最新版の高く売れる三菱車をランキング形式でお届けします。
ちなみに基準は下記の通りです。
・3年経過、3万キロ時の最初の車検タイミングで高い車を調査しております。
・グレードによって大きな数値差が生まれる車種もあるため、おおよその平均リセール値から順位付けをしております。
・装備やカラーなどでも差が生まれるため、オートオークションの市場平均値で判定しております。
・3年経過時にFCやMCが発生している場合、発生後の新型データで調査しております。
市場データを確認出来る車屋だからこそのランキングです。
どうぞお楽しみください。
1位 ランサー
出典:goonet
2019年の三菱車1位はランサーです。
リセール数値は驚異の80%強。
高リセール確定のエボ系のみで構成された車種なので、当然と言えば当然ですがそれにしても高い。
最終ということもあってプレミア化してしまっているんでしょう。
ただしMTとATでのリセール差は20%以上です(取引実数値で言えば70万ほど)
それでこの数値というのもおかしな話ですが、それだけMTに需要が寄った相場をしております。
売るにしても買うにしても、この差をしっかり分かった上で動いて下さい。
ちなみに1000台限定ファイナルエデションはリセール90%超え・・・
既に生産が終わってギリギリ3年経過が確認出来る状況なので、来年には高リセールだけどランク外となる車種になります。
2位 デリカD:5
出典:goonet
悩みましたが2位はデリカD:5です。
リセール数値はおおよそ60%台後半。
トップグレードは75%くらいまで確認出来たのが2位の理由となります(ちなみにトップは一番簡素なM)
しかし下位は60%とグレードによるリセール差はかなり強めに出ており、全体的に新車価格が上がるほどリセールが下がる傾向にあります。
特に新車価格400万をこえる「Dプレミアム」までいくと、立派な高級車の枠に入ってしまうため・・・
悲しいことにユーザーが付いてきていないように感じますね。
画像の通り見た目がガラッと変わるマイナーチェンジが入るので、ここからの上昇に期待しましょう。
3位 アウトランダー
出典:goonet
悩んだ末に3位となったのはアウトランダーです。
リセール数値はこちらも60台後半ほど。
D:5と違いグレードによるリセール幅が狭く、確認出来る限りでは5%程度しか存在しておりません。
ただ以前調査時と比べると傾向は似ているものの、最も安い「M(2WD)」のリセールが大きく低下しております。
元から流通台数の少ないグレードなので相場が不安定なのでしょうが、それが平均値を少し落とした要因にもなっております。
27年6月のMCを境に大きく価値が変わるのも以前と同じ。
30年8月にあったMCの影響はあまり感じられません。
4位 パジェロ
出典:goonet
三菱の古株、パジェロがちゃっかり4位にランクインです。
リセール数値は65%前後。
以前調査時はガソリンのVR-Ⅰ(ショート)が大きくリセールを落としていましたが、今はそれなりに復活しており平均リセールを押し上げた結果となっております。
ただし上位2種のSUVと比較すると高年式の流通はかなり少なく、いざ売却しようと思った際には買う側がデータ不足に悩まされることになります。
結果として不安要素から安い提示を受ける可能性が激しく高まりますので、実際にリセール数値ほどの売却が出来る方は少数と思って下さい。
高額売却のためには売る側の腕(口の上手さと相場感や売却知識)が特に必要な車です。
5位 デリカD:2
出典:goonet
平成27年12月にFCが入っているため、ちょっとズルい感じでデリカD:2が5位となります。
リセール数値は約60%強。
割り出した限りではグレード別のリセール差は感じられませんが、非常に流通グレードが偏っており、「ハイブリッドMZ」と「カスタムハイブリッドMV」以外は危険な香りがします。
そもそもD:2自体がOEM車となるわけですし、あくまで中古購入時の候補にするくらいで、新車購入の場合は本家「ソリオ」を選ばれた方が幸せになれるでしょう。
高リセール車種が少ない三菱だからこそのランクインといった感じです。
最新三菱車高リセールランキングは以上となります。
全体的に見るとー・・・
三菱は非常にランキング作成が楽ですね(笑)
上位に食い込む可能性のある車種が絞られていて、他がまったく入り込む余地がありません(リセールが低過ぎて)
一応可能性がありそうなのはOEM車となる「タウンボックス」ですが、こちらはあまりのデータ量の無さに除外。
まともな値段で売却出来そうな車種ではありません。
あとはまだまだ先の話ですけど「エクリプスクロス」がランクインするかどうか。
こう考えるとSUV系に引っ張られていますね~三菱。
三菱党の方もいらっしゃると思いますので、高いお金を払って買った分、売る時も高い値段で売りたいならSUV系を極力選びましょう。
それがお好みでないようであれば、長いお付き合いがあったとしても別メーカーを検討されることも重要だと思います。
あなたの欲しい車種がどれくらいのリセールなのかは専用記事をご覧になって頂ければおおよそ分かると思いますので、ライバル車と呼ばれる他メーカー車とぜひ比較してみて下さい。
少し計算すれば3年後にどれくらいの差が生まれるのかも見えてくると思います。
参考にして頂き、いいお乗り換えが出来ることを祈っておりますよ。
おまけ
アウトランダーのPHEVは相変わらずの50%未満でした。
補助金があったとしてもちょっとキツそうですね。
【goo】
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気に入った車両は見積もり依頼をすると、販売店からメールで教えて貰えます(県外の場合は陸送費用など含めて)
表示されている価格だけで予算を組むのは大変危険です。
しっかり総額を確認した上で予算を組んでいきましょう。
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極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
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