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車の売却契約後に傷が増えた!どう対処すべきか解説していく

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今回は有料版の方から記事にして欲しいとのご要望があったのでこちらを。

 

売却契約後の傷増加について。

 

というか傷に限らず、凹み、衝突事故などなど・・・

契約時の状態と相違が出てしまった場合のユーザーにとって適切な対処法についてですね。

そんな起きるもんじゃないかな~くらいに考えていたんですけど、有料のご相談を頂いていると地味に頻度は多いらしい。

そしてそれがイタズラ傷とかで過失0なのに

 

「契約金額減らしまーす」

 

なんて言われたら、悔しさで壁パンチしたくなりますもんね。

なので解説します。

 

しますが、車屋の私が実際にされたらかなり嫌なことも書きます。

 

なので・・・

私が言うのもなんですが心して読みましょう。

 

そしてこの記事はお相手の買取会社が高確率で取る方法を取り上げておりますので『絶対』というものではありません。

くれぐれも現在進行形で問題にブチ当たってしまっている方は、参考にはして貰いながらも自己責任で対処して頂ければと思います。

 

 

傷や凹みが新たに出来てしまった時の選択肢

まず車売却契約後に傷や凹みなどが新たに出来てしまった場合。

取れる選択肢は傷の程度にもよりますが下記に3択になるでしょう。

 

①正直に買取業者に申告する

 

②引き渡し予定日に間に合いそうならコソッと修理して申告せず売却する

 

③修理もしないでそのまま引き渡す

 

そしてそれぞれ解説していく上で、傷や凹みの度合いがどの程度なのかが重要になりますので、損傷を3つのレベルに分けて解説していきたいと思います。

現在進行形で問題に直面している方は、まずご自身がどのレベルに該当するのかご確認下さい。

 

レベル1(軽度)

1メートルくらいまで近づいてやっと分かるくらいの軽微な傷や凹み、もしくは車と正面ではなく平行に見て初めて分かるような見えにくい損傷。

※イメージは手のひら内に収まる程度の傷。

 

レベル2(中度)

10メートル先から見たら分からない、けど5メートルくらいまで近づくと傷や凹みがあることがしっかり分かる。そんな損傷。

※傷や凹みの面積が重要なのではなく、『目立つかどうか』が重要となる。

 

レベル3(重度)

事故現状車、もしくはそこまでいかなくても誰が見てもやらかしたと分かるほどの損傷。パーツ破損も含む。

※パーツ破損とはドアやバンパーなどの外装傷だけではなく、ミラーがもげた、ライトが割れたなど、板金だけではどうにもならない損傷を指す。

 

レベル1は軽度、レベル3は重度と思って頂き、ここからの内容をご確認下さい。

 

 

①正直に買取業者に申告する

一番スマートで後々のトラブルになりにくい方法ですね。

買取業者にとっては嬉しいことではありませんけど、三択の中では一番マシと感じるユーザー対応になります(理想は傷を増やさないで欲しいというのが一番)

 

そんな①の方法をどの損傷レベルなら取っていくべきかというとー・・・

レベル1(軽度)・・・基本取ってはいけない選択

レベル2(中度)・・・目立たないなら取らなくても良い、明らかに目立つ、かつめんどくさい展開が嫌なら取ってもOKな選択

レベル3(重度)・・・絶対に取るべき選択

 

このようになります。

 

 

②引き渡し予定日に間に合いそうならコソッと修理して申告せず売却する

この方法も取ろうとしている(していた)方が有料版だけで複数名いらっしゃたので一応解決していきます。

レベル1(軽度)・・・基本取ってはいけない選択

レベル2(中度)・・・限定的な状況では有りだけどそこまで取らなくても良い選択

レベル3(重度)・・・基本取ってはいけない選択

 

ではそのまま次に。

 

 

③修理もしないでそのまま引き渡す

買取店に「クソがっ!!!」って思われる方法です(バレたらね)

 

しかし現実はこの通り。

レベル1(軽度)・・・ほとんどのケースでこの選択推奨

レベル2(中度)・・・目立たなければ有り、ただし目立つならあまりお勧めはしない(状況による)

レベル3(重度)・・・絶対に取ってはいけない選択

 

 

こんな感じですね。

まとめて解説していきますと、まずレベル1はバカ正直に申告する必要ありません。

引き渡し後にバレるはバレるんですけど(洗車した時に)、買い取った側も契約後の追加損傷と確信が持てないので基本何も言われないのが普通です。

私も私の周りも、後日発見した軽度の傷がお客さん過失だと断定出来たことはありません。

 

ちなみに年式も単価もバラバラに100台車を買い取ったとします。

そして洗車後に

 

「あれ?こんな傷(凹み)あったっけ??」

 

 

 

と、なる確率は90%はあります(白目

 

ほとんどの車で洗車したら知らぬ傷を発見したりするものなので、査定も予め評価を甘めに取っておりますし(10点満点中9点の車を8点で会社に報告しているようなイメージ)、その上での査定額で買い取って予め保険を打っています。

洗車された綺麗な状態で毎回査定しているわけではありませんし、雨などの天候の影響も受けてしまうのでこればっかりはしょうがないところ。

なので多少の傷や凹みがあったからと言って、そもそも上司や会社にいちいち報告したりもしていませんし、洗車の流れ作業でコンパウンドなどを使って勝手に処理してくれています。

毎回「おっかしーなぁ・・・」って思いながら(笑)

 

傷や凹みが出来たからと、②の内緒で修理なんてしてもその費用が無駄。

わざわざ①の申告をして、減額交渉の材料に使われるのも勿体無い。

 

これがレベル1の結論になります。

※ただし未使用車クラスは、爪で引っ掻いたような小傷程度ならまだしも、凹みはさすがに突っ込まれるかもしれません(これは経験が無い)

 

 

次にレベル3ほどの大きな損傷ですが、これはもう100%バレるので必ず売却予定先に状況を説明し指示を仰ぎましょう。

あれーバンパー半分もげてたの見逃してたかなぁ・・・なんて都合の良いことはさすがに起きませんので。

減額交渉の流れは避けて通れませんが、減額=契約(交渉)のやり直しというのが基本ですから、必ず減額金額に応じなければいけないわけではありません

拒否権はありますので(無いと言い張る会社もあるけど)、減額された金額に納得出来ないなら一括査定やその手の専門業者への査定依頼など、手間はかかりますが新たに動くことも出来ます。

 

また、②のコソッと修理という選択も一応取れないことは無いですが・・・

それなりの損傷になれば修理期間も長く、そもそも予定引き渡し期日に間に合うのか?という疑問も出てきますし、骨格部位にまで影響が出ていれば結局後々になって「当初のご申告と違い修復歴なんですが?」と減額交渉が入る可能性も出てきます。

 

修理費用は一般人がお願いするより業者の方が安い(業販設定や付き合いが大体あるため)

相手がいて相手の保険で直せるとしても、申告した後でも出来ることなので取れる選択が狭まるだけ。

車を一度預けてしまうと交渉は相手有利で進んでしまう(車という人質取られていますし、返して貰うにも余計に手間がかかる)

 

このようにメリットは非常に薄いので、損傷が非常に大きい場合コソッと修理は止めておきましょう。

 

 

そしてレベル2ぐらいのなんとも微妙な傷や凹みに関しては、これは状況によって答えが変わるので非常に難しいです。

傷の度合いはもちろん車の年式や価値でも相手の対応が変わってくるので、一概にコレ!っていう答えがありません。

 

買う側の考え方、動き方というのは

傷や凹みの影響をしっかり受ける車両(価値で言えば目安だけど20万以上くらい)は、見知らぬそこそこの傷凹みがあればヤバいと思う(コンパウントなどで誤魔化しきれない明らかに評価が下がるレベルの傷凹み)

査定時に自信を持ってそこに傷凹みが無かったかを思い返す(査定時の環境やデータ、車両の写真を撮っていれば見返す)

絶対に無いと言い切れるなら上司に相談、ユーザーに逆クレームの一報

逆に言い切れない場合、新たに発見した傷があっても逃げ切れるか営業マンがコソコソ買取金額と相場を睨めっこする(赤字にならなければめんどくさいので穏便に済ませたいし上司に怒られたくない)

 

このようになるんですけど、重要なのは

・価値が明らかに下がるレベルの傷凹みなのかどうか(損傷度合いや場所がバンパーなのかルーフなのか等)

・その下がった価値で見込み利益はどうなるか(当然あなたが安く売っていれば文句も言われ辛い)

・自信を持って、胸を張ってこの傷凹みは無かった!と営業マンが言い切れるかどうか(分かりやすい傷凹みかどうか)

 

ここが全てなんですよね。

 

なので「絶対にこんなの無かった!」と自信を持って言われやすいのは傷より凹みだし

 

浅いよりは深い(はっきりと分かる)傷凹みの方が自信を持たれやすいし

 

査定時に車の写真を全然撮らない業者よりは撮る業者の方が文句も言われやすし

 

同じ20万でも状態の価値影響が薄い輸出車なら言われ難いしと・・・

 

まぁ~~~複雑なので、心配な方は損傷画像や車検証データ私に送ってくれというのが本音になります。

 

ただね。

お金を掛けずに解決したい、損をしたくないという人もいらっしゃると思いますので、一応何枚か傷や凹みの画像と、この傷凹みのレベルならどうなのかという私なりの所見を残しておきます。

傷凹みなんて全部違うんですけど、イメージはしやすくなると思いますので参考にしてみて下さい。

 

ケース①

地味に厄介。

程度は小さいものの、下地(黒い部分)がはっきり見えているため、「さすがにこれは見逃さないだろう」と思われやすい。

そのままいく気なら同色タッチペンで目立たなくするくらいはした方が良い。

この程度、この部位なら板金代も高くはないので正直に申告。

ユーザー側でコソッと直して引き渡ししつつ、トラブル回避というのも十分有り(減額1.5万以内なら適正なのでそれでもOK)

 

ケース②

パーツ損傷の部類に入るのでどちらかというと③のパターン。

絶対バレるので申告必須。

自分でコソッと直そうとするとヘッドライト代まで請求されそうだけど、実際ライトは磨いて終了の可能性大。

 

ケース③

かなり傷は長いがシルバーというカラーが良い仕事をしていてちょっと目立ちにくい。

ご自身でコンパンド使ってさらに目立たなくさせれば、ワンチャンそのままでも押し通せるタイプの傷(画像だけの判断だけど)

ただし凹みも伴っていたらさすがにこの長さはキツい。

 

ケース④

傷+凹みも伴っているようだけどこのままいける。

理由はサビが出ているから。

サビが出ている=傷が古い=俺の見逃しか!となっていくので(営業マン視点)、傷を古く見せるテクニックをお持ちならそれも有りかもしれない(古く見せるテクニックは買う側なので知りませんw)

 

ケース⑤

ドアノブの下の線傷。

こういうのは余裕でそのままいける。

よく洗車後にある「あったっけかな?」なタイプの傷。

 

ケース⑥

結構キツいのがこの手のフロンロバンパー下部のスリ傷。

特にエアロ付き車両や車高の低い車は「擦っているだろう」という先入観で査定時に見られているので印象に残り易い。

雨の日の査定だと嫌がって下をあまり見られないから押し通せる可能性もあるけど、1万程度の実費板金で直せるなら直してから渡してしまった方が賢明。

引き渡し後に相手から言われると「減額5万です」と言われかねない。

 

ケース⑦

ケース⑥と違い、意外と成功率が高いのがこのパターン。

サイドのアンダーステップはその奥のステップ耳(タイヤ交換の時にジャッキ噛ませるところ)が重要なため、この部分がスルーされやすい。

凹みだとちょっときついけど成功率50%くらい(画像の凹みはさすがに大き過ぎだが)

傷なら80%くらいはそのままいける。

 

ケース⑧

イタズラ傷にありがちな直線傷。

長さと深さにもよるけど、画像レベルなら一度ご自身でコンパウンド。

これで薄く目立たなくなる、かつベースカラーが淡い色(パールやシルバー、シャンパンゴールドなど)ならいける可能性有り。

逆に濃色系(黒や紺や赤など)は目立つので、この長さだとさすがに厳しい。

目立つかどうかはご自身ではなく、知り合いや家族に判定して貰うと良し。

 

ケース⑨

ルーフ(屋根)は傷や凹みなどの価格影響が大きいので、ここまで目立つ傷だとそのまま押し通すのはまず無理と思った方が良い。

ただしミニバンや箱型などの背の高い車の場合。

査定時には見えにくいため、絶対に無かったと確信が持てないことも正直多い部位。

特に出張査定なんかは脚立など無いので、査定時の環境によってはこのまま押し通せることもある(洗車してたらルーフに知らぬ傷があったというケースは実際多い)

 

ケース⑩

イタズラ傷でも文字書かれたらアウト。

印象に残り過ぎて見逃すなんてことあるわけがない(お店で話のネタにされるレベル)

 

 

以上、10パターンについて簡単な解説をさせて頂きました。

目安になれば良いんだけど・・・同じ環境、同じ傷なんてまず無いし難しいところですね。

まぁ何も無いのがお互い一番ですから、契約後は特に安全運転心を掛けましょうということでこの記事を〆たいと思います。

 

あ、最後に言い忘れてました。

上でも書きましたが、減額となった場合は再交渉です。

もっと分かり易く言えば、単独査定でイチから金額の商談を行うのと同じということになります。

 

なので同じ状況でも人によって着地点は様々。

罪悪感から素直に提示された金額を受け止める方が多いですけど(自損した場合)、相手は価格交渉されることを前提に提示していることも多いので気を付けて下さい。

 

安い金額から入った上であわよくばの金額成立。

ダメなら金額を上げて顧客満足度を引き上げる(頑張った演出をする)

 

営業の上等手段なので、損をしないようしっかり交渉してお財布の中身を守って下さいね!

 

 

 

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売却を検討している方はこちらから。

高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。

極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。

 

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しっかり交渉していきましょう。

 

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