出典:goonet
TOYOTA(トヨタ)ヴォクシーの買取価格について、車の専門業者のみが見れる会員制オートオークションデータから調査、分析をしてみました。
ヴォクシーを中古車として高く売る場合、どのようなグレードを選んでおけばいいのか。
ヴォクシーの総合的な買取価格ランク、グレード別の価値の差や買取価格に直結する輸出動向などなど。
現在の市場相場を調査しながら解説していきます。
また、お得なヴォクシーの中古車購入ポイントもこの記事を見れば分かるはずです。
ヴォクシーを高く売ろうと思っている方、これからお得に買おうとされている方はそれぞれ参考にして下さい。
車屋(買取店)から見えるトヨタ【ヴォクシー】の印象
2000ccクラスミニバンの王者という印象ですね。
兄弟車のノアと比較されることも多いですけど、流通量はこちらの方が多いので売りやすさはヴォクシーに軍配が上がります。
見た目の印象から若い人はヴォクシーに目が向きやすいので、中古購入を支える若い支持が多い=高く売れやすいと思って下さい。
ただし海外需要は弱めのため、あくまで高く売りやすいのは日本人が好む低走行、需要の高いカラー、そしてスポーティーモデルです。
特に過走行予定の方にはあまり向いている車ではありませんので購入の際は注意していきましょう。
トヨタ【ヴォクシー】モデルチェンジ歴
2001年11月 初代ヴォクシー販売開始
2004年8月 マイナーチェンジ
2007年6月 フルモデルチェンジ 2代目ヴォクシー販売開始
2010年4月 マイナーチェンジ
2014年1月 フルモデルチェンジ 3代目ヴォクシー販売開始
2017年7月 マイナーチェンジ
2022年?フルモデルチェンジ予定
※基本3~3年半くらいの周期だが伸びている。
※新車価格やグレード一覧はこちらを参考にして下さい・・・goonet様カタログ
トヨタ【ヴォクシー】のモデルチェンジ価格差
モデルチェンジが発生すると新型モデルに需要が傾くため、ほぼどの車種も旧型の価値は下落します。
しかしその価値の下落度合いは車種によって様々ですので、目安となるよう最多流通グレードを元にオークション市場でのモデルチェンジ価格差を調査しました。
その結果がコチラです。
モデルチェンジ価格差 約35万
新型:2018年 ZSキラメキ(2WD)
旧型:2017年 ZSキラメキ2(2WD)
※新車時の販売価格差は約4万ほど新型の方が高いです。
距離数やカラー、装備、状態などなど、類似したそれぞれの車の取引平均値から割り出しています。
新車価格差が上記グレードよりも安ければモデルチェンジ価格差は少なく、より高ければモデルチェンジ価格差も高くなり易い。
またフルモデルチェンジとマイナーチェンジでは、フルモデルチェンジの方がモデルチェンジ価格差は大きくなり易いことを把握しておきましょう。
トヨタ【ヴォクシー】の買取価格ランク(3年経過時)
ランク・・・S 68%
※3年経過30000kmを基準にした、全グレードの平均値となります。
ランク早見表
総合ランク | 買取価格/新車価格(3年経過) | 各ランクについての解説 |
SSS | 80%~ | 全車種の1%にも満たない超高額の買取価格が期待出来ます。売る時は心ゆくまで交渉しましょう。 |
SS | 70%~79% | このランクに該当していれば相当ラッキーです。車の形状によってはこの枠に入ることすら許されません。 |
S | 60%~69% | 人気車種を買っている証拠です。お隣さんが悔しがります。 |
A | 55%~59% | 平均よりはやや上です。上には上がありますが、欲しかった車なら満足度とのバランスもそれなりに取れているはず。 |
B | 50%~54% | まさに平均です。可もなく不可もなく。この辺りから中古車を買うメリットも大きくなります。 |
C | 40%~49% | 売る時やや辛くなるランクです。特に高額輸入車はこのランクが多いので、中古車にもしっかり目を向けてみましょう。 |
D | 30%~39% | 新車で買えば泣きをみます。誰かが助けてくれるわけではありませんから後悔する前に検討を。 |
E | 20%~29% | 新車で買ってたら涙も出ません。買っちゃダメ。絶対。 |
Z | 0% | 既に最終モデルでも価値はありません。廃車が最有力となります。 |
トヨタ【ヴォクシー】のリセール値(5年経過時)
5年経過50000km時のグレード別平均リセール値 59%
※マイナーチェンジを1回通過
ハイブリッドX 55%
ハイブリッドV 57%
X Cパッケージ(2WD) 53%
X Cパッケージ(4WD) 不明
X(2WD) 57%
X(4WD) 不明
V(2WD) 57%
V(4WD) 不明
ZS(2WD) 64%
ZS(4WD) 不明
ZSキラメキ(2WD) 64%
ZSキラメキ(4WD) 67%
トヨタ【ヴォクシー】の海外輸出情報
初代ヴォクシー・・・極プチ~プチ輸出。
台数が多いためか輸出から外れることもある。
それなりに距離も走り、内外装もくたびれた感があるなら素直に廃車でいいと思います。
後期なら買取店で売却ってとこですね。
2代目ヴォクシー・・・中~超高輸出に該当。
基本どのグレードでもいきます。
7年規制、5年規制有り。
7年規制から外れたら中レベルの輸出です。
7年以内で30~40万相場がアップ。
5年以内でさらに30万~40万相場がアップ。
ただし超高ランクの輸出のため条件も有ります。
4WD、ウェルキャブ仕様(福祉車両)、修復歴に該当、トランスX(5人乗り)
これは年度規制内に入っていても、超高ランク輸出には現状行っておりませんので注意。
特需はありませんので新車より高く売れる。
なんてことはありません。
輸出価格早見表
輸出ランク | 目安価格 |
超高輸出 | 距離数に関係無く、100万以上のかなり高い相場で輸出されている(水準が高い分、状態に左右されることも多い) |
高輸出 | 距離数に関係無く、50~100万未満の高い相場で輸出されている(修復歴はNGなど条件が付く場合もある) |
中輸出 | 距離数に関係無く、25~50万未満で輸出されている(このあたりになると車両状態はあまり関係無くなる) |
低輸出 | 距離数に関係無く、15~25万未満で輸出されている(このあたりになると車両状態はほぼ関係無くなる) |
プチ輸出 | 距離数に関係無く、10万前後で輸出されている(このあたりになると車両状態はほぼ関係無くなる) |
極プチ輸出 | 距離数に関係無く5万前後で輸出されるが、排気量によっては廃車と変わらないレベル |
※部品取りとして価値(底値)が存在する場合も含めているので、必ず海外輸出されるということではありません。
トヨタ【ヴォクシー】の調査結果
良くも悪くも無難ですね。
今までのリセールランクを見てきた方なら、知名度からもっとランク高いんじゃないかと思っていそうですが、トヨタの中では普通かな・・・
まず国内需要が大前提に来ますので、日本人が好む内容になっていれば相応の金額で売れます。
逆に言えば万人向けしないようなグレードだったり色だったりすれば値段は大きく落とします。
グレード別で見ますと、ヴォクシーのリセール1位は「ZSキラメキシリーズ」
これが最上位でSSランクです。
ここだけ見るといいんですけどね。
ベースの「X」になるとAランク。
「トランスX」になるとBランクまで下がります。
中間グレードがSランクってとこですね。
また今までの車両でも上位ランクにいた「Gs」
これは今回どうなのかと言うと・・・
なぜかのAランク(笑)
なぜだろ・・・私も理由はよく分かりませんがとりあえずこんな低いのかと驚きました。
たぶんGsが出た後にすぐ現行型出ちゃったからかな?
ベースのXよりもリセールの割合は低いので、中古で買うならお得かもしれません。
また国内需要が非常に強いので、国内向けなら4WDは結構高く売れます。
内容によっては2WDとの新車時差分より高くなるケースも有り。
ただ・・・
現在2代目ヴォクシー絶賛値下がり中です!!
輸出該当になる過走行とかボコボコ車両じゃなく、綺麗で低走行な国内向け需要ですね。
オークションでの取引動向を見ると感じますが・・・この状況はかなり危険です。
新型に需要が持っていかれているからだと思いますが、2代目ヴォクシーに乗っていて売却を考えられている方。
スーパーダッシュで売りに行った方がいいです(もう間に合わないかもしれませんが)
個人的な予測ですが1ヵ月~2カ月で10~20万くらい値段下がると予想。
そんな感じの値動きしているので。
需要<<供給になっているんでしょう。
呑気に新車来るの待ってたら痛い目見る可能性大なので要注意です。
【更新】2018年11月5日
さてさて、更新アンケートで見事当選しましたのでヴォクシーの更新をしていきます。
初回調査はー・・・もう2年半以上前か!
当時は前型末期の頃を調査していたわけですね。
なので今回は現行型。
厳密に言えば3年経過時の前期型調査となりますので、ちょくちょくとコメントを頂いていたハイブリッド系も含めて調べてみたいと思います。
それではいってみましょう、グレード別です。
※平成26年~28年の3年間の枠で調査しております。グレードの横にある数字は過去2ヵ月のおおよその取引台数です。
※のちほど説明しますが、グレード別は7人乗り8人乗り合算で割り出しております。分母となる新車価格は間を取った数値です。
ハイブリッドX 15台 70%
ハイブリッドV 120台 72%
X-Cパッケージ(2WD) 2台 76%(台数が少ないため怪しい)
X-Cパッケージ(4WD) 0台 不明
X(2WD) 35台 72%
X(4WD) 5台 74%
ZS(2WD) 145台 81%
ZS(4WD) 30台 84%
V(2WD) 20台 79%
V(4WD) 5台 80%
Xサイドリフトアップシート(2WD) 1台 78%(台数が少ないため怪しい)
Xサイドリフトアップシート(4WD) 0台 不明
上下差14%。
最下位はハイブリッドX。
最上位はZSの4WDとなります。
台数も書いてあるので、どれが人気グレードかも一目瞭然ですね。
ハイブリッド系は「ハイブリッドV」
ガソリン系は「ZS」が人気グレードとなります。
そしてそして・・・
どうも・・・全体的にリセールが高いようなような・・・・・・?
どうしたのヴォクシィイイ!!!
よし、まずは落ち着いて分析していこう。
次に相場から見える特徴がこちらです。
・需要は国内が先行、過走行で初めて輸出該当
・7人乗りと8人乗りの新車価格差は約3万円ほどで7人乗りの方が高いけど、実際の相場はほぼ変わらず
・2WDor4WDのリセール差は全体的に4WD勝利で、新車価格差20万ほどが3年経過時もそのまま残ってるような印象
・カラー差は白黒とパープルの差が5万程度、シルバーとの差が10~15万程度、ただグリーンは50万ほどでこの色だけは危険過ぎる
・サンルーフの付加価値は10万程度
・パワースライドドアが装備関連で一番影響が大きく、片側と両側の差は平均20万ほど(明らかに片側が安い)
・エアロやローダウンなどのエクステリア改造は付加価値の入り方が少ない(アルミ、エアロ、足回りで10万くらいUPしたらいいね程度)
・BIG-Xと通常7インチナビの差も気持ちあるかなー程度で元が取れるほどでは無い
・修復歴は車格からしたらかなり重く平均50万くらいはマイナス
・修復歴までいかなくても評価落ち=かなり大きなマイナスとなるので、内外装の状態はかなりシビアに見られる
以上となります。
まず大幅なリセール向上の原因は現行型ってのが大きいのかなぁ。
正直こんな高いとは思いませんでした。
ヴォクシー単体でのオークション市場取引台数は過去3ヵ月で5000台強。
アルファードやヴェルファイアよりも1.5倍以上多く、これより多いトヨタ車は同等レベルのヴィッツか天下のプリウスというくらいかなりの売れ筋車種になります。
なのでFCの影響が一般的な車に比べるとかなり大きいと思えば、今回の大幅向上もかなり納得。
買おうと思ったこと無いから分からないですけど、見た目とか機能面がだいぶ人気の後押しをしてるのかもしれませんね。
国内需要でここまでの数値とはかなりビックリでございます!
あとはー・・・
特徴で特筆すべき点としては何かあるだろうか。
輸出の影響が無い分、ファミリカーとしての特徴がそのままに出ているような気がします。
ヴォクシーを選ぶ人はほぼほぼメインカー。
なので4WDが必要と思う方は4WDをしっかり選択していくので、比率もそれなりに高く中古需要も高い。
実用性、機能性重視なので7人乗りキャプテンシートに拘る人もあまりいなく、サンルーフもあったらいいねくらいの極々普通の評価。
逆に子持ち率が高いからパワスラ片側だと非常に嫌われ、エクステリア系の改造はそこまで興味はございません(白黒でちょっとカッコ良さげならそれでいいじゃんみたいなみたいな)
中古狙いの20~30台子持ち夫婦が考えることってこんな感じなのかな?(笑)
ステータス重視で少人数しか乗らなくても買う人の多いアルヴェル。
本当に7人8人乗りの必要性があるから買われるヴォクシー(ノア)
需要層は全然違うような気がしますね。
というわけで所有をされている方。
古い型なら何も気にしなくていいですけど、現行型に乗っている方なんかは特にFCにご注意を。
周期でいけば29年7月にMCが入っているので、2年後の2020年あたりが相当怪しいタイミングになります。
オリンピックに興奮してたらFC通過したなんて面白いことをしでかしてしまうと、初回調査時の数値からしても結構打撃は大きそうですので、短期所有で高リセール狙っている方は十分ご注意下さい。
あとこれから購入を考えている方はー・・・
正直時期が悪いですね(笑)
今から買っても早ければ1年半くらいで大きく下がるタイミングが来る。
そして今が中古でもかなり高い。
そこ間に輸出の期待があれば別ですが、今のところはそのような兆候が見られませんので、そうなるとわざわざこの車選ばなくても~とは思ってしまいます。
強いていえばハイブリッド系がヴォクシーの中では穴になっているので、燃費や新車価格とのギャップが得と感じられるようであればくらいですかね?
今「ZS」とか、認知度の非常に高い限定車「ZS煌」なんかに手を出してもお得とは言えないので、狙いたいなら出来ればFCが来てからにしましょう。
あーちなみにZSとZS煌にリセール差はほぼありません。
煌にしたからもっとリセール向上だぜ~UHAHA!!
ってことはありませんので、80%超えのランクSSSな時点で満足しておきましょうね。
ランクSSSってマジでスゲーから!!!
おまけ
輸出に関しても調べてみましたがかなり複雑です。
型制限、年式制限、グレード制限などが複雑に絡んでいるような状況なので、ここでまとめるには無理があると判断しました。
一応簡単な内容としては
①70型(平成19年~21年)・・・5人乗りは極プチ輸出、7~8人乗りはプチ~低輸出に該当
②70型(平成22年~25年)・・・年式制限とグレード制限が絡んでおり、低~高輸出まで存在(年式が新しいと基本高い)
③80型(平成26年~)・・・推定高輸出に該当
このようになります。
②番目の年式に該当する過走行車所有の方はかなり厄介というか分かり辛いので、もし売却前に把握しておきたい方は直接メール下さい。
有料ですけど、該当車両の内容に合わせて絞り込み調査します(というか具体的な金額もお伝えします)
最新グレード別リセール数値(2021年7月2日調査)
最新の3年経過、3万km各グレード別リセール値がコチラ。
ハイブリッドX 64.7%
ハイブリッドV 63.6%
ハイブリッドZS 67.3%
ハイブリッドZSキラメキ 68.4%
X(2WD) 62.5%
X(4WD) 63.2%
V(2WD) 61.4%
ZS(2WD) 72.5%
ZS(4WD) 71.2%
ZSキラメキ(2WD) 71.9% ←高額売却の狙い易い最多流通グレード
ZSキラメキ(4WD) 78.7%
ZS GRスポーツ 66%
※データの取れたグレードのみ載せています。
※7人乗り8人乗りは混合して割り出しています。
中古車に興味を持ったらこちらから。
気に入った車両が見つかったら見積もり依頼をすると、販売店からメールで総額費用を教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で比較検討していきましょう。
※一括査定ではありません
トヨタ【ヴォクシー】の売り先アドバイス
車はなんでも買い取り専門店を利用すれば高くなるわけではありません。
国内外の需要先や車種それぞれの傾向、流通量によって異なりますので、この車種に合わせたお勧めの売り先をお伝えしていきます。
「◎」や「〇」の売り先を積極的に検討していきましょう。
車買取専門店 ◎
現在価値が500万以上の高額車や特別な輸出に該当しているような車、流通量の少ない車(もしくはグレード)はあまり向いておりません。
相場データを最重視した買取をしながら即現金化、差額の利益を出す商売ですので、相場データ量が少ない車や今後の価値変動リスクが高い車は往々にして安い買取額になり易く、別の売却手段を取った方が期待値も上がります。
しかし500万未満の国内需要車や特別な輸出該当車でも無ければ全般的に利用価値は強いので、よほど慣れている、ご自身の営業力に自身のある方以外は一括査定を利用しておきましょう。
単独交渉は上手くいけば一括査定よりも期待値が上がるものの、プロ相手ではあなたが負かさせる可能性の方が圧倒的に高いです。
お住まいの地域にもよりますが、最低5社以上を目標に同時査定依頼(日時を合わせて一斉に査定をすること)されると、労力と到達する金額が両立し易いのでお勧めです。
【一括査定依頼のコツ】
・査定依頼日時は申し込んでから1週間くらいと多少余裕を持つようにしましょう(今日来てくれ、明日来てくれと急な話になると、既に予定に入っているお店は辞退する可能性が高くなります)
・平日の火、水、木曜日は定休日にしているお店が多いので極力回避しましょう(定休日は当然来てくれませんので業者数が減ります)
数日後に査定予約をして、待っている間に別の売却手段を試していくのが効率的です(要は最後の保険として活用します)
【カーセンサー】
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選ぶのが高値売却のコツです。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いです。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
※お車の価値が30万以上くらいであればまだいいのですが、明らかに金額が厳しそうなら複数の一括査定依頼は止めておきましょう。
買取店の買取意欲減少に繋がる恐れがあります。
車の系統を合わせた専門店 ◎
ここで言う専門店とは「輸入車専門店」「輸出専門業者」「SUV専門店」など、何かに特化した車種や形状の車を販売、買取しているお店を指します。
専門店の内容とあなたの車が合致していれば、そのまま在庫にして貰える率は大きく上がりますので率先して交渉すべき売り先です。
難点は全国展開しているような会社は稀で、ご自身のお住まいの地域に合わせて合致しそうなお店を探す必要がありますので、普段から売り先候補を見つけておくと売却時には多少楽になりますね。
国産コンパクトカーなど、そもそも専門店がほぼ存在しない車も多いので、その場合は中古車販売店を相手に動きましょう。
中古車販売店 〇
中古車販売店とは、中古車販売がメインの混在した車種を並べているお店を指します。
国内需要向け車種であれば大半は該当しますので、特に傷や凹みのあまり無い平均的な距離数の車には向いている売り先です。
車種系統は揃っていなくても車の販売単価を合わせているお店が多いので、可能な限りあなたのお車の推定販売価格と近い車を並べているお店に交渉していきましょう。
販売価格平均30万ほどのお店に300万の車を売りに行っても得られるものは何もありません。
難点は価格帯を合わせたとしても在庫にする気持ちがそのお店に無ければ買取店よりも全体的に安い金額しか言われませんので、候補を見つけてからの動く件数が重要になってきます。
オークション代行出品 △
業者間の車専用オークションに自ら出品する方法で、買取店が買い取り後に現金化する場で同じように車の現金化を行います(ヤフーオークションやメルカリのような個人間ではありません)
流通量が少なく相場不確定な車や特別な輸出該当車。
あとは相場が下落傾向にあり、買う側の警戒度が強い車などには効果的な売却方法です。
逆に流通量がそれなりにある車は買取店でもしっかり動けば高くなりますので、代行出品手数料が余計な損失になることもあります。
知識がモノを言う世界ですので、不慣れなら軽はずみに行うのではなく、色々と試してダメだった時の最後の手段くらいに思っておきましょう。
一見流通がそれなりにある車種でも、その中で流通の少ないグレードを買われるとオークション代行がお勧めになる場合もあるので、意外とお勧めするケースは多いです。
手数料の安い代行業者がコチラ
・中古車情報館(一律2.5万円と知る限りは最安値)
・Carbiz(300万未満は一律3万円、300万以上は落札代金に対しての1%なので高額車は注意)
買取店並みの知識で高値成約を目指したい方は、オークション代行ノウハウ資料を販売しておりますのでご検討下さい。長くご利用頂けると思います。
廃車業者 〇
この項目を追加している車種は古くなった場合の輸出底値が存在しない、もしくは輸出価格が廃車価格と変わらない車種になります。
買取店も行かれても結局は中間マージンだけを取られて廃車業者へ売却されてしまいますので、それであればご自身で直接動かれた方が楽ですし金銭メリットも強いです。
過走行や傷凹みが多い車は特に廃車業者が最高値になる可能性が高いので、詳しくは上記にある海外輸出情報をご覧になりながら判別してください。
廃車業者も交渉することによって価格は変動することが多いので、見積もり後のもう一押しを忘れないようにしてください。
【廃車本舗】
全国規模の廃車専門業者です。
自社でリサイクル工場を持っており、部品の輸出も含めた価格を割り出して貰えますので期待値は高いです。
レッカーや廃車に関する費用は全て無料なので、余計なことを考えずに高値売却を目指せます。
車種に合わせた大枠での売り先評価一覧は参考になりましたでしょうか?
厳密に言えば同じ車種でもグレードや距離数、選ばれたオプションなどによっても選ぶべき売却先が変わるケースもありますので、所有されている車の内容に合わせてより詳しく知りたい場合は、当ブログ内で提供している「有料査定サービス」をご利用ください。
ベーシック版で5000円と有料ではありますが、個別に現在価値や相場状況などを調査させて頂き、より高く売却出来るように買取店側の人間が具体的な数値でアドバイスをさせて頂きます(当方が買い取ることは絶対にありません)
実際の売れる金額を把握出来れば精神的にかなり楽に動けると思いますで、少しでも高く売りたい方、効率的に動きたい方はぜひ検討してみて下さいね。
トヨタ【ヴォクシー】のライバル車
【国産車】
【輸入車】
SNSで共有して頂けると管理人の励みになります!宜しくお願いします!
いつも拝見しております。
現在、80系ヴォクシーを所有していますが、近々乗換えを検討しております。そこで下記条件で買取店と交渉する場合の目標値などご指南いただけたら幸いです。
ヴォクシー ZS 7人乗り 黒
平成27年式 距離5000km
両側スライド、カーテンエアバッグ、ディーラーナビ7インチ、フリップモニター、バックカメラ、クルーズコントロール(後付け)です。
楽しんで頂けているようであれば幸いですが・・・
申し訳ありません。
詳細は「悲報」記事をご覧になって頂ければと思いますが、極力ご自身の知識で高価買取を目指して頂きたいというのがありますので個人の相場をお伝えするのは控えております。
ご了承下さいませ!
買取店へ査定行ってきました!
上記の条件で250万まででした。
今からは相場が下がる時期だと思いますが、だったら年明けまで乗って売却した方が良いのかなと思っております。
もし年明けに査定を行なったらこれより高くなるんですか?
変わらない金額であれば長く乗った方が良いかと。
そうですね~このタイミングで買取店が金額を出す際は、主に決算期の9月あたりの取引データを見て割り出しを行います。
それを考えると良くて横ばい、上がるまではいかないかなと思いますね。
一応相場も見ましたが、邪魔な(安い)地方会場の取引データが存在してしまっているので買取店は凄く悩んで金額を出したでしょうね・・・
ヒントくらいになってしまいますが、250万という金額はまったく安くない金額ですよ。
私なら250万では買えません。
正直、1年でこの金額はヘコみます。
だから、長く乗るかなと思っています。
長くと言っても年明けとかですけど。
交渉に当たってはまず某カー用品店で見積りをもらい、240万でしたので参考にしながら行いました。
当ブログのおかげです。
買取店では最初185万とナメられてました(笑)
ヴォクシーは輸出が強くないですからねぇ・・・
国内需要だけの車だと需要があっても結構こんな感じになってしまいます。
通常のZSはオークション流通台数も少ないので結構判断が難しい車です(キラメキが非常に多い)
安い方で見ちゃえば185万はさすがに欲が深いですが、220~230万くらいで言われても全然おかしくはない上下幅のある相場をしていますので、台数も増えてくる2月を待つのも有りだと思いますよ!
なるほど、参考にします!
ちなみに同条件でキラメキだと大幅に価格差出ますか?
買う時に周りから散々キラメキ!と言われました。もしかしてこう言うことかと…
そうですねーショックを受けられるかもしれませんが、私が買取をするなら20万は買取価格に差が開きますね。
新車価格差が8万程度なので、それぞれの高い金額で取引されている額に大した差はありません。
問題は安い金額で売れている値段差ですね。
買取店は当然ですが赤字だけは避けようとします。
その上で他社に負けないようにと場面によっては踏み込むんですが、安い金額で売れているデータがあるとそれが足枷になります。
もしこうなったらと考えるわけです。
需要度が高く相場が安定している車は踏み込みやすいですし、逆だと躊躇する会社も多くなってくるので会社それぞれの価格差が大きくなったりします。
コメントありがとうございます。
当ブログの影響を受け、次はリセール高の車をと思っています。
ただ、乗車人数が多い車が必要な為、どうしてもミニバンの選択になってしまいます。
プラドを考えたんですが、売るタイミングとプラドのモデルチェンジがありそうな時期が微妙な為考え直しています。
こうやって車の購入、売却を検討していくべきだと気付きました(笑)
年明け〜2月売却でリセール高+モデルチェンジ無しの車を探していきまーす!
いえいえ!
プラドも視野に入るってことは7人乗り必須って感じなんですかね?
プラドはFCとかの話もありますが、それでも輸出と国内共に強いので大きくズッコケる心配は無いでしょうね。
ヴェルファイアやアルファードあたりも同じです。
ただ2000ccクラスのミニバンに比べて新車価格が上がるのでそこをどう捉えるかですね。
ぜひトータルの満足度が高い車を選んでみて下さいね!
遅くなりまし申し訳ございません。
7人乗りが必須条件になります。
現在、ヴェルファイアGEで検討してますが、補助ミラーの有無は今後のリセールに影響しますか?
外観上は無い方が良いという意見が多い様です。しかし、補助ミラー無しにするにはメーカーナビなどのオプションを組まなくてはいけません。また海外でのミラーの需要も分からないのて質問します。
いえいえ。
補助ミラーというのは左フロントフェンダーあたりからニョッキリ生えているミラーのことですかね?
昔は前期後期の判別方法なんかでトヨタ車はよく見られていた部分ですが、今はあっても無くてもどちらでも大丈夫です。
ミラーが価格に影響するなんて話も聞いたことはありません。
了解しました!
補助ミラー無しにする為にメーカーナビを選択となれば価格がかなり上がってしまうと思っていました。
本当にありがとうございます。
GE契約間近です。最終的に迷っているオプションがプリクラッシュです。価格にして約7万ですが、元が取れるのでしょうか?
個人的には高速も年数回しか乗りませんし、必要有りません。
しかし、トヨタセーフティセンスが現状車は搭載されていない(2017年予定?)為、やはり付けた方が良いのか悩んでいます。
プリクラッシュはもう目新しさが無くなってきているので元は取れませんね~。
不要なら付けない方が良いと思います。
一応直近のヴォクシー相場を確認しましたが、新古(未使用車)でも差が出ておりません。
それよりエアロ、アルミ、ローダウン・・・こういった外側から見て分かる内容の方がリセールに繋がり易いです。
好みがあるので無理に付ける必要までは無いですけどね!
コメントありがとうございます。
これでようやくヴェルファイアのオプション仕様が決まりました!
お、おぉぉ!
ヴォクシーの記事に書いてあったのでヴォクシーと勘違いしてましたがヴェルファイアですか!
と思ってヴェルファイアも見直しましたが・・・
うーんプリクラの影響は無さそうです。
ただ怖いのがほとんどプリクラ付けてる点。
無い車探すのが大変なくらいです(笑)
コメントありがとうございます。
付けます!笑
売却いたしました。
H25.3キラメキIII、パール、47000km、社外ナビ付→156万でした。
少し早めの売却でしたが、2回目の車検を控えておりましたし、良かったと思います。
たくさんの情報いつもありがとうございます。中古車情報にかなり詳しくなれた気がします。
現在ミニバンの購入を検討しており、アルファード、ハリアー、ヴォクシーかなと思ってます。
年間走行距離は15000キロ程度です。
そこでご質問ですが、
・最もリセールの良いグレードを選ぶとして三年と五年乗り換えではどちらの方が年間損失金額を抑えられるでしょうか?
・年間走行距離15000だとすると、ハリアー、アルヴェルなどの輸出該当車両を選ぶ方が無難でしょうか?
お答えいただける範囲で構いませんのでご教授いただけるとありがたいです。
いえいえ!
なるほどーご質問内容は有料版相談に方に該当しちゃいますけど、予定距離数を考えると輸出車両を意識した方が得になると思いますよ。
あと購入車種のリストを見る限り、3年と5年で車種選択が変わりそうですね(調査したわけではないですが)
それぞれの詳しい仕様やどの車を選ぶべきかなど、リセール重視で考えられているようなら直接メール下さいませ!
有料にはなりますが最新情報を含めて調査、回答させて頂きます。
早速のご返答ありがとうございます。
有料案件でしたか、失礼しました。
車を買うか、もう一度だけ車検を通すか嫁と相談して買うようになれば有料でお願いしたいと思います。
最後にもう一つだけお聞きしたいのですが、輸出車両は少々ラフに乗ってもリセールにあまり影響しないのでしょうか?
子供がまだ小さいので内装を汚しそうで。
いえいえ!
無理に利用する必要もありませんので、本気で高リセールを狙いたいとか損する可能性を押さえたい場合はご連絡下さいませ!
今フルオープンで載せている情報だけでも、しっかりポイントを押さえればそれなりの高リセールにはまず持っていけるはずです(リアルタイムの最新情報とは違うので、現状は別の仕様がベストとなる車もあります)
あと輸出絡みは国内よりもラフに乗って大丈夫なことが多いですよ。
なので小さいお子さんがいらっしゃるご家庭なんかにもお勧めです。
ただ輸出と言っても幅広いので、高年式限定の超高額取引される車なんかは一部例外もあります。
本気でラフにのりたいなら長く乗っても底値があるというような車を選ぶとより安心は出来ると思います。
こんばんは。ヴォクシー、ノア、エスクワィアは全てリセール情報出てますが、ハイブリッドについての記載がないような?
もし可能であれば、おヒマな時にでもよろしくお願いします❗️
記事の作成はマイルールに沿って作成しておりまして、goonet様のカタログにある車種をやるという風にしております。
なのでヴォクシーノア、エスクァイアはハイブリッドが独立していないため新規で記事を作っての調査予定が無いということ。
そしてトヨタ系は早い段階で調査を開始していたので、今から2年以上前に記事を作っております。
その時の3年経過時ラインナップ(要は今から5年前)に関しては当時調査したのですが、ハイブリッド系が出てきたのはその後になってしまうため未調査になっております。
なので月1の更新で該当すれば調査対象に入るというわけですね。
了解しましたー。返答ありがとうございます😊
希望者が多ければその分当選確率も上がりますし、そのうちやることにはなると思いますのでもう少々お待ち下さいませ!
にー様
今回、更新対象ということで楽しみにしています。
ちょうどタイムリーに昨日2011年式ヴォクシーZS G’sを査定しました。
4.5万キロ、修復なしで、外装はかなり綺麗な状態。装備はビックX、リアモニタ、18インチ、スピーカー交換&デッドニング、フォグをHID交換、車速ロック、スカッフプレート、車内LED化など多数のオプション装備で153万円でした。
今年の3月は1番高いところで120万円だったので驚きです。やはり、時期はものすごい大事なんだなと痛感しました。
たぶん今日中にはいけそうな感じがします。たぶん。たぶんたぶん。
少々お待ち下さいませー!!
にー様
X/V/ZSの各グレードに2WD/4WD、7/8人乗り、ハイブリッド/ガソリンがあって、ZSには煌が設定。
全23タイプ展開で、乗りきったと思われていたBMW並みの根気が必要でしたね。。。
無理のない範囲でお願いいたします。
トヨタも地味に車種展開多いんですよね(笑)
BMWと比べたら流通台数が全然違うので調べる意味もあるんですけど。
完了したのでぜひ参考にして下さいませ!
過走行とは具体的に年間あたり何キロぐらいの走行距離の場合に該当しますか?例えば三年四万キロ以上とかでしょうか?
これは難しいご質問で車種や年式によって答えは変わります。
平均くらいで言えば年間15000kmを超えたら過走行と言っても良いと思います。
ただ過走行でもどこまで国内需要が上回るかは車種によって全然違います。
車種の人気と平均リセール、輸出の年数制限とその強さ(輸出価格の高さ)
ここら辺が全て絡んで年式それぞれに分岐が出てきますので、正確に答えが知りたいようでしたら所有されているグレードや年式、距離数から分かる人に調査して貰わないと答えが出ません。
ヴォクシーであれば3年4万キロ超くらいならまず国内需要です。
同じ3年経過4万キロでも輸出該当に入ってしまう車もあります。
にー様
更新ありがとうございました。
まさか、自分が更新対象車を引くとは思いませんでした。
ヴォクシーは、他にも希望されてた方が多かったようで良かったです。
更新内容を参考にさせて頂きます。
にー様
更新ありがとうございました&お疲れ様でした。
ハイブリッドZS(2016年1月から追加)が載ってないのですが、ガソリンZSに含まれてしまっているのでしょうか?それとも調査対象の年式に入らなかったのでしょうか?
ハイブリッドZSは多分、ランクSSの範囲だと思ってます。
あと、些細な誤記ですが、一ヶ所『ヴィクシー』になってます。。。
中古で探していたのですが、新古車と値段が大して変わらないので諦めていたので、今回の更新でその理由がよくわかりました。
また、昨日更新のBMW X6Mのランクが、空欄でした。
最初、ランクのところをクリックすると見えるようになるギミックかと思ってしまい、クリックしてしまいましたw
いえいえ!
調査の基本はどの車も3年経過3万キロなので、まだ存在していない車種とかであれば別ですが、あれば条件を統一して他車種と比べられるようにしております。
なので28年から開始のハイブリッドZSは調査の対象外グレードとなってしまうんですよ。
ただ今回の調査から、数値は別にしてどういったポジションになるかはなんとなく分かるかと思います。
予想が出来てくると面白いですよ!
あとご指摘ありがとうございます!
ヴィクシーとX6Mのランクですね・・・
ランクあとで書こうと思って忘れてました!
ただちに直して参ります!