去年やりました輸出車ランキングはご覧になられる方も多かったので、今年もやっていきたいと思います。
2019年はどの車種が強かったのか。
私が予想した車はどうだったのか。
そして2020年は何が来るのか。
業者オークション取引データを見てきての結果と予測ですので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
2020年版を見る前に見ておくとより勉強になるかも。
▷【2019年版】異次元の高額売却になるかもしれない輸出車ランキング
事前に読んでおきたい輸出関連記事
▷狙うのは難しい!? 海外輸出を超える「スーパー特需」とは?
【2019年】輸出が強かった車TOP5
ではまず2019年を振り返り、輸出の強かった車種TOP5をランキング形式でご紹介します。
今後の狙いを定める参考にもなると思いますのでじっくりご覧ください。
1位 トヨタ アルファード
出典:goonet
2018年に引き続き1位はアルファードです。
輸出傾向の変化、取引価格の上下変動(波)はあったにしても、特需とは思えぬ輸出継続期間は素晴らしいの一言。
おまけに普通に乗っても輸出に該当するという1年規制の特徴から、一般の方でもダントツで狙いやすい車種だったと思います。
国内需要も低排気量なら国内トップクラスの高さですから、輸出が外れた時の安心感もあるので隙はありません。
唯一車体が大き過ぎるという問題さえクリア出来れば、かなりお勧め出来る車種と言えるでしょう。
7人8人も人が乗ることはないからいらないという、一般的な考えは捨てるべきです。
2位 トヨタ ヴェルファイア
出典:goonet
こちらも2018に引き続き2位のポジションは変わらず。
ただし、あくまで普通に乗っても売る時高いという意味で2位にしておりますので、新車総額を超える可能性で言えばだいぶ厳しくなったというのが正直なところ。
値引きでアルファードよりも優遇されやすいため、その値引き差次第では候補に選択に入っていたという車種だと思います。
国内需要もアルファードより下火になってきていますし、チャンネル統合で消滅の可能性がかなり高いので落ち目の車種と言えるでしょう。
3位 トヨタ プレミオ
出典:goonet
生産終了の話もあってそろそろ消えるかと思いきや、なぜか消えないプレミオが3位です。
兄弟車アリオンの高水準輸出は2~3年前に消滅し、今後の好材料も無いため期待値はもう薄いだろうと思っていたんですけどね。
なんだかんだと新車総額を超えるような輸出が続いているのはさすが“元鉄板車”といったところでしょう。
いつまで続くのかが気になるところですが、なんだかんだと販売が終了しても一定期間継続していそうな気もします。
4位 トヨタ C-HR
出典:goonet
当初はスタードダッシュだけの車という印象があまりにも強く、そこまで期待していなかったC-HRが4位です。
利幅はランキング上位車種より劣るものの、一応新車総額より高くなるパターンも有り。
そして外しても1年後輸出該当するという点から、一般の方も比較的狙いやすい車種だったというのが2019年の結果です(ただし乗った場合新車総額を超えることはまず無い)
海外での同名車種販売、国内での全チャンネル販売が輸出の可能性を潰すという考えをある程度払拭してくれた意味で優秀な車種だと思います。
5位 トヨタ ライズ
出典:goonet
まだまだ販売開始から間もないため、今後の輸出継続期間では不安材料も非常に多いですが・・・
成功した時の利幅、初期費用の安さ(新車価格の安さ)、小さいと不満に感じることはあっても誰でも乗れる大きさと人気の形状。
このあたりを総合的に考えると5位でも良いかなと思えてきます。
個人的な今後の期待も含めての順位ですね(笑)
以上が2019年輸出車ランキングとなります。
傾向として2018年に好調だった車種が2019年も継続している割合が高く、そういった意味では平和な年だったんじゃないですかね。
ただし過信していると今回ランキング外になってしまっている某トヨタ車のように、急に脱落という事態にもなり兼ねないのが輸出車の怖いところですので、狙うならなんとなくではなく常に最新情報を得る気持ちで臨まれた方が結果が出やすくなります。
期待値の高いメーカーは上記ランキングを見れば一目瞭然ですけど、それ以外に形状や特徴など、どんな内容が該当し易いのか把握しておくだけでも狙いを定めやすくなりますので、興味のある方は上記ランキング結果くらい丸々覚えておいても損は無いと思いますよ。
ちなみに私が予想した2019年に期待が持てそうな車で、ランキング外になってしまった車達の結果がコチラ。
・トヨタ RAV4
旧型RAV4の輸出傾向を引き継ぐか、復活した新型で新しい輸出傾向が生まれるか。
どちらに転ぶか不明だったRAV4は、業者オークションでの流通が確認され始めた2019年初夏以降、新車より高く売れるというような事態は今のところありません。
ここから何かが発生するとすれば1年経過後なので、現在所有されている方はそのタイミングまで待って継続所有か放出かを判断していくべきでしょう。
今のところは旧型RAV4の輸出傾向を継いでいるとしか判断出来ない状況(過走行車の輸出が強いタイプ)
ただし国内需要の強さは旧型と比較にならないので、普通に3年所有しても十分に高く売却出来る車種だと思います。
国内需要が強く先行している中で、もしかしたら輸出該当するかもくらいに思っておくと良さそうですね。
・トヨタ カローラアクシオ
2019年に新型カローラ(セダン)が登場し、法人向けラインナップのみとなって以降のカローラアクシオには大きな高水準輸出の動きはありません。
未使用車輸出の筆頭だったダブルバイビー消滅が痛いですね。
そして一般向けの後継車にあたるカローラはどうかというと、今のところダブルバイビー含め未使用車輸出は確認出来ておりません。
3ナンバーになったのがマズかったのか。
そもそもカローラアクシオの輸出が下火だったのか。
答えは分かりませんが、上記ランキングにも混ざっているプレミオの輸出がカローラに食われてスライドするのではと内心思っていたので、ミドルセダン枠の輸出は正直謎が多く読み辛いです。
・ホンダ ヴェゼル
輸出は継続中。
ただし一昔前に発生していた仕様済み車両の特需は今はなく、未使用車限定のため一般の方には狙い辛い内容。
マイナーチェンジからもうそろそろ2年といったところなので、どうせならもう1年くらい待ってフルモデルチェンジ後を購入した方が間違いなく色々なドキドキワクワクを楽しめると思います。
・ヤリス(旧ヴィッツ)
出ると思ったら2019年内には出なかった(笑)
2020年2月には販売開始なので、狙うなら新車価格は安いですし(車にしては)お手軽なギャンブルと思って狙ってみてください。
もう少しで旧型になる現行ヴィッツは現在進行形で輸出該当。
ただし未使用車限定で、かつなんでも言い訳ではありませんので、それなりの知識と運が必要です。
世界版の車名に変わって輸出条件が変化する可能性も一応ありますから、最悪は乗ることも想定された方が宜しいかと思います。
・トヨタ スープラ
新車より高くは売れますが、海外輸出ではなく国内需要の線が強いです。
納期が長いので待てない方向けに価格が高騰と思った方が良いですね(新型ジムニーみたいなものです)
なのでいずれ落ち着くだろうなと思いますし、たぶん今から注文をしても間に合いません。
普通に乗りたくて買うということなら、高リセールがほぼ確定みたいなものですしまったく問題無い、損に繋がりにくい車だと思います。
【2020年】異次元の高額売却になるかもしれない車TOP5
ではこの記事の本題。
2020年に輸出期待値の高そうな車TOP5をご紹介していきます。
過去の傾向や現輸出相場などを考慮してランキングにしていますが、あくまで管理人の個人的な予想です。
参考程度にご覧ください。
1位 トヨタ アルファード
出典:goonet
アルファードの順位は基本的に変わらないですね。
ただし2020年1月の一部改良によってメーカーオプションの追加やナビの仕様変更があること。
5月くらいにマイナーチェンジの噂など、仕様選択や購入タイミングなどを迷わせてくる展開が多いです。
トヨタもそれだけ力を入れているということでしょうけど、情報統制されているのか情報の出も普通の車に比べて遅いように感じますので、輸出の期待値は今も今後もまず高い。
しかし高く売れる仕様が限定的なため、仕様変更タイミングも含めた読みを外すと痛い思いをする可能性も高い。
このように思っておきましょう。
最大の敵はある意味、ハイペースで新しい内容をアルファードに投入してくるトヨタだと思います(笑)
2位 トヨタ C-HR
出典:goonet
2018年、2019年となんだかんだ輸出が絡んでいたC-HRが2020年の2位になります。
2019年10月のマイナーチェンジ発生によってしばらく安泰だろうというのと、投資向けにしてはまだ安価な部類で人気のSUV。
そして未使用車限定の輸出だけでは無いというのが大きな理由になります。
そこまで利幅は高くありませんから、全長440cmほどのややコンパクトなSUV形状がご自身にあっていて乗ってみたいから買う。
その時に高く売れるならラッキーくらいに思える方は検討してみましょう。
3位 トヨタ ランドクルーザー(300)
出典:ベストカー ※画像はランクル300の予想CG
もし年内に販売されればという車種ですね。
現行ランドクルーザー(200)のここ数年の輸出動向を考えても輸出該当の可能性はそれなりに高く、かつ的も絞りやすいので楽は楽です。
未使用状態が仮にダメでも、1年後、3年後と乗っていればチャンスも存在する車種なので、乗りながらドキドキ感を楽しむことも出来ます。
ただしそもそもの車両価格が高く、新車を購入出来る人もそれなりに限られてくること(900~1000万くらいは必要だと思われる)
初期投資が高い=そのままリスクになるので、外せば軽く100万単位で損をします。
その分特需該当すれば100万単位の利益が出る可能性もある車ですから、資金に余裕のある方は狙う価値もあると思っておきましょう。
ランクル系はモデルチェンジ周期が長いので、輸出が最も活発になるフルモデルチェンジのチャンスは12~13年に1回。
大物狙いでいけば次のチャンスは当面来ません。
4位 トヨタ ヤリス(旧ヴィッツ)
出典:Response
こちらはランクルと真逆のタイプですね。
初期投資の安さ(予算150~180万くらいか?)、納期の早さ、ディーラーの警戒度の無さから気軽に勝負が出来る車です。
ただし上で少し触れた通り、現行ヴィッツが輸出該当していてもヤリスが必ず輸出該当するとは限りません。
あくまでヴィッツの傾向を引き継ぎ、輸出該当の可能性が高いくらいに思っておきましょう。
また特需タイプの新車価格を超えるような輸出は未使用車限定で、納車後すぐに手放すのが前提の車種です。
乗ってもまだ高いと言えるのは3年規制輸出くらいまでですので、はずした場合は3年以内に手放すことを心掛けるべきです。
5位 トヨタ プレミオ
出典:goonet
5位は悩みましたが、ミドルサイズセダンのプレミオです。
浮き沈みがあるので昔ほどの鉄板感はありませんが、それでもいつの間にか回復して利益が出てしまうので優秀であることには変わりありません。
収支をプラスにしたいなら未使用の状態のままでの売却が前提になりますので、くれぐれも50km以上走ることは無いように注意してください。
そして外した場合は5年規制が10年以上継続されていますから、これでもかというくらいに乗り倒して5年以内に売却しましょう。
2020年内には生産が止まりそうなので、カローラに輸出が移行していない以上、もしかたら最後の駆け込み需要(輸出)が発生するかもしれません。
如何でしたでしょうか。
良く当ブログをご覧になられている方からは「あ、あの車がないぞー!!!」なんて言われそうですが・・・
一応2020年の販売予定車種も加味した私なりのランキングがこのようになります。
ギャンブル性があるのはもちろんですけど、その中でより安定性を求めた一般の方向けランキングという感じですね。
このランキングを見て、乗りたい車が無いから国内需要で安定の車を狙うというならそれも良いお考えだと思いますし、新車総額よりも高く売り抜けたいというロマンを追い求めるなら普通に買ったんではまず無理なので、上記のような車種を狙いながら仕様も厳選する必要が出てきます。
もちろん管理人の個人的な予測ですから、ご自身で輸出の傾向や特徴を掴んで別車種で勝負するのも有り(当ブログをガッツリ見れば狙いくらいはすぐに分かります)
それぞれの好みや予算と擦り合わせながら、損の少ないカーライフを実現してみて下さいね!
おまけ
5位に入れるか悩んだ車種一達。
・トヨタ ハリアー
・トヨタ プラド(新型が出れば)
・トヨタ ライズ
・ホンダ ヴェゼル(新型が出れば)
それでは次回か次々回。
「ギャンブルなんてイヤ!!」という方向けに、国内需要向けの2020年お勧め購入車種ランキングをお送りしたいと思います。
この手の記事作成は少々時間が掛かるのでまったりとお待ちくださいませ!
【ENG】
有名な輸出専門業者です。
国内需要では到達不可能な売却金額を実現させるためには、輸出業者へ査定額を確認するのが一番の近道になります。
限られた車しか好条件での輸出該当はしておりませんので、ハリアーを所有している方は間違いなくお勧め出来る売却方法の一つとなります。
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。
にー様 今年も宜しくです。
アルファードは、さすがの一言に尽きますね~。30後期はおかげ様で2台とも
+20万位にて売却できました。改良後はフルモデルも見えてきますし、メーカナビ仕様にしましたので少し心配してます。
それと、セカンドカーの乗り換えが上手いこと行っていません。
ロド30周年、WRXファイナル、ともに抽選漏れしましたし、GRスポーツの、コペンと
C-HRは現車見ましたが、いまいちでした。話題のヤリスGR-4も興味ありますが、思ったより金額がはりそうですし、プレミオも、頭よぎりましたが、手放す時大変でしたので、SUZUKI SIERAを去年の年末に見に行って来ました。試乗もさせてもらい
これならと思い納期確認致しましたが、なんと1年半と言われ今、乗っている車があればもう一度、車検は受けて下さいとまで…。かなり強気な営業でしたが、それでもみなさん発注入れられているようです。聞けばドバイの王子様がラジコン変わりに砂漠で
遊んでいるようです。SIERAは多分、インドでも生産されているはずですが、海外でも
かなりの人気のようです。JB74Wに変わってもしかしたらJB64Wよりリセール逆転してるかも知れませんね,とくにMTは…。デルデル詐欺のTJクルーザーよりSIERAを気長に待つか思案中です。
今年も宜しくお願いいたします!
プラス収支でゴール出来たようで何よりです。
知らない人やあり得ないと思い込んでいる人からすれば意味が分からない結果でしょうね(笑)
収支トントンや多少プラスにするだけならそこまで難しいことではないので、あとはそのプラス20万をプラス30万プラス40万に持っていけるかどうかですね。
なんとなくで動いている人だとまず無理なので、慣れながら知識を増やしていくと良いと思います。
それとシエラはー・・・ドバイ行きですか。
相場を見る機会も無かったのでまったく知りませんでした。
あちらの国はセダン車箱乗りしながらドリフトしたり車で遊びますからね~お金持ちの国に目を付けられたんならかなり良いことだと思います(笑)
1年半はさすがに長過ぎてやる気なくなりますが。
私なら発注していることすら忘れます。
ジムニーシエラは話題性と納期の事で今の所高値そうですね!
ある意味ありがたい事に、新車でジムニーとかシエラーをオーダーされる方はグリーンとかアイボリーとか乗りたいカラーでオーダーしてる方が当然と言えば当然ですが大半みたいですね!
果たしてこの車がいつまで続くか解りませんが初回車検までは、ぼちぼちなリセールかな!と思い、義兄が購入したのを機に1ヶ月遅れて自分はパールを去年初頭にオーダーしましたが、当然納期連絡はまだありません。
シエラは今まで閑古鳥状態だったのに急に人気が上がりましたね。
シエンタ以来の珍しい現象だと思います。
数年後に前型シエラのようになって軽の方だけ重宝されるのか、それとも伸び続けるのか。
答えは分かりませんが楽しみな車ですな!
早いとこ更新条件クリアさせて再調査してみてみたいものです(そんな車がいっぱいある)
にー様 お疲れ様です。
先程、改良後のアルファードの1ヶ月点検済ませてきました。
コストダウンされているパーツもありますが、目につき易いパーツと
体に触れる場所など色々改善されていますので、リセール面以外でも
乗り換える意味はあると感じています。
以前、気長に待つと話しておりましたシエラですが、営業から連絡有り
キャンセルでたようで4月納車で出来ますと…。
車入れ替えの準備が出来ていませんし、MTのパールが人気ないのか
しれませんが突然の連絡でおどろいています。
海外を含め、シエラは原色系の青色や黄色のATが人気の可能性ありそうです。
シエラのフルモデル以降の相場変更有りますでしょうか?
来年の1月以降で納車考えてましたのでどうするか思案中です。
ぬおーお返事が遅くなってしまい申し訳ないです。
仕事漬けでミイラのように干乾びておりました・・・
それでシエラなんですけど、なぜか本業でもブログの有料版絡みでも接点が無く、相場を見る機会がまるでありません。
私自身も納期長過ぎ問題でどうこうする予定も無かったので、ほぼ無知に近い状態であります。
今月上手くいけば更新アンケートの条件をクリア出来るかもしれないので、もしそうなったらぜひご応募下さい。
まだはっきりとやり方を決めているわけではありませんけど、当選されたらガッツリ調べてみたいと思います!