台数を見れば一目瞭然なんですが、スタンダードは2WDが圧倒的に多い。
逆に中間グレードであるエクストラとジャンボは4WDが断然多く、2WDは過去3ヵ月でも1台あるかないかレベルまで落ち込みます。
グレードによって用途が異なるため、ポイントポイントでの需要もガラッと変わっているのかもしれませんね。
そしてミッションに関しては、基本的に同率レベルくらいの推移になっていますので、ここは好みで選んでしまって問題ない部分ですね。
一応新車価格は約9万円ほどの価格差が生まれますので、実質損失額を減らしたいということであればMTに軍配が上がるといった感じです(大した差じゃないけど)
そしてそしてー・・・
このリストには載せていませんでしたが、スタンダードの別バージョンとして“ハイルーフ”という設定が設けられています。
なんとハイルーフ仕様にするのには約1.5万円の追加費用で出来てしまうのです。
おやおや。
まぁまぁ。
なんかどこかでこんな車が他にありましたよね。
当ブログを読み込んでいる方なら「あっ・・・」って思ったかもしれませんが、エブリイワゴンなんかがまさにこれと同じです。
そしてその時いくらくらい付加価値が付いていたか覚えていますか?
ほら!
早く!!
思い出さんかばかちんがー!!
そうです、5万くらいハイルーフにすると付加価値が付くのです。
そしてこの現象がハイゼットトラックでも確認出来ております。
ちなみに最上位のジャンボさんはハイルーフ標準仕様、中間グレードであるエクストラはハイルーフ仕様じゃないため、ここも一番ずっこけてる要因になっているのかもしれません。
ということはつまり・・・
リセールを突き詰めて選択していくなら
スタンダードの2WD、ATかMTかはどっちでもいいけどハイルーフ仕様にする!
これが管理人が考える最強ハイゼットトラックになるかと思います。
リセールはもちろん初期費用もかなり安いですから、実質損失額なんて蚊に刺された程度(嘘です)
お・ま・け・に!!
上記の通りかなり強力な輸出にも該当しておりますので過走行も問題無し!
20万キロ30万キロどうぞどうぞの世界です。
ただライバル車のキャリイトラックと比較するとちょっと輸出が劣りますので(10年経過以降は廃車の選択も出てくる)、必ずしもハイゼットトラックの方が良いよ!ってことではありませんが・・・
参考にしていただきながら、ハイゼットでいくかキャリイでいくか。
吟味して貰えればと思います!
【goo】
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表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で予算を組んでいきましょう。
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高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
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車検が残っている車の廃車を検討している場合は非常にお勧め!
しっかり交渉していきましょう。
こんばんは。
この記事を楽しみに待っていました!
書いてくれてありがとうございます!!
キャリイとの比較は10年以上乗らない限り、どっちもどっちと言った感じですね。
年間2万キロ以上は走るので、メーカー保証も切れて壊れそうな時を見計らって新車に入れ替えるのも手ですねw
キャリイでは狭いので、次はハイゼットジャンボにしようと思います。
一部改良で純正でLEDヘッドが付くようになり余計に欲しくなってしまいましたww
四駆は必須ですが、ミッションが悩み所です。
ATの方が馬力が大きいのでそこが悔やまれますが…それを除けば価格が安くデフロックも付くのでリセールを含めMTの方がお得感がありますね。
自分みたいに軽トラが好きで細かくこだわる人なんてあんまりいないと思いますが、比較していただきいろいろと参考になりました!
いえいえ!
年間2万キロ以上なら軽トラは熱いですねぇ!!
リセールに繋がるポイントを把握しながら自己満足でどの仕様にするのか選択をされていかれると、かなり満足度の高いお乗り換えが実現出来るかと思います。
悩んでるうちが楽しいんですからじっくり吟味してくださいね(笑)
エアコンパワステ無しは、リセール劇落ちですか?
いやいや!
そこまでリセールに激しい差は無いと思いますよ。
記事作成時もエアコンパワステ無しのデータを別に取ろうと思ったのですが、台数不足で調べきれなかった記憶があります。
なので過去の印象だけでいえばそこまで大きな影響は無し。
突き詰めてコストダウンを図りたいなら視野に入れても良いと思います。
一昔前よりもエアコンパワステ無しのデータが少なくなってる気がするので、もう今のご時世あるのが当たり前みたいな感じになってきてそうですけどね(笑)
アメリカ向けの25年超え軽トラの傾向を知りたいです。時間のある時に記事にしてもらえないでしょうか
軽トラはなんだかかんだと古くても輸出されている印象はありますが、アメリカ向けの25年規制ですか。
これは初耳な内容ですね。
ただこの内容を記事にするというのは今の段階ですとちょっと難しいです・・・
更新アンケートで当選されればその時に該当車種のみ一緒に調査することは可能です。
どうしても特定条件を取り纏めた内容を記事化してしまうと、これもあれもとなってしまいかねないため私が死にそうになるというのと、有料版の方への支障も考えられるためブログが継続出来なくなる可能性が出てきてしまいます。
もしお急ぎで知りたいようでしたら仕事としてお引き受けすることは出来ますので、その時は直接ご連絡下さい。
そこまでの価値は無いんじゃないかと・・・私は思いますけどね(笑)
忙しい中ありがとうございました
軽トラついでにスバルサンバーの軽トラを記事にお願いしたいと思います。(リヤエンジンで静かで且つ4気筒だったサンバーは、赤帽の人たちに絶大な人気だったと聞きますがリセールはどうでしょうか?)
サンバートラックですね~商用だけど需要のあった車なので調査してみたいと思います。
少々お時間下さいませ!
にー様
軽トラはカナダ(昔は右ハンドルだった)で15年規制で輸出解禁されたり、アメリカではATVの換わりに農場で使用するというケースがあるようです。アメリカでは軽トラは安全基準未達成のため、公道では使用が認められていないそうです。
カナダでは現在は左ハンドルのため、右ハンドルは逆に運転席から安全に歩道に出られるということで、交通取り締まりや宅配などのニーズも少なからずあるようです。
ほっほーアメリカの安全基準って結構ガバガバな印象があったんですけど、逆に軽トラはNGなんですね。
右車線で左ハンドル・・・確かに出る時車道側か!
あ、でも日本も逆パターンで同じか!(笑)
一応スバルは調査出来る範囲でしてみましたけど、GT-Rのような特別感のある輸出気配はまったくありませんでした。
新車価格安いですしこんなもんなのかな。