前回記事にした、2020年にマイナーチェンジorフルモデルチェンジが予定されている車種一覧の後半戦。
今回は2020年夏~冬にかけて予定されている車種と、2020年に間に合うかという車種約30種をまとめていこうと思います。
こちらも興味の沸く新型車が出るかの確認用と合わせて、現在所有されている方が知らずに損をしないよう、ご自身の所有されている車がリストにあるかをチェックしてみて下さい。
モデルチェンジによる予測損失も載せておきますので、割り切って乗るか、乗り換えを勧めるべきかの参考にして貰えればと思います。
ではいってみましょう後半戦です!
※先代モデルの存在しない完全新型は、現行車種の価値に影響を及ぼさないので省いております。
▷(前半戦)2020年夏までにモデルチェンジ予定の車種一覧はコチラ
2020年夏~秋くらいにモデルチェンジ予定の車
N-ONE(ホンダ)フルモデルチェンジ
2020年夏~秋くらい。
販売開始から既に7年経過なので、2020年あたりはかなりフルモデルチェンジが濃厚でしょう。
予想下落幅は10~15万ほど。
丁度良いタイミングと思えるなら良いんですけど、無理に気にするまでは無いというようなレベルですね。
型落ちしても軽自動車は万年需要がありますから、気楽に構えて貰っても問題有りません。
ただ過走行気味、状態が悪いという方は少し注意しておきましょう。
需要はあっても型が落ちれば選別は激しく、かなり安くないといらない(足車目的)という層が増えます。
N-BOXスラッシュ(ホンダ)マイナーチェンジ
2020年夏~秋くらい。
こちらもN-BOXと近いタイミングでマイナーチェンジが入るでしょう。
予想下落幅は10万弱。
N-BOX(カスタム)よりは中古需要も落ちるので、その分下落幅はやや大きくなると思います。
ただそれでも5~10万の間程度でしょうからね。
良い機会だと思える方はマイナチェンジ後よりも少しお得と思って下さい。
ランドクルーザープラド(トヨタ)フルモデルチェンジ
2020年夏~秋くらい。
傾向でいえばランクルの後にプラドがフルモデルチェンジという流れですが、今回は同タイミングぐらいになりそうという噂もある。
既に2回のマイナーチェンジを通過しているため、いつフルモデルが来てもおかしくない車です。
予想下落額は70~80万。
ランクル200と違って100万コースはさすがにないでしょうけど、国内需要が強烈なのでフルモデルチェンジの影響は特大レベル。
軽く50万を超える価値減少が発生することは覚悟しておきましょう。
プラドの150型であれば古くても(10年落ちくらいでも)影響は相当大きいはずです。
ランドクルーザー300(トヨタ)フルモデルチェンジ
2020年夏~秋くらい。
2020年の最も目玉になるフルモデルチェンジ車種ですね。
13年振りのフルモデルチェンジということもあって話題性は抜群で、既に待っている方も多いと思います。
輸出動向なんかも気になるところですね。
ただ注目を浴びれば日陰に入ってしまうものも存在するわけで、その影響は今の現行200に直撃します。
予想下落額は100万以上。
特に5年経過くらいまでは、ランクル100から200への移行時を考えても100万なんかでは済まないでしょうから、よほどの覚悟が無い限りは真剣に乗り換えを検討してみましょう。
それこそ手放して1年後に同じような200を買ったら売る時より安かったなんてことも起こり得ます。
200から300への納車入れ替えNG車種です(やってもいいけど大損確定)
エクストレイル(日産)フルモデルチェンジ
予定では2020年秋くらい。
現在現行モデルに乗っている人は結構なダメージが予想される。
予想下落額は30~40万ほど。
7年落ち位までで既に飽きかけているならこれを機会に乗り換え検討するのも有り。
国内需要先行なので、3~4ヵ月前くらいに動けば問題無いと思います(早いほどより安心だけど)
2020年秋~冬くらいにモデルチェンジ予定の車
ヴェゼル(ホンダ)フルモデルチェンジ
2020年秋~冬くらい。
出れると輸出が色々荒れそうだけど、それはそれで面白いので楽しみな1台。
予想下落額は30万くらい。
現在ヴェゼルを所有されている方は全て対象になってくるので、特に過走行ペースで走っている方はしっかり検討された方が良いと思います。
レガシィアウトバック(スバル)フルモデルチェンジ
2020年秋~冬くらい。
こちらも国内需要が高く残価率(リセール)が良いため、新型となればダメージは大きそう。
輸出もスライドする可能性があるので過走行車は要注意。
また前型モデルも末期の平成24年前後より新しければそれなりのダメージは負いますので、丁度良いタイミングと思えるなら早めに現金化してしまうのも有効です。
オデッセイ/オデッセイハイブリッド(ホンダ)フルモデルチェンジ
2020年末予定。
後発で出たハイブリッドの方はやや怪しいが、もしかしたら同時だろうか?
予想下落額は40万前後。
残価率(リセール)が結構良いのと価格帯が高めなので、フルモデルとなれば結構なダメージは予想されます。
2013年11月の現行モデルはもちろん、2008~2013年の前型も10万オーバーのダメージは年度落ちとは別に受けるでしょうから、既に飽きている人は高く売れるチャンスと思って下さい。
さらに古い2代前の型までいけば、さすがにもう気にしなくて大丈夫です。
ZSX(ホンダ)ニューモデル
2020年末予定。
S2000の後継車と言われている車。
ただそもそもオープンカーでも無さそうなので、S2000への影響はまったく無いんじゃないかなと思われる。
私なら気にしないし、ZSXが近代的な見た目になれば勝手に差別化されるはずです。
MIRAI(トヨタ)フルモデルチェンジ
2020年末予定。
さっぱり分からん。
データも無い、乗っている人もほとんどいない。
価格が高いからダメージも大きいんじゃないの?とは思うも、残価率がそもそも分からないのでなんとも言えない。
ただ一つ言えるのはまだ手を出すのは早いんだと思う(金銭面だけ見れば)
2020年中にモデルチェンジがあるかも?という車
フーガ(日産)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。・・・という車種ですね。
Y52と呼ばれる新型は情報が2019予定だったり2022年だったりとかなりマチマチで、いつ発生するかはまだなんとも分かりません。
現行のY51型販売開始が2009年11月、マイナーチェンジが2015年2月なので、周期的にはそろそろ怪しいといったところになります。
予想下落額は50~60万前後。
新車価格がそれなりに高く、また需要はセダン形状だけあって偏っていますので舐めて掛からない方が良いです。
IS(レクサス)マイナーチェンジ
2020年中にあるかも。
価格帯も国産の中では高額な部類に入るブランドメーカーなのでダメージもまず大きい。
呑気に構えて問題無いのは9年落ち以降くらいか。
予想下落額は50~60万前後。
輸入車よりはマシというくらいで、国産の中ではかなりダメージが大きい部類ですから特に高年式所有の方は注意して下さい。
CR-V(ホンダ)マイナーチェンジ
2020年中にあるかも。
復活したCR-V初のマイナーチェンジ。
一応情報は出ているが、2018年11月から復活しているため周期的にはかなり早いというか早過ぎる。
売行きが芳しくないとこんなパターンもあるとは言え、個人的には2021年に食い込むと予想しています。
予想下落額は20万程度。
あくまでマイナーチェンジなので、極端に外観デザインが(かっこ良く)変わらない限りはそこまでの大ダメージにはなりません。
もうすでに飽きているならという方はアンテナ貼っておきましょう。
フェアレディZ(日産)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。
マイナーチェンジは入っているものの、既に現行モデルから11年経過しているのでさすがにそろそろフルモデルが入るだろうという車。
予想下落幅は40万くらいで、やや通常の大衆車と比べると予測が難しい。
カッコ良ければいいんだがー・・・
カッコ悪いと旧型の方が人気が出ちゃうパターンも稀にあるので、販売日と合わせて新型デザインをしっかり意識していきましょう。
現在出回っている画像を見る限りは、そこまでカッコよくない気が個人的にはしています・・・(まだ分からんがね!)
後継キューブ(日産)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。
既に生産中止が決定しているキューブ。
このまま終了かと思いきや、エスティマ同様来年復活の話も出ているようです。
復活した場合は過去にあったキューブキュービックと同じ、3列シートの7人乗りパワスラ仕様が現在濃厚。
トヨタのシエンタやホンダのフリードと競合する可能性が出てくる車種になります(車名が引継ぎかはまだよく分かりません)
出てもキューブキュービックは2008年に既に終了しているためノーダメージですし、キューブの方も全然車が違ってくるのであまり気にしなくて良いでしょう。
5人乗り設定が出てくればちょっと影響あるかもね程度。
スズキ カプチーノ ニューモデル(復刻)
2020年中にあるかも。
ダイハツコペンやホンダのS660のライバル車として今後登場する予定(らしい)
カプチーノの後継?復刻?のような存在になるっぽいが、デザインは昔のカプチーノとはまったく違うため気にする必要まったく無し。
逆にカプチーノの名前が引き継がれれば、知名度が上がって旧型の価格上昇する可能もワンチャン在り得る。
CT(レクサス)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。
2011年がデニューになるので既に10年。
いつフルモデルチェンジが入ってもおかしくない車種ですね。
マイナーチェンジでも相当な価格差が生まれていたので、フルモデルチェンジともなればさらに価格差が生まれることは必至。
予想下落額は60~70万くらいまでいってしまう可能性も出てきます。
ブランドメーカーに乗っている宿命です。
現在所有されている方は相当注意しておきましょう。
HS(レクサス)フルモデルチェンジ(復刻)
2020年中にあるかも。
既に2018年に生産が終了しているレクサスHS。
こちらも2020年に復活の話が出ております(特定グレード限定か??)
登場すれば終了している前モデルがダメージを受けるという構図になるので、新車価格が安くはなかった分ダメージも大きめ。
予想下落額は50万くらいは発生する可能性がありますから、所有されているはアンテナ貼っておいて損はないと思います。
ってこの車所有されている方は年配層が多いので、そういうの気にされないと思いますが。
LS(レクサス)マイナーチェンジ
2020年中にあるかも。
モデルチェンジで極大ダメージを負う国産車の筆頭ですね。
予想下落額は100万以上。
フルモデルチェンジで数百万の価格差が生まれる車ですから、マイナーチェンジでも並みの国産車より遥かに大きなダメージを負うことになります。
お金持ちの象徴のような車ですから、それだけ皆さん新型意識が高いということでしょう。
10年以上経過した車両でも影響は多少出るでしょうから、古くても油断しないようにして下さい。
エスクード(スズキ)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。
当初は2019年9月予定だったが続報の情報が出てこず。
現在どうなっているか行方不明の車です(笑)
あまり注目されていないとはいえ、輸出に強い車ですので条件がそのままスライドする可能性はあります。
古いと輸出から外れるという事態も想定しておいた方が良いので、過走行の方は一応注意された方が宜しいかと思います。
予想下落額は30万くらい。
レガシィB4(スバル)フルモデルチェンジ
2020年中にあるかも。
アウトバックがフルモデルチェンジなら連動してB4も発生するのはまず間違いないと思います。
2014年10月販売開始で2017年10月にマイナーチェンジ。
3年周期ということも考えればかなり怪しいでしょう。
アウトバック同様それなりの新車価格なので、最低30万は覚悟しておいた方が良いと思います。
情報は出てるけど2020年には間に合わなそうな車
ランドクルーザー70(トヨタ)の再復活
そもそも本当に出るのかが謎。
希望や願望が混ざった噂の段階だと思います。
が、出たら過去に販売された復刻版ランクル70の立場無し。
古い方はノーダメージですけど、2014年の復刻版所有の方は一応警戒しておいた方が良いと思います。
アルトワークス(スズキ)フルモデルチェンジ
こちらはマイナーなのかフルモデルかすらよく分かっていません。
2015年に復活して以降マイナーチェンジはしていないものの、既に生産から6年となるといきなりフルモデルチェンジの可能性もある車です。
ただこの手のスポーツ仕様軽自動車は型が落ちても需要は強いですからね。
新車価格100万円台ですしそこまで強く意識する必要は無いと思います。
マイナーチェンジならスルーでも問題無し。
フルモデルチェンジなら飽きている人は動けば10~15万くらい高く売り抜けられるかもね程度と思って下さい。
アルファード(トヨタ)マイナーチェンジ
まだまだほんとかよという段階の情報。
発生元は車雑誌のベストカー。
予定では2020年5月ということになっている。
モデルチェンジ周期に違和感があるので無いだろうは思いつつ、トヨタチェンネル統合でまさか?という可能性も否定出来ず謎が深まる。
記事作成段階ではディーラー側に情報は下りてきてないので詳細は不明。
発生すれば色々と荒れる。大いに荒れる。
CX-3(マツダ)フルモデルチェンジ
2018年5月のマイナチェンジを考えると周期的には早く、情報は多少出ているもまず間に合わなそう。
2021年になると思われる。
出れば人気も高く残価率(リセール)もそれなりに優秀なため、30万コースにはなるだろうけど・・・
所有されている方はまだまだのんびりされていて良いと思います。
RX-9(マツダ)ニューモデル
RXー7、RX-8の後継という位置付け。
2020年に出るかもという話だけど時間はかかりそうな気がする。
そして出たとしても既に上記2車種は生産終了から相応の月日も経過しるしノーダメージ。
逆にRX-7は、価格上昇なんてこともあるかもしれない。
GT-R(日産)フルモデルチェンジ
たぶん2020年には間に合わず2021年以降にズレるか。
まずはファイナルの特別仕様が出てから様子を見るべき車。
ただ怖いのは5年落ち以内くらいの高年式車。
新車価格が高いこともあって残っている価値も高いですから、新型が出ると急落の可能性も十分あります。
あとは下落速度がかなり遅くなっている初期型の底値にも影響を与える可能性も。
LFA(レクサス)復刻
噂程度。
復活すればプレミア化している現LFAの価値は暴落する可能性もあるが、そもそも3000万4000万の車を乗っている人(買える人)がほぼいない。
短期の台数限定販売ならお金持ちの投資目的としてはかなり有り。
こんなん町の車屋に聞いても分かるわけねーよ!ってことでファイナルアンサー!
まとめ
調べれば次から次へと出てくる新型情報を分かる範囲でまとめましたので、もしかしたら漏れや間違いがあるかもしれません。
が、そもそも新型情報なんてズレることも当たり前なのでそこら辺は許して下さい。
重要なのは現在所有している車が近々モデルチェンジするかどうかというこの部分!
普段調べるのがめんどくさいという人も、とりあえずこのリストに載っていれば「そろそろ警戒しておくか」と分かると思います。
飽きて売ろうと思ったらいつのまにか型落ちしてた。
車検が切れるタイミングまで乗ったら3ヵ月前にフルモデルチェンジしてた。
新型入れ替えで納車待ってたら価値が凄い下がっていた。
こんな勿体無いパターンを回避するための情報収集です。
お財布の中に20万30万あるのと無いのとじゃだいぶ違うと思いますので、まだ時間に余裕のある後半組とはいえ、ちょこちょこと情報収集はしてみて下さいね。
ちなみに薄々気付いた方もいるかもしれませんけど参考として・・・
フルモデルチェンジは新車価格の大体10%くらい。
マイナーチェンジは新車価格の大体5%くらい。
私が新車価格を意識せず、車名を見た経験上の肌感覚で損失予想額を割り出しても大体この数値によった予想になります。
もちろん厳密には車種の人気や現状の残価率(リセール)、買い支えているユーザーの年齢層や国内外の需要なんかも絡むので多少の上下変動や例外もありますけど、もし今回リストに出てこなかったとしてもこの数値を覚えておいて損はないと思いますから、モデルチェンジが来たらこのくらいのダメージを負うかも!という一つの目安にしてみて下さい。
というわけで!
SNSで共有して頂けると管理人の励みになります!宜しくお願いします!
【カーセンサー】
売却を検討している方はこちらから。
高額売却に結び付きやすい地場企業や、車によっては県外の専門業者からも問い合わせが入ります。
極力聞いたことのある会社だけでなく、聞いたことの無い会社を選んで下さいね。
【ズバット車買取比較.com】
こちらも地場企業の参加率が高い一括査定サイトです。
オークション転売が主体の会社では無く、自店に在庫として並べる会社を見つけられるかがポイント。
小規模店、地場企業の方が営業力が無い&自社販売率が高いので、話がスムーズなことが多いですよ。
【かんたん車査定ガイド】
最大10社の査定が取れる一括査定です。
ただし最高額が分かるわけではありませんので、あくまで査定確保ツールとお考え下さい。
査定数が増えれば高額売却になりやすい在庫採用などのチャンスは広がります。
コメント失礼します。
次期エクストレイルは海外先行で、日本には海外の1年後に導入…と時間差が仮にあった場合、リセール面はどう捉えればよいでしょうか?
特に何も気にしなくて良いと思いますよ。
日本の需要と海外の需要ってまた違いますからね。
海外で先行して販売されるなら、外観とか性能面の情報が事前に得られるのでラッキーっていうくらいです。
気にした方がいいのは高い水準で運ばれる輸出車くらいなもんなので、国内需要先行型の車種は先代モデルがどの程度の中古需要(リセール)があったのか。
そちらをしっかり把握しつつ、見た目の受けは良さそうなのかとか、ライバル車と比較してどうかなーと色々妄想すると良いですね(笑)